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本編

エピローグ話「他人丼2」

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 元カノ「さーて。ここから大サービス♫私が主演の小説日記が始まるわよ!」

 カウント取るわよ?


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 20〇〇年02月10日

 私は元カノ。
 私とボクは丼物屋さんに向かった。

「いらっしゃいませ」
 活気のいいカノジョが店主を勤める。
「私もーお腹ぺこぺこ」
「ボクは他人丼でお願いするよ。元カノは?」
「私も他人丼で」
「ありがとうございます。種類は何色しますか?赤色か青色ありますが」
 私たちは首を傾げていたがお皿の色だと思い、私は赤色でボクは青色を頼んだ。
 すると店主は口元がニヤリと笑ったような気がした。

「お待たせしました。他人丼です」
 店主が出された他人丼はアレだった。
「た、食べようか」
「う、うん」
 私たちは店主の無言圧力で食べさせられた。
 私は赤色の他人丼だったから、余計に口からアレが吹いた。
 私は横目で見ると平然とするボクだが気づいているだろうか?たまに爆弾が潜んでいることに……。

 私の予感が的中したのかボクはアレを引いてしまった。
 ボクは慌てて水を求めるがうっかり私が全て飲み干してしまった。
 店主はしてやったりで水を出さないようにしてる。
 ボクはいつまでも水を求めていた。

 他人丼2  おわり

 元カノ「ふふふ。どうかしら?ここから私の秘密解説が始まるわよ♫」

 準備はいいかしら?
 
 







 解説オチ
 丼物店主カノジョが提供したのは唐辛子なの。私が食べたのは赤唐辛子入りの他人丼でボクが食べたのは青唐辛子の他人丼ね。青唐辛子といえばたまに爆弾が混ざってるからボクは引いてしまったということ以上!!

 じゃあもう一度あなたに
 


 ボクの小説日記2  完

※まだまだ続くよ。


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