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6.想定外だった彼の想い
今日は反応をしてくれるんだな
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「失礼します」
エディ王子と共に入ってきたメイドが、鏡の間に消えていき、あっという間に2人きりになってしまう。
エディ王子は、入口の近くからなかなか動こうとしない。
電気はなく、蝋燭の炎が揺れるだけの部屋のおかげで、エディ王子がどんな表情をしているのかは、私の位置からは見えない。
(何か、言った方が良いのかな……?)
どうぞこちらへ……とか、ベッドへ案内するのが正しいんだろうか?
それとも、男性側から仕掛けられるのを待つべきなのだろうか……。
色々悩んでいると
「そちらへ行く」
とエディ王子が声をかけてきた。
「あ、はい……」
と返事をする間には、エディ王子は私の側まで来ていた。
エディ王子の顔が、ほんのりとした炎の光に照らされてくっきりと分かる。
(……なんか……顔が硬っている……?)
「カシー、手を」
エディ王子がそう言うので、反射的に手を差し伸べた。
すると、エディ王子はいきなり私の体をふわりと抱え上げた。
俗に言うと、お姫様だっこの形になる。
「あ、あの!?」
私は、心の準備なしに宙に浮いたことで、驚き、つい足をジタバタと動かしてしまった。
それに、エディ王子の顔が、表情どころかまつ毛1本の長さに肌のきめ細やか様まで分かる距離まで一気に近づき、心臓がはねる。
イケメンの顔を、こんなに間近でお目にかかれる機会なんて、そうあるわけではなかったから、耐性が私にはなかった。
一気に身体中が熱くなったのが分かる。
汗が一気に噴き出てくる。
カサブランカの体と私の気持ちは、うまいことシンクロしているということだろう。
「どうした?」
「え?」
「今日は……反応をしてくれるんだな」
エディ王子が、目を丸くしながらそう言うと、そのままベッドまで私を運び、横たえた
(反応を、してくれる?)
私が今したのは、ちょっと暴れて、ちょっと汗をかいたくらい。
そのことに対して……エディ王子は……してくれる、という言葉の私の受け取り方がミスってなければ……喜んでいるということになる。
カサブランカだったら、こう言う時どうするのだろう?
どうするべきだったのだろう。
と、考える暇をくれたのは、この時が最後。
私の……カサブランカの体に馬乗り状態になったエディ王子は、自分の服をまず脱ぎ捨てて、全裸を惜しげもなく曝け出す。
肉棒は、まだ勃っていなかった。
エディ王子はそのまま、私が着ている服を掴み、そのまま手慣れた様子で剥ぎ取った。
噴水の時よりは、その手つきはすごく優しい気がした。
エディ王子と共に入ってきたメイドが、鏡の間に消えていき、あっという間に2人きりになってしまう。
エディ王子は、入口の近くからなかなか動こうとしない。
電気はなく、蝋燭の炎が揺れるだけの部屋のおかげで、エディ王子がどんな表情をしているのかは、私の位置からは見えない。
(何か、言った方が良いのかな……?)
どうぞこちらへ……とか、ベッドへ案内するのが正しいんだろうか?
それとも、男性側から仕掛けられるのを待つべきなのだろうか……。
色々悩んでいると
「そちらへ行く」
とエディ王子が声をかけてきた。
「あ、はい……」
と返事をする間には、エディ王子は私の側まで来ていた。
エディ王子の顔が、ほんのりとした炎の光に照らされてくっきりと分かる。
(……なんか……顔が硬っている……?)
「カシー、手を」
エディ王子がそう言うので、反射的に手を差し伸べた。
すると、エディ王子はいきなり私の体をふわりと抱え上げた。
俗に言うと、お姫様だっこの形になる。
「あ、あの!?」
私は、心の準備なしに宙に浮いたことで、驚き、つい足をジタバタと動かしてしまった。
それに、エディ王子の顔が、表情どころかまつ毛1本の長さに肌のきめ細やか様まで分かる距離まで一気に近づき、心臓がはねる。
イケメンの顔を、こんなに間近でお目にかかれる機会なんて、そうあるわけではなかったから、耐性が私にはなかった。
一気に身体中が熱くなったのが分かる。
汗が一気に噴き出てくる。
カサブランカの体と私の気持ちは、うまいことシンクロしているということだろう。
「どうした?」
「え?」
「今日は……反応をしてくれるんだな」
エディ王子が、目を丸くしながらそう言うと、そのままベッドまで私を運び、横たえた
(反応を、してくれる?)
私が今したのは、ちょっと暴れて、ちょっと汗をかいたくらい。
そのことに対して……エディ王子は……してくれる、という言葉の私の受け取り方がミスってなければ……喜んでいるということになる。
カサブランカだったら、こう言う時どうするのだろう?
どうするべきだったのだろう。
と、考える暇をくれたのは、この時が最後。
私の……カサブランカの体に馬乗り状態になったエディ王子は、自分の服をまず脱ぎ捨てて、全裸を惜しげもなく曝け出す。
肉棒は、まだ勃っていなかった。
エディ王子はそのまま、私が着ている服を掴み、そのまま手慣れた様子で剥ぎ取った。
噴水の時よりは、その手つきはすごく優しい気がした。
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