【完結済】昼にも巧妙な怖い話を読もう

銭湯にて幽霊(？)を目撃する

　僕とお父さんと一緒に銭湯向かった。
　そこで脱衣所で服を脱いだ後は浴室に入り風呂を浸かる。
　僕らお客さんもゆっくり浸かっているが、その浴室に服を着たままの青白い中年のおじさんが立っていたんだよね。
　僕以外誰も気づかなかった。
　まるで透き通る身体をしていたのでもしかして幽霊なのだろうか？と思っていた。
　その目を離した隙に消えたので僕はあがろうとすると、その背後に先程のおじさんが浸かっていた。僕は一瞬叫びそうになり、慌てて浴室にあがりそのまま服を着替えて出た。
　あの青白いおじさんは一体僕に何をさせたかったのだろうか？