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時の話 本編

第8話

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ーーー 時の部屋 ーーー

「次に、【魔力操作】と【魔力制御】を教えることにするよ。ことね、とら、まこと」

「わかった~、く~君」

「分かった。くー」

「分かったよ。くーま君」

「まず、気絶してもいいように、ベッドの上で、楽の格好の状態で座ってもらいます。その次に、両手を少し離した状態で、その中央に魔力の球体をイメージしてもらって、魔力の球体を出来るだけ長く維持してもらって、自分自身の魔力が枯渇して、気絶するまで続けてもらいます。それを何度も続けてもらえば、【魔力操作】と【魔力制御】を覚えて魔力量も増えるから頑張れよ」

「「「分かった」」」

「俺達に、教えてくれてるけど、くーは、どのくらいの【魔力操作】と【魔力制御】を扱えて【魔力量】は、どのくらいの量なんだ?」

「う~ん、春休み中は、ずっとスキルの練習してたから、相当な量の魔力量は、あると思うぞ。みんなには、魔力量のことは、MPって言った方が、分かりやすいかもな」

「そうなんだ~、く~君~手取り足取り~、このあと教えてね~」

「もちろん!未来の奥さんの頼みだしな」

「まったく、イチャイチャするのは、後にして、私達のことも忘れないでよね。くーま君?」

「そうだぞ!くー!」

「悪かったって、とら、まこと」

「分かればいいのよ。分かればね」

 そんなことを、お互いが、言いながら、【魔力操作】と【魔力制御】を覚えていった。



ーーー 数時間後 ーーー

「みんな、今日は、そろそろお開きにしないか?」

「そうだな。今日は、ありがとな、くー」

「それじゃ、今日は、ありがとうね、くーま君。私と、とらは、このまま帰るけど、ことねは、まだ、居るんでしょ?」

「そうだね~。わたしは~、未来の奥さんだから~、まだ、いるよ~」

「わかった、それじゃ、また明日ね」

「またな、くー、こと」

「またな、とら、まこと」

「またね~、とら君、まことちゃん」

 




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