[全221話完結済]彼女の怪異談は不思議な野花を咲かせる

(没話)2023年度版年末年始座談怪(ノベルアッププラスに残ってた作話です)

梅田さんによろしくエピソード5(原文のまま抜粋)

　ーー梅組座談怪梅田さんによろしくスタジオーー

　～♪
　あー。
　あー。
　ゴロゴロ。
　なんで俺がこんな重い物を。
　ゴロゴロ。
　転がさないといけないんだよ。
　ゴロゴロ。
　しかしえらいバカでかいなこんな作ったやつバカだろ？
　ゴロゴロ。
　さて、そろそろだな。
　ゴロゴロゴロゴロ、
「おりゃあー！！」
　ゴトン。
　フー。やり切ったぜ。ははは。
「………」
　相変わらず寂しいな。
　しかも梅組だから安い狭いぼっちのスタジオだぜ。
　ん？転がしたの？なんだって？
　ただの石のタイヤだよ。
　大昔はこのバカでかい石のタイヤはお金に使用したらしい。
　なんのためにバカでかくしたのか意味わかんねーだろ？
　ん？これか？石のタイヤと今回の座談怪と関係あるかって？
　さあ？
　俺にもわかんねーよ。
　フー。タバコ吸いてーけどここは禁煙だからな。
　あと八木家ではタバコは厳しいのでしばらく吸ってねーや。
　あー。吸いてー。
　あー。なんか腹へったな。出前でも取るか。
　ん？あー。いいですよ？俺ケータイ持ってるし。しかもガラパゴスのガラケーケータイ。
　ウンチでできたガラケーだよ。
　汚いとかいうなよ？
　しかもこれはイシヤマリサーチ株式会社からわざわざ開発中のガラケーだからな。
　次はスマホでできないかと研究してるらしい。ようはSDGSだな。
　美月さん。すみませんね。八木家では黒電話がまだ現役だからな。
　さて、ここから近くだとあそこだな。
「もしもし。極上天丼お願いできますか？はい。お願いします」
　さて、注文した。
「お待たせしました。極上天丼です」
　きたきた♪
　注文してから数分で来たぜ。
「はい。3千円」
　この天丼は三千円するんだよな。今物流が高くなって物価が値上がりしてるからまいったよ。さてとあれから1日我慢してたぜ。お腹ぺこぺこだぜ。
「いただきます」
　はふはふ。
　うめー！
　生きててよかったぜ。
　滅多に高い物食べれないからこの場で借りていただきました。
　はふはふ。
　ペロペロ
　ゲフ。
　さてと。あ、美月さんありがとうございます。洗ってくださいね。軽く。
　すまん。しばらく一服させてくれ。

　※次のエピソードからネタバレ解説とネタバレマル秘情報がありますので見たくないかたは注意してください。

　エピソード6へ続く