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本編
41話「蟲眼鏡」
しおりを挟む20〇〇年05月31日
ボクが幼い頃、賢者様から蟲眼鏡を貰った。
その蟲メガネはかざすと通常は視えることはできない蟲が視える眼鏡だった。
ボクは興味を持ち蟲眼鏡をかざしていろんな場所に観察した。あたりはうじゃうじゃと動き回っていた。
ボクはこの蟲眼鏡をかざす時に食事にもかざすと蟲がいた。
ボクの大好きな米も食べれなくなった。
ボクは気持ち悪くなった。
いつのまにか蟲眼鏡をかざして観察するの辞めてしまった。
しばらくするとボクのところに賢者様のところにやってきた。
「ボクよ。どうして蟲眼鏡の観察するのやめたのかい?」
と、賢者様が言ったのでボクは正直に言った。
「だってうじゃうじゃして気味が悪くて気持ち悪い!もう蟲見たくないよ!」
と、賢者様は何度もボクの話を頷いて聞いた。
すると、賢者様はこう言った。
「じゃあ、話を変えよう。ボクの好きな虫はなんじゃ?」
「えーと。カブトムシかな?かっこよくて強そうだし」
「そうじゃな。カブトムシは観てる者を強そうに飛び回っているな。ではイモ虫はどうじゃ?」
「えーー?それもきもいし。やだな」
「でも、カブトムシも昔は醜い芋虫じゃよ。しかしその芋虫もやがてすくすく大きくなりやがて今のような強いカブトムシに変身するんじゃよ」
「………」
「わしらから見れば蟲は醜いかもしれん。しかしわしらも醜い心や妬み心もあるひとは言えるのじゃろうか?この蟲達も本来わしらよりも澄んだ心を持ってるかもしれんな」
ボクは賢者様の言ってる事はなんとなく幼いボクでもわかった。
この世の中には蟲みたく無視できない事案がたくさんあると賢者様は言った。
ふとしたきっかけでボクは再び蟲眼鏡を取り観察を再開した。
現在、ボクは空気中にいる見えない無視してる蟲などを探し回っている。
今の職業は賢者様の助手として。
蟲眼鏡 おわり
ここから、ボクとカノジョの秘密解説ショー始まるよ♪見たい方そのままカウントダウンページ進んでね。
ボク&カノジョ「ボクとカノジョの秘密解説ショー。蟲眼鏡編」
カノジョ「むむ!むむむ!?悪い蟲がついてるわねボク?」
ボク「え!?なにがだい?」
カノジョ「そう!!元カノとかいう悪い蟲が!!さー今すぐその悪い蟲から取りなさい」
ボク「いやあ。元カノとは今は親しい友人だよ。そんなにヤキモチしなくても」
元カノ「そうそう」
カノジョ「出てきたわねこの積年の恨み。おりゃあーー!!」
元カノはボクを身代わりの盾としてハエ叩きに当たった。
以上、解説ショーでした♪
解説オチ
蟲眼鏡にはいろんな蟲が視える。ご飯にかざすとアウト。
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