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17.初体験3

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「きみには教育が必要だっていうのがわかった。でも、その前にまずはやることをやっちゃおうか」

 冷ややかな目でアデルジェスを見下ろしながら、ミゼアスは屹立したアデルジェス自身を秘所にあてがう。それからため息のように大きく息を吐き、ゆっくり腰を沈めていった。

「んんっ……」

 目を閉じ、眉根を寄せながらミゼアスはアデルジェスを受け入れていく。苦痛に耐えるかのようなその表情は、アデルジェスの情欲をかきたてた。
 ミゼアスの中はきつかった。しかし、全て受け入れたミゼアスが様子を伺うようにそろそろと動き始めると、徐々に痛いほどのきつさは薄れて絡みつくような刺激を与えられる。ゆるゆるとくすぐるように絡め取られたかと思えば、きつく締め上げてくる。
 それでいてアデルジェスの情感が高まってくると、動きを止めてしまうのだ。アデルジェスは翻弄されることしかできなかった。

「あぁ……きみは可愛いねぇ……ぞくぞくするよ……」

 かすれた笑い声をたてながら、ミゼアスは恍惚とした表情を浮かべる。

「このままもう少し遊びたかったけれど、我慢できなくなってきちゃった。僕のことも気持ち良くして?」

 今までの弄ぶような動きを止め、ミゼアスは体内のものを幾度か角度を変えて探るように抜き差しする。

「あぁん」

 ややあって、甘ったるい息を吐き出した。その位置を確かめるように腰を動かしていく。

「あぁ……ねえ、下から突いて? 気持ち良くして……お願い……」

 甘くかすれた声でおねだりされ、アデルジェスは頭に血が上るのを感じた。言われたとおり、腰を突き上げる。

「あっ……ああっ……いぃ……いいっ……あぁ……」

 自らも腰を動かしながら、ミゼアスは快楽を貪る。喉から漏れ続ける嬌声がアデルジェスの耳を刺激し、限界へと追い詰めていく。

「俺……もう……!」

 激しく腰を突き上げ続けながら、限界を訴える。

「あっ、ああっ……いいよ、そのまま中に出して……僕の中にちょうだい……僕も、僕も、もう……ああっ……ジェス、ジェスぅ……」

 ミゼアスの言葉を聞いた瞬間、頭の中で白い火花が散った。
 アデルジェスがミゼアスの内に白濁を放つのと同時に、ミゼアスもまた絶頂を迎えていた。
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