異世界 無限転生!

アッキー

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8章

ダンジョン探索その4

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ーーー ダンジョン20階層 ーーー

 俺達は、タマちゃんとランちゃんと別れてから、順調に進んで、20階層のボス部屋の前まで、来ていた。

「さて、20階層のボス部屋まで、なんの障害もなく来たわけだが、今度は、どんな個性的な奴が現れるのかな?」

「そうですね、ライ様、ランちゃんとタマちゃんの時は、あまりに個性的過ぎて、ライ様だけ喋っていましたからね、私達2人は、完全に空気でしたね」

「そうだね~、ライ君~、次は、私達が~、ボスの相手をするよ~」

「わかった。任せるよ、ティス、イーネ」

「お任せ下さい。ライ様」

「わかったよ~。ライ君」

「それじゃ、ボス部屋に入りますか」

「「了解!」」



ーーー 20階層ボス部屋 ーーー

「いらっしゃい!20階層ボス部屋へようこそ!アタイは、20階層のボス!名前は、あるけど教えないだ!」

 俺達は、盛大にズッコケた!

「よし、つかみは、オッケーだな!冗談は、さておき、改めて、アタイは、ビキニアーマー戦士の20階層のボスだ!よろしくな!」

「ああ、よろしく」

「よろしくお願いいたします」

「よろしくね~」

「それじゃ、アタイと戦うのは、誰だ?」

「僭越ながら、ライ様、私ティスが、相手をしても、宜しいですか?」

「ああ、任せたよ」

「了解しました。それでは、アタイ様、ライ様のメイド件嫁のティスが、お相手差し上げます」

「わかったよ、それじゃ、アタイの相手をしてもらおうか!」

 アタイとティスが少し離れた所で、武器を構えて、

「いざ!尋常に!」

 互いに、声掛け合い、

「「勝負!」」

 20階層のボス戦が、始まった!

「食らえ!アタイの必殺技!チャージアックス乱舞!」

「全て、貴女にお返ししましょう。無限天使反射乱舞!」

 アタイとティスが、交錯したあと、互いに、背中合わせで、着地した。

「どうだ!アタイの必殺技は、凄い威力だろ!」

「そうですね、でも、全て、貴女にお返ししましたよ」

 ティスが、そんなことを言って、構えを解いたあと

「え!?ごふ!」

 アタイは、口から血を出して、全身から、血吹き出して倒れた。

「なぜ?アタイは?」

「説明しましょう。貴女の必殺技チャージアックス乱舞を全て、貴女の全身に反射したのですよ、ダメージを上乗せして」

「そうなのか、アタイは、やられたんだな」

「そうなりますね」

「わかった。次は、負けないよ!あんた!次の階層に進みな!あんた達!」

「それでは、失礼します」

 ティスは、一礼して、俺達と一緒に、次の階層に進んだ。

 ティス達が居なくなったあと、ビキニアーマー戦士は、

「ふー、アタイも、まだまだだね、今度は瞬殺されないように、一から鍛え直すかね」

 などと呟いていた。











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