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「おい。篤!良い加減にしろよお前!」
そう言って俺にキレてくるこいつ…松下那津は幼馴染だ。
けど漫画みたいなそーゆう良い関係じゃない。
今日だって母さんが作ってくれたご飯を持ってきただけなのに何故かキレられてる。理由は良いところだったから…らしい?よく分からない理由で怒られているのは正直全く!意味がわからない。
「なぁ、なんで俺今お前にキレられてんだ?」
「はぁ!?!お前なんだと思って今まで俺の話を聞いてたんだよ!」
「ごめん。何も聞いてなかった」
「お前ぇぇえええええ!!!!」
こんな感じで俺たちは本当に合わない。びっくりするぐらい性格も全て何も合わない。
犬猿の仲…というやつなのだろうか。
こいつが俺をどう思っているかは分からないが俺はこいつがすっっっごく嫌いだ。
クズだしクズだしクズだし……。
「…ともかく何が悪いってお前が女で遊んでるからだろ」
「何が悪いんだよ。別に良くね?女は気持ちいい事俺とできる。俺も楽しいことだけしときたい。いいじゃねぇか」
ほらみろクズ。
「……別にお前が何していようが関係ないぞ…ないけど…。俺を理由にして女と別れるのはやめろ!!」
こいつは何故か俺を理由にして女を振る。
俺の世話をしなくちゃいけないからとか俺が寂しがるとか!俺を何歳だと思ってる!それに俺はこいつが構ってくれなくて寂しいなどと思ったことは一度もない!!!
「本当のことだろ」
「はぁ?俺はお前にそんな感情を持ったことない!それにこれを見ろ!」
そう言いながら俺はほっぺたをこいつに見せる。
「お前が振った女にしばかれた!!」
そう言うとこいつは心底楽しそうに笑う。
「ははっ!しばかれたのか?はははっ!!!!」
「笑い事じゃない!それと早くこれ受け取れ!」
そう言い俺はこいつの手にご飯を渡す。
「だからニ度と俺を理由にするな!!」
「はいはい」
俺は扉に手をかける。
「あっ…そういえば」
俺は扉に手をかけたまま耳を傾ける。
「お前学祭で女装するってマジ?」
そう言われ俺は目を見開いて那津を見る。
「お…お前どこで聞い………っ!!!!!!」
「楽しみにしてるから可愛くしとけよ」
そう言われ俺は扉を思いっきり開ける。
「その日は来るな!!!!!!」
そして思いっきり扉を強く閉めた。
そう言って俺にキレてくるこいつ…松下那津は幼馴染だ。
けど漫画みたいなそーゆう良い関係じゃない。
今日だって母さんが作ってくれたご飯を持ってきただけなのに何故かキレられてる。理由は良いところだったから…らしい?よく分からない理由で怒られているのは正直全く!意味がわからない。
「なぁ、なんで俺今お前にキレられてんだ?」
「はぁ!?!お前なんだと思って今まで俺の話を聞いてたんだよ!」
「ごめん。何も聞いてなかった」
「お前ぇぇえええええ!!!!」
こんな感じで俺たちは本当に合わない。びっくりするぐらい性格も全て何も合わない。
犬猿の仲…というやつなのだろうか。
こいつが俺をどう思っているかは分からないが俺はこいつがすっっっごく嫌いだ。
クズだしクズだしクズだし……。
「…ともかく何が悪いってお前が女で遊んでるからだろ」
「何が悪いんだよ。別に良くね?女は気持ちいい事俺とできる。俺も楽しいことだけしときたい。いいじゃねぇか」
ほらみろクズ。
「……別にお前が何していようが関係ないぞ…ないけど…。俺を理由にして女と別れるのはやめろ!!」
こいつは何故か俺を理由にして女を振る。
俺の世話をしなくちゃいけないからとか俺が寂しがるとか!俺を何歳だと思ってる!それに俺はこいつが構ってくれなくて寂しいなどと思ったことは一度もない!!!
「本当のことだろ」
「はぁ?俺はお前にそんな感情を持ったことない!それにこれを見ろ!」
そう言いながら俺はほっぺたをこいつに見せる。
「お前が振った女にしばかれた!!」
そう言うとこいつは心底楽しそうに笑う。
「ははっ!しばかれたのか?はははっ!!!!」
「笑い事じゃない!それと早くこれ受け取れ!」
そう言い俺はこいつの手にご飯を渡す。
「だからニ度と俺を理由にするな!!」
「はいはい」
俺は扉に手をかける。
「あっ…そういえば」
俺は扉に手をかけたまま耳を傾ける。
「お前学祭で女装するってマジ?」
そう言われ俺は目を見開いて那津を見る。
「お…お前どこで聞い………っ!!!!!!」
「楽しみにしてるから可愛くしとけよ」
そう言われ俺は扉を思いっきり開ける。
「その日は来るな!!!!!!」
そして思いっきり扉を強く閉めた。
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