異世界 無限転生！

4章

女の子達のギルドカード

俺達は、迷惑を掛けた、酒場のマスターに白金貨を２枚を渡したあと、ギルドマスターを待っていた。

「ライ、それに、女の子達、待たせたな」

「酒場で、飲み物を飲んでいたから、問題ないよ」

「それなら、いいが、それより、これが、ギルドカードだ」

そう言って、女の子達、10人全員に、渡していた。

「実はな、ライ、俺の権限で、女の子達は、ライと同じランクにしておいた、何故なら、お前達は、普通の冒険者達と違うからな、このくらいは、問題ない」

「それにな、ライ、お前達のメインパーティーとその女の子達のパーティーを分けて、違う依頼を受けてもらう時、違うランクを受けてもらうより、同じランクの依頼を別々に受けてもらった方が、効率がいいからな」

「まぁ、ギルドマスターがいいなら、俺としては、問題ないが、他の冒険者が、何か言ってこないか？」

「まぁ、さっきの状態を見たら、問題ないだろ」

「そうかもしれないが、何かあったら、ギルドマスターに丸投げするからな」

「まぁ、そのくらいは、受け持つさ」

「ということで、何か依頼を受けていくのか？」

「そうだな、何か討伐依頼は、あるか？」

「お前達なら、どんな依頼でもこなしそうだしな」

「よし、これから受ける依頼をCランクのランクアップ試験にしよう。ライ達と女の子達のパーティーが全員で依頼を受ければ、手間も省けるしな」

「まぁ、丁度いいだろう。そろそろ、商人のモウケさんも待ってるだろうしな」

「ギルドマスター、何を討伐すれば、いいんだ？」

「そうだな、ドラゴンと言いたい所だが、Cランクの試験だしな、オークの集落を潰して来てくれ」

「あと、女の子達の方は、オークの集落の途中にある盗賊のアジトを潰して、盗賊は、殺してくれ」

「了解したが、オークの集落と盗賊のアジトは、どこにあるんだ？」

俺がそう言うと、

「ああ、地図で、言うと、此処と此処だ」

ギルドマスターが、地図で場所を教えてくれた。

「なるほど、了解した」

「それじゃ、すぐに、出発するよ」

そう言って、俺達は、オークの集落に向かった。