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鐘技怪異談W❺巻【完結】
142話「もじゃもじゃ」
しおりを挟む暑い真夏日にとある男女カップル達が仕事の有給休暇を利用して海へ泳いでいた。
途中、深いところまで泳ぐとカップル達に異変が起きた。
足元に絡みつくもずくのような髪の毛に近いナニカに狙われる。
男女達はパニックになり慌てて陸地に戻ろうとするとき強いチカラのナニカに引っ張られて深い海の底に沈んでしまった。
その時に2つのもじゃもじゃの塊が浮かび上がり、先程の男女カップル似た髪の毛の塊が打ち上がっていたわ。
ーーーーーー。
この怪異談を聴いた私はこの後、トイレに向かうとその便座から黒い髪の毛似たもじゃもじゃの塊があふれており、詰まっていた。
トイレが出来ず近所から借りる羽目になってしまった。
おかげで修理とお祓いにお金がかかってしまった。
ーーーーーー。
私は夜分遅くにお風呂に浸かっているとそのもじゃもじゃが溢れかえっていた。
身体まで絡みついてたから、触るのも嫌だったし、この後風呂へ上がり清掃してとんだ災難だった。
ーーーーーー。
もじゃもじゃと聞いてもずくが食べられなくなった。
ーーーーーー。
と、まぁもじゃもじゃの怪異談にはさまざまな反応があるがほとんどはクレームである。
そんな怪異談語る友紀にも彼らの意見を無視せずに耳を傾けていた。
そして今夜の夕食はもずくに出たのはキノセイである。
もじゃもじゃ 完
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