異世界 無限転生!

アッキー

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5章

モウケさんの護衛依頼(7/12)

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ーーーゴルへの道中、ライsideーーー

「うーん、先の魔物のことが、気になるな」

そう言いながら、マップを展開してみた、

「うーん、違う、魔物のようだが、馬車を10体程のオーガが、襲っているな」

「気付いたからには、助けないとな」

「モウケさん、少し先で、オーガ10体程に、襲われている、馬車が、居るから、助けてくるよ」

「そうですか、分かりました。ここで、お待ちしています」

「それじゃ、ティス、モウケさんのことを頼んだ」

「おまかせ下さい。ライ様」

「良し、行くか」

俺は、その場所まで、すぐに転移した。


ーーーゴルへの道中、お嬢様sideーーー


「なんとか、オーガの攻撃は、防いでいますが、このままでは、遠くない未来に、蹂躙されてしまいます」

「なんとしてでも、お嬢様だけでも、逃がしますよ」

「「「了解しました」」」

怪我をしながらも、お嬢様の護衛達も命を散らさずになんとか、生き延びてはいた。

「お嬢様、このままでは、全滅してしまいます」

「お嬢様だけでも、お逃げ下さい」

「何を言ってるのですか、そんなことは、出来ません」

「お嬢様、戦闘が、始まる前に言っていた、上に立つ者の覚悟は、何処に行ったのですか」

「私達のことを置いてでも、逃げて下さい」

「先程は、ああ言いましたが、護衛や貴女ことを置いて逃げることなど、出来ません」

「こんな時に、我が儘は、言わないで下さい」

「いえ、我が儘も、言います」

「それに、まだ、冒険者の方が、もしかしたら、奇跡的に、助けてくれるかもしれないじゃないですか」

「だから、諦めません」

「諦めたら、そこで、終わりじゃないですか」

「だから、わたくしは、諦めません!!」

そう、お嬢様が、言った瞬間、

ライが、お嬢様の目の前に転移してきた。
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