異世界 無限転生!

アッキー

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8章

スラムの子供達との別れ

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ーーースラムの少し広い広場ーーー

「さて、そろそろ、戻っても、いいくらいに、スラムの子供達は、浄化の魔法を、覚えてくれたみたいだしな、俺は、帰ろうかな」

「え~!お兄ちゃん先生、帰っちゃうの~?」

「まだ、帰んないで~!お兄ちゃん先生!」

「や~!や~!帰っちゃいや~!」

「え~ん!え~ん!やだ!やだ!え~ん!」

「まさか、こんなに、なつかれるとは、思わなかったんだが、嬉しいもんだな、みんな、今日は、これで、帰るけど、また、来るから、泣かないでくれるか?」

「本当?また、来る?お兄ちゃん先生?」

「ああ、もちろんだ!」

「それなら、泣き止む、でも、約束だよ、お兄ちゃん先生」

「分かった、すぐには、来れないかもしれないけど、必ず、また、来るよ、みんな」

「それじゃ、スラムの子供達、またな」

「「「またね~!お兄ちゃん先生」」」

俺は、スラムの子供達と別れた。



ーーー広場から少し離れた場所ーーー

「ライお兄ちゃん、寂しいの?」

「ライ兄ちゃん、寂しいのか?」

「ライさん、寂しいんですか?」

「まぁ、寂しくないって言えば、嘘になるかな」

「そうなんだ~、ライお兄ちゃん、強化と浄化の魔法を教えてくれて、ありがとう」

「そっか、ライ兄ちゃん、弱体化と浄化の魔法を教えてくれて、ありがとな」

「そうなんですね、ライさん、植物魔法、特に木魔法を教えてくれて、ありがとうございます。あと、浄化の魔法も教えてくれて、ありがとうございました」

「ああ、気にするな、俺が、教えたくて、教えたんだから、そんなに、感謝しなくてもいいぞ、キョウカ、ジャック、ウッド」

「ライさん、ライさんは、私達に、魔法を教えてくれただけじゃなく、スラムの子供達を笑顔にしてくれました。だから、私達の感謝は、受け取って欲しいです」

「分かった。そういうことなら、その感謝の気持ちを受け取ろう。ウッド」

「ありがとうございます。ライさん」

「それじゃ、俺は、帰るとするよ」

「はい、今日は、ありがとうございました。また、来てくださいね。ライさん」

「ああ、もちろんだ」

「キョウカ、ジャック、孤児院まで、送るよ」

「ありがとう、ライお兄ちゃん」

「ありがとな、ライ兄ちゃん」

「それじゃ、またな、ウッド」

「バイバイ、ウッドお兄ちゃん」

「またな、ウッド」

「気をつけて、お帰り下さい。ライさん」

「気をつけてな、ジャック、キョウカ」

俺達は、お互いに、挨拶して、孤児院に、向かった







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