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276話、正義の執行
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「よしよし、暇を抑え切れなくなったようだな。体をしっかり休めた証拠だ」
各々の顔を見渡していたベルラザさんが、腕を組んで満足気に雄々しく頷いた。そうか。ただ景色を見る為だけに、誘われたとばかり思っていたけれども。
何もしないで景色を眺めているのは、心身共に最高の休養になる。実際、意識してみると、色々抱え込んでいた不安をすっかり忘れていて、心が軽くなっているのを感じる。
きっとベルラザさんは、体だけではなく、私達の心を休ませる目的を持って、アルビスと共に誘ってくれたのかもしれないな。
「ここまで何もしなかったのは、実に数百年振りぐらいだ。懐かしい時間だったな、レナ」
「そうだね。私も、ユニコーンに戻ってればよかったかも」
「ならいつか、私達だけで黄昏てみれないか?」
「あっ、いいね! そうしよう!」
悠久の記憶に思いを馳せたウィザレナとレナが、凛と微笑みながら約束を交わした。二人にとって、懐かしさを覚える時間か。
そういえば、ウィザレナ達が沼地帯に引っ越してきてからというものの。ほぼ毎日、朝から私の家に来ては、寝る手前まで一緒に居たっけ。
たまには、一昼夜掛けて二人だけで過ごす時間を作るのも、いいかもしれないな。もし、その時間が来たら、美味しい弁当や飲み水を用意してあげよう。
「いいねえ。お前らは、是非そうした方がいい。けど、その前にだ!」
ウィザレナ達の約束を肯定したベルラザさんが、闇夜を切り裂く声量で話題を変えた。
「体と心を十分休ませた。すっかり脱力して、心地良いだろう。だが、その状態を維持し続けると、心地良さが毒に変わり、体と心を徐々に蝕んで堕落しちまう。それじゃあ元も子も無え」
「じゃあ、どうすればいいんですか?」
何気なく私が質問してみると、こちらに目線を合わせたベルラザさんの口角が、二ッと上がった。
「決まってんだろ? 美味いもんを腹いっぱいになるまで食って、体と心に活力を与えてやるんだ!」
「ふむ、悪くないな」
ベルラザさん同様、いつの間にか人間の執事姿に変身していたアルビスが、やや食い気味に同調した。
「だろ? けど、ただ食うだけじゃねえ。全員で『タート』に行って、皆で美味いもんを食うんだ!」
「え? 皆って、私達もですか?」
予想だにしていなかった展開に、自分達も含まれているのかと危惧したウィザレナが、慌てて加わる。
「そうだ! この時間を共有した奴らと全員で一緒に食わねえと、意味が無え! 二、三日間ぐらいタートに滞在して、美味いもんを食らい尽くそうぜ!」
「わあっ! ウィザレナさんとレナさんや、ファートさんもタートに来るんですかっ!? なら、私も行きたいです!」
あまりにも珍しい人物の登場に、『タート』へ行くのは年に数回でいいと留めていたサニーが、青い瞳をギンギンに輝かせ、喜びを爆発させながら名乗り出た。
……まさか、火山地帯で言っていたことを、この場に持ち込んでくるとは。当然、ウィザレナとレナは、動揺を隠し切れておらず、酷く困惑した表情を見合わせている。
が、考えも無しに、いきなり提案してきた訳でもないだろう。きっと、事前にアルビスと口裏合わせをしているはず。アルビスがさっき、食い気味に同調したのが、いい証拠だ。
「あっ……、えと、その……。すまん、サニー殿」
あたふたしていたウィザレナが、跳躍してサニーの真後ろに下り、油断していたサニーの両耳を、両手でそっと塞いだ。
突然のことながらも、初めてウィザレナに耳を塞がれて嬉しくなったのか。真剣な面立ちになったサニーが、ウィザレナの両手をぽんぽんと叩き始めた。
今日のサニーは、ずいぶん気合が入っているな。鼻が『ふんふん』と鳴っているし、ウィザレナの手をぽんぽんと叩いている両手も、いつもよりかなり早い。
「申し訳ありませんが、ベルラザ様。私とレナは、アカシック殿とサニー殿以外の人間に、深い恨みを抱いてます。仲間達は、人間共にほぼ全員殺されて、住んでた里は朽ち果てました。私も、人間共に同じ目を遭わせてやりたいと思ってます。無論、タートも例外ではありません」
「タートを滅ぼすのは難しくありません。そして、タートを滅ぼす行為は、私達にとって正しい判断だと認識してます。それでも、私達をタートへ連れて行きたいというのであれば、仕方ありません。その日に、タートはこの世界から消えることになるでしょう」
「タートは、アカシック殿達が愛する国です。ベルラザ様。どうか、ご判断を誤らぬようお願い申し上げます」
タートを滅ぼすとハッキリ宣言した二人の意志が、柔らかかった空気を固く圧縮させ、呼吸をするのを躊躇ってしまうほどの緊張感が、辺りに充満していった。
こういう流れになると、予想はしていた。が、遥か上を行く結果になってしまった。二人が言う通り、タートを滅ぼすのは簡単だろう。
レナが、物理と魔法の攻撃力を底上げする魔法『緋月』を、ウィザレナに使用し。そのウィザレナが、タートに向けて『星雲瀑布』を二回も放てば終わる。
もしくは、魔力の消費量が少ない四連以上の『流星群』、『一番星』を遠距離から放ち続けた方が、効率的に消し飛ぶ。
世界の目から見れば、国を滅ぼす行為は、死刑を免れない大罪になる。しかし、二人にとっては、仲間達の無念を晴らす責務。正義の執行と言っても過言じゃない。
そして二人は、間違いなくその正義を執行する。もし執行したら、人間とエルフの間に、二度と埋まることにない軋轢が生じてしまう。
私だったら、二人を世界の大罪人にさせたくないから、何も言わず素直に引き下がる。が、ベルラザさんとアルビスは、そんな様子なんて毛頭無さそうだ。
ウンディーネ、シルフ、ノーム、プネラは、何か確信を得ているのか。涼しい顔を保ちつつ、四人のやり取りを静観したまま。
フローガンズは、凍てついた鋭い一触即発の殺気に当てられていて、四人の顔をひっきりなしに見返している。
ヴェルイン、カッシェさん、タートへ行くのが勝手に確定したファートも、口一つ動かさず、蚊帳の外に追いやられた状態。
タートは、私とピースが一時期住んでいた縁ある国であり。人間に嫌悪感を抱いていたアルビスも、人間と友好な交流関係を築けた唯一の国になる。
ベルラザさん。あなたの返答次第では、その国が地図上から消えてしまいます。もちろん、そんなことさせはしない。
最悪、私もウィザレナ側に付く。ベルラザさんとアルビスをなんとか説得して、諦めてもらおう。
各々の顔を見渡していたベルラザさんが、腕を組んで満足気に雄々しく頷いた。そうか。ただ景色を見る為だけに、誘われたとばかり思っていたけれども。
何もしないで景色を眺めているのは、心身共に最高の休養になる。実際、意識してみると、色々抱え込んでいた不安をすっかり忘れていて、心が軽くなっているのを感じる。
きっとベルラザさんは、体だけではなく、私達の心を休ませる目的を持って、アルビスと共に誘ってくれたのかもしれないな。
「ここまで何もしなかったのは、実に数百年振りぐらいだ。懐かしい時間だったな、レナ」
「そうだね。私も、ユニコーンに戻ってればよかったかも」
「ならいつか、私達だけで黄昏てみれないか?」
「あっ、いいね! そうしよう!」
悠久の記憶に思いを馳せたウィザレナとレナが、凛と微笑みながら約束を交わした。二人にとって、懐かしさを覚える時間か。
そういえば、ウィザレナ達が沼地帯に引っ越してきてからというものの。ほぼ毎日、朝から私の家に来ては、寝る手前まで一緒に居たっけ。
たまには、一昼夜掛けて二人だけで過ごす時間を作るのも、いいかもしれないな。もし、その時間が来たら、美味しい弁当や飲み水を用意してあげよう。
「いいねえ。お前らは、是非そうした方がいい。けど、その前にだ!」
ウィザレナ達の約束を肯定したベルラザさんが、闇夜を切り裂く声量で話題を変えた。
「体と心を十分休ませた。すっかり脱力して、心地良いだろう。だが、その状態を維持し続けると、心地良さが毒に変わり、体と心を徐々に蝕んで堕落しちまう。それじゃあ元も子も無え」
「じゃあ、どうすればいいんですか?」
何気なく私が質問してみると、こちらに目線を合わせたベルラザさんの口角が、二ッと上がった。
「決まってんだろ? 美味いもんを腹いっぱいになるまで食って、体と心に活力を与えてやるんだ!」
「ふむ、悪くないな」
ベルラザさん同様、いつの間にか人間の執事姿に変身していたアルビスが、やや食い気味に同調した。
「だろ? けど、ただ食うだけじゃねえ。全員で『タート』に行って、皆で美味いもんを食うんだ!」
「え? 皆って、私達もですか?」
予想だにしていなかった展開に、自分達も含まれているのかと危惧したウィザレナが、慌てて加わる。
「そうだ! この時間を共有した奴らと全員で一緒に食わねえと、意味が無え! 二、三日間ぐらいタートに滞在して、美味いもんを食らい尽くそうぜ!」
「わあっ! ウィザレナさんとレナさんや、ファートさんもタートに来るんですかっ!? なら、私も行きたいです!」
あまりにも珍しい人物の登場に、『タート』へ行くのは年に数回でいいと留めていたサニーが、青い瞳をギンギンに輝かせ、喜びを爆発させながら名乗り出た。
……まさか、火山地帯で言っていたことを、この場に持ち込んでくるとは。当然、ウィザレナとレナは、動揺を隠し切れておらず、酷く困惑した表情を見合わせている。
が、考えも無しに、いきなり提案してきた訳でもないだろう。きっと、事前にアルビスと口裏合わせをしているはず。アルビスがさっき、食い気味に同調したのが、いい証拠だ。
「あっ……、えと、その……。すまん、サニー殿」
あたふたしていたウィザレナが、跳躍してサニーの真後ろに下り、油断していたサニーの両耳を、両手でそっと塞いだ。
突然のことながらも、初めてウィザレナに耳を塞がれて嬉しくなったのか。真剣な面立ちになったサニーが、ウィザレナの両手をぽんぽんと叩き始めた。
今日のサニーは、ずいぶん気合が入っているな。鼻が『ふんふん』と鳴っているし、ウィザレナの手をぽんぽんと叩いている両手も、いつもよりかなり早い。
「申し訳ありませんが、ベルラザ様。私とレナは、アカシック殿とサニー殿以外の人間に、深い恨みを抱いてます。仲間達は、人間共にほぼ全員殺されて、住んでた里は朽ち果てました。私も、人間共に同じ目を遭わせてやりたいと思ってます。無論、タートも例外ではありません」
「タートを滅ぼすのは難しくありません。そして、タートを滅ぼす行為は、私達にとって正しい判断だと認識してます。それでも、私達をタートへ連れて行きたいというのであれば、仕方ありません。その日に、タートはこの世界から消えることになるでしょう」
「タートは、アカシック殿達が愛する国です。ベルラザ様。どうか、ご判断を誤らぬようお願い申し上げます」
タートを滅ぼすとハッキリ宣言した二人の意志が、柔らかかった空気を固く圧縮させ、呼吸をするのを躊躇ってしまうほどの緊張感が、辺りに充満していった。
こういう流れになると、予想はしていた。が、遥か上を行く結果になってしまった。二人が言う通り、タートを滅ぼすのは簡単だろう。
レナが、物理と魔法の攻撃力を底上げする魔法『緋月』を、ウィザレナに使用し。そのウィザレナが、タートに向けて『星雲瀑布』を二回も放てば終わる。
もしくは、魔力の消費量が少ない四連以上の『流星群』、『一番星』を遠距離から放ち続けた方が、効率的に消し飛ぶ。
世界の目から見れば、国を滅ぼす行為は、死刑を免れない大罪になる。しかし、二人にとっては、仲間達の無念を晴らす責務。正義の執行と言っても過言じゃない。
そして二人は、間違いなくその正義を執行する。もし執行したら、人間とエルフの間に、二度と埋まることにない軋轢が生じてしまう。
私だったら、二人を世界の大罪人にさせたくないから、何も言わず素直に引き下がる。が、ベルラザさんとアルビスは、そんな様子なんて毛頭無さそうだ。
ウンディーネ、シルフ、ノーム、プネラは、何か確信を得ているのか。涼しい顔を保ちつつ、四人のやり取りを静観したまま。
フローガンズは、凍てついた鋭い一触即発の殺気に当てられていて、四人の顔をひっきりなしに見返している。
ヴェルイン、カッシェさん、タートへ行くのが勝手に確定したファートも、口一つ動かさず、蚊帳の外に追いやられた状態。
タートは、私とピースが一時期住んでいた縁ある国であり。人間に嫌悪感を抱いていたアルビスも、人間と友好な交流関係を築けた唯一の国になる。
ベルラザさん。あなたの返答次第では、その国が地図上から消えてしまいます。もちろん、そんなことさせはしない。
最悪、私もウィザレナ側に付く。ベルラザさんとアルビスをなんとか説得して、諦めてもらおう。
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