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1話 異世界の草原に飛ばされた!
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目を開けると、そこは草原だった。
どうやら私は無事に異世界転生ができたようだ。見覚えのある他校生くんは近くにいなかった。まぁ、どこかで会えるかな?
早速ステータス画面を呼び出す。
======
【ステータス】
名前:メルツ
種族:人間種/女
年齢:17
レベル:8
称号:ワールドクロス
特殊スキル:未取得
============
年齢は17歳。そして、レベルは8。
世界を渡りし者というのはそのままの意味だろうか? それともただの称号的なものだろうか? 称号欄をタッチして説明文を見る。
======
【ワールドクロス】世界を渡った者に贈られる称号。
この世界の言語が分かるようになる。
【ステータス1】STR、VIT、DEX、INTが2倍になる。
======
【ステータス2】
HP、MP、STR、VIT、INTが2倍になる。
======
【ステータス3】はこの世界の言語を理解できるようになるということらしい。
そしてこの【ステータス3】というスキルは私だけが持っているものみたいだ。他の人達は普通に日本語で喋っているように聞こえるのだ。
私が今いる場所は小高い丘の上にある草原だ。周りを見渡してみたが町らしきものも見えないので、まず人を探すことにした。誰かに会ったら色々聞いてみよう。
丘の傾斜面をゆっくり下って行くと、すぐに馬車を見つけた。荷馬車の横で一人の男性が作業をしているようだった。
「すみません! お尋ねしたいのですが!」
声をかけるとその男性は驚いたようにこちらを振り返った。そして私をじっと見るなり驚いたような表情になった。
「エルフ族……? いや、人族か……?」
え!? この人には髪の色と目の色しか見えてないの!? 確かに私は今金髪碧眼の姿だけど……。
このままだとエルフ族に間違われyたすいのかな。これはやり辛いな……でもまあ仕方ないからこのまま話そう。もしかしたらこの世界では髪の色か目の色どちらかが珍しい色なのかもしれないからね。
「そうです、私は人族ですよ」
「……そうか。こんな何もないところでどうした?」
「実は迷子になってしまいまして……」
本当はここがどこだか分からないんだけど……。ここはとりあえず誤魔化しておくことにする。
「ふむ、それは大変だったな。どこから来たんだい? もし良ければ送っていってあげるよ」
親切にそんなことを言われたが、実際私はこの世界を知らないのでどこがどこだか全く分からない。さてどうしたものか……。適当にはぐらかすしかないけど……。いちかばちか話してみることにした。
「あのー、信じてもらえないかもしれませんが、こことは別の世界で生きていた記憶があるのです」
いきなりこんなことを言っても笑われるだけだと思っていたのだが、男性は不思議そうな顔をして何か考えているようだった。まさか信じてくれたわけじゃないよね?
「それはもしや前世の記憶ということかい?」
信じられないような話だと思ったけど意外とあっさりと受け入れられた。
前世の知識とかはそんなに一般的なことなのだろうか? そういえばさっき、私の姿見て驚いていたけど、他にもそういう人がいるってことかな?もしくは、あの他校生くんが先に来てたとかね。
うーん、聞いてみるにしてもまずは自分の状況確認が必要だね。今は他に人がいないみたいだし、ちょうどいい機会だからいろいろ聞き出してみよう。
それからしばらく男性と話した結果わかったことはこんな感じだった。
名前はラウルさんと言うらしい。彼もよく分かっていないようだが、どうもこの場所は地図上だとエマ王国という国に属する場所らしい。しかしラウルさんに地理に関する知識はなく、どの辺りの国かまでは分からなかったようだ。
職業についてはあまり教えてくれなかったが、冒険者で商人もしているということは教えてもらった。大体予想通りだったけど、一応確認しておきたかったのだ。ちなみに私も同じく冒険者ということになっているようだ。なので私もお金を持っているはずなのだが、特に所持品もなく、財布もなかった。しかし、見返りを求められるようなこともなく、どうやら本当にラウルさんは私を助けてくれただけのようだ。
それと、先程彼が言っていた『別の世界の記憶』だが、この世界に生きる者は皆持っているわけではないらしい。少なくとも今までに会ったことはないということだ。つまり、ここでは私のことはかなり珍しい存在ということになる。 ラウルさんは、他校生くんとは会っていないということになるね。
次に、近くの栄えている国についても少し聞いてみた。この国の名前はセジュール王国といって、とても小さな国のようだ。人口は約3000人ほどとのことだ。
その話を聞きながら、セジュール王国へ途中まで道の案内をして連れて行ってもらった。
この世界の文明度や政治形態などはまだよく分からないが、ファンタジーの世界であれば基本的に中世ヨーロッパの建物と同じ外観と考えていいだろう。文化的にはおおよそ同じ感じに見えるけれど、ところどころ違うところがあったりするかもしれない。
また、魔法に関しては生活に使う程度のものはほとんどの者が使えるようだ。さすがに攻撃するような魔法を使える人はごく少数ではあるが、魔法使いもいるようではある。
これ以外には気になることはなかった。後で買い物に行くついでに冒険者ギルドに行ってみないとね。そこで情報収集だ。
その後も、荷馬車に乗せてもらい、近くの街に連れていってもらった。そこは思っていた以上に大きな街で城壁のようなものまで備えられていた。入口では入市税が必要らしかったが、ラウルさんの顔パス(荷馬車の荷物を運ぶ目的があるため)で通れた。
中に入ってみると、そこは大通りを中心に色々なお店が立ち並ぶ繁華街のようだった。その通りを歩いて行きギルドの場所を教えてもらって向かった。結構奥の方にあって思ったよりも歩くことになった。通りかかる人達にジロジロ見られてなんか落ち着かなかったよ……。
あ、もちろん服屋で着替えましたとも! 武器は今のところ要らないかなと思って追加で買ってはいない。
街の造りは少し古めだったが綺麗で清潔感があり治安も良さそうだった。門番らしき人もいるしかなりしっかりした作りをしている街なのだと思う。これなら安心して暮らせそうだと思った。
暮らしていくために必要な情報や、衣食住、お金など様々な問題を抱えている。
1つずつその問題を解決するために、まずはギルドに向かうことにした。
どうやら私は無事に異世界転生ができたようだ。見覚えのある他校生くんは近くにいなかった。まぁ、どこかで会えるかな?
早速ステータス画面を呼び出す。
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【ステータス】
名前:メルツ
種族:人間種/女
年齢:17
レベル:8
称号:ワールドクロス
特殊スキル:未取得
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年齢は17歳。そして、レベルは8。
世界を渡りし者というのはそのままの意味だろうか? それともただの称号的なものだろうか? 称号欄をタッチして説明文を見る。
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【ワールドクロス】世界を渡った者に贈られる称号。
この世界の言語が分かるようになる。
【ステータス1】STR、VIT、DEX、INTが2倍になる。
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【ステータス2】
HP、MP、STR、VIT、INTが2倍になる。
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【ステータス3】はこの世界の言語を理解できるようになるということらしい。
そしてこの【ステータス3】というスキルは私だけが持っているものみたいだ。他の人達は普通に日本語で喋っているように聞こえるのだ。
私が今いる場所は小高い丘の上にある草原だ。周りを見渡してみたが町らしきものも見えないので、まず人を探すことにした。誰かに会ったら色々聞いてみよう。
丘の傾斜面をゆっくり下って行くと、すぐに馬車を見つけた。荷馬車の横で一人の男性が作業をしているようだった。
「すみません! お尋ねしたいのですが!」
声をかけるとその男性は驚いたようにこちらを振り返った。そして私をじっと見るなり驚いたような表情になった。
「エルフ族……? いや、人族か……?」
え!? この人には髪の色と目の色しか見えてないの!? 確かに私は今金髪碧眼の姿だけど……。
このままだとエルフ族に間違われyたすいのかな。これはやり辛いな……でもまあ仕方ないからこのまま話そう。もしかしたらこの世界では髪の色か目の色どちらかが珍しい色なのかもしれないからね。
「そうです、私は人族ですよ」
「……そうか。こんな何もないところでどうした?」
「実は迷子になってしまいまして……」
本当はここがどこだか分からないんだけど……。ここはとりあえず誤魔化しておくことにする。
「ふむ、それは大変だったな。どこから来たんだい? もし良ければ送っていってあげるよ」
親切にそんなことを言われたが、実際私はこの世界を知らないのでどこがどこだか全く分からない。さてどうしたものか……。適当にはぐらかすしかないけど……。いちかばちか話してみることにした。
「あのー、信じてもらえないかもしれませんが、こことは別の世界で生きていた記憶があるのです」
いきなりこんなことを言っても笑われるだけだと思っていたのだが、男性は不思議そうな顔をして何か考えているようだった。まさか信じてくれたわけじゃないよね?
「それはもしや前世の記憶ということかい?」
信じられないような話だと思ったけど意外とあっさりと受け入れられた。
前世の知識とかはそんなに一般的なことなのだろうか? そういえばさっき、私の姿見て驚いていたけど、他にもそういう人がいるってことかな?もしくは、あの他校生くんが先に来てたとかね。
うーん、聞いてみるにしてもまずは自分の状況確認が必要だね。今は他に人がいないみたいだし、ちょうどいい機会だからいろいろ聞き出してみよう。
それからしばらく男性と話した結果わかったことはこんな感じだった。
名前はラウルさんと言うらしい。彼もよく分かっていないようだが、どうもこの場所は地図上だとエマ王国という国に属する場所らしい。しかしラウルさんに地理に関する知識はなく、どの辺りの国かまでは分からなかったようだ。
職業についてはあまり教えてくれなかったが、冒険者で商人もしているということは教えてもらった。大体予想通りだったけど、一応確認しておきたかったのだ。ちなみに私も同じく冒険者ということになっているようだ。なので私もお金を持っているはずなのだが、特に所持品もなく、財布もなかった。しかし、見返りを求められるようなこともなく、どうやら本当にラウルさんは私を助けてくれただけのようだ。
それと、先程彼が言っていた『別の世界の記憶』だが、この世界に生きる者は皆持っているわけではないらしい。少なくとも今までに会ったことはないということだ。つまり、ここでは私のことはかなり珍しい存在ということになる。 ラウルさんは、他校生くんとは会っていないということになるね。
次に、近くの栄えている国についても少し聞いてみた。この国の名前はセジュール王国といって、とても小さな国のようだ。人口は約3000人ほどとのことだ。
その話を聞きながら、セジュール王国へ途中まで道の案内をして連れて行ってもらった。
この世界の文明度や政治形態などはまだよく分からないが、ファンタジーの世界であれば基本的に中世ヨーロッパの建物と同じ外観と考えていいだろう。文化的にはおおよそ同じ感じに見えるけれど、ところどころ違うところがあったりするかもしれない。
また、魔法に関しては生活に使う程度のものはほとんどの者が使えるようだ。さすがに攻撃するような魔法を使える人はごく少数ではあるが、魔法使いもいるようではある。
これ以外には気になることはなかった。後で買い物に行くついでに冒険者ギルドに行ってみないとね。そこで情報収集だ。
その後も、荷馬車に乗せてもらい、近くの街に連れていってもらった。そこは思っていた以上に大きな街で城壁のようなものまで備えられていた。入口では入市税が必要らしかったが、ラウルさんの顔パス(荷馬車の荷物を運ぶ目的があるため)で通れた。
中に入ってみると、そこは大通りを中心に色々なお店が立ち並ぶ繁華街のようだった。その通りを歩いて行きギルドの場所を教えてもらって向かった。結構奥の方にあって思ったよりも歩くことになった。通りかかる人達にジロジロ見られてなんか落ち着かなかったよ……。
あ、もちろん服屋で着替えましたとも! 武器は今のところ要らないかなと思って追加で買ってはいない。
街の造りは少し古めだったが綺麗で清潔感があり治安も良さそうだった。門番らしき人もいるしかなりしっかりした作りをしている街なのだと思う。これなら安心して暮らせそうだと思った。
暮らしていくために必要な情報や、衣食住、お金など様々な問題を抱えている。
1つずつその問題を解決するために、まずはギルドに向かうことにした。
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