異世界 無限転生！

6章

イーネの戦闘能力(1/2)

ーーーライガーの街ーーー

「ただいま、みんな」

「お帰りなさい。ライ様」

「お帰り～。ライ君」

『お帰りなさい。マスター』

「それで、みんなに、話がある」

「なんですか？ライ様」

「なに～ライ君？」

『面白いこと？マスター？』

「ディーネに、告白して、オーケーの返事を貰ったから、みんなには、伝えておくよ」

「ほう～ライ様？私のことが、一番好きだったのでは、なかったのですか？」

「確かに、あの時は、ティスのことが、一番だった。でも今は、ディーネとティスのどちらかを一番には、選べないくらいに、好きになった」

「も～仕方ないですね。でも、私とディーネ様のどちらかを選べないくらい、好きなんですよね。なら、これから、一番になるように、頑張ります」

「ところで、ライ様。先程から、ディーネ様のことを呼び捨てで、呼んでますけど、どういうことですか？」

「ああ、ディーネが、敬語を使わないで欲しいと言っていたから、呼び捨てで、呼ぶようにしたんだ。そしたら、すごく喜んでいたよ」

「そうですか、分かりました」

「ムフフフ～。ライ君が、デレた。ディーネ様の分身体である。私としても、嬉しいね～。だけど、私のことも、大事にしてね。ライ君？」

「もちろん。ディーネにも、約束したしね。イーネのことは、ディーネとは、別の存在として、大事にするよ」

「ありがとう。ライ君」

『ねぇねぇ、マスター。ワタシは～』

「もちろん。フェザーのことも、大好きだよ」

『ワーイ、ウレシイー。ワタシもマスターのこと大好きだよ』

俺は、今の気持ちをみんなに、伝えた。みんなも、俺のことを好きと言ってもらえて、嬉しかった。

「さて、みんな。今日は、イーネの戦闘能力を見たいから、冒険者ギルドで、討伐依頼を受けるけど、問題ないかな？」

「ええ、問題ないですよ。ライ様」

「問題ないよ～。ライ君」

『ワタシも大丈夫～』

「それじゃ、冒険者ギルドに行こうか」

「「「了解」」」



ーーー冒険者ギルド、ライガー支部ーーー

俺達は、依頼ボードを見て、イーネのランクは、まだ、低いので、俺のCランクで、受けられる依頼を選ぶことにした。

「うーん、どれが、いいかな？」

「そうですねー」

「そうだねー」

『マダー？マスター？』

「よし、イーネは、俺と変わらないステータスらしいから、強い魔物でも、問題ないだろ」

「まぁ、そうですね」

「まぁ、問題ないよー」

『ハヤク、イコウヨー』

「それじゃ、オーガ討伐にするか」

「「「了解」」」



俺達は、受付に、並んだ。

少しして、

「次の方どうぞ」

「この依頼を受けたいのですが？」

「はい、オーガ討伐ですね。ギルドカードを出して頂けますか？」

「はい、どうぞ」

「えーと、Cランク冒険者のライさん。ですね」

「はい、受付ました。気をつけて、オーガ討伐をしてきて下さい」

「受付嬢さん。オーガは、何体、討伐すれば、いいですか？」

「そうですね、10体も討伐すれば、低いランクの方は、ランクが、上がりやすいですかね。まぁ、ギルドカードに、討伐した、魔物は、表示されますから、誰が倒したか、分かりますから、ライさんのパーティーで、一番ランクの低い、イーネさんが、多く討伐すれば、相当ランクが、上がると思いますよ」

「そうですか、ありがとうございます。受付嬢さん。それでは、討伐依頼をしてきますね」

「はい、分かりました。お気をつけて、ライさん」

そう言って、俺達は、オーガが、出没する森に向かった。