幼妻と中年

Arara

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エロエロな新婚生活の始まり1

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 外からは集団登校する子供達の明るい声が聞こえ、扉一枚隔てたすぐそこでは大家さんが日課の掃除を始めていた。

「んっ、んんっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ」

 爽やかな朝には全然似つかわしくない唾液を啜るイヤラシイ音が玄関内に響く。
 跪く美咲のポニーテールやパジャマ代わりにしている体操服が目に入れば、やはりコレは犯罪なのでは、と後悔ばかりが募る。

「アッ」

 裏筋を舌で舐め上げられて、うっかり声が漏れてしまった。
 妻の権利だと主張されれば断れなくて許してしまったが、あまりの恥ずかしさに、顔を両手で覆って悶絶する。
 これまでの人生、人様から後ろ指を指されるような事はなく、真面目にコツコツ生きてきたのに。

 いやいや、厳密に言えば美咲は18歳だし、入籍も終えた今となっては法的にも世間的にも問題はない。
 大丈夫なはず!!!!

 自分に何度言い聞かせても後ろめたい気持ちを払拭できない理由は分かっている。

 それは、俺が四十をとっくに超えた中年のおっさんだから。
 理性も分別も持ち合わせているはずの大人だった。

「うぐっ」

 勃ちあがった屹立が喉の奥へと入ってしまったのだろう、涙目で見上げる美咲と目が合った。

 ああぁぁぁーーー。

 脳全体が快感に痺れる。

 苦悩する心とは裏腹に、その体積はますます膨れ上がる。
 口腔奥のねっとりした唾液が絡みつくと、欲望に抗えず逃げる頭をやんわりと押さえ込む。
 そして、ゆっくりと腰を前にヌプヌプと小さな口に呑み込ませていった。
 喉奥の壁に突き当たると美咲は苦しげに身を捩る。

「抵抗すると余計に苦しくなる。力を抜いて。そう、そのままじっとしていて。ああぁー、すごくイイよ、上手だ」

 数分前の罪悪感は全て消し飛んで、両手で頭をガッツリ掴むと縦横無尽に柔らかな感触を存分に味わう。
 与えられるまま恍惚に身を委ねれば一切の雑音は遮断され、本能が快楽を貪欲に追い求めていくのをもう止められなかった。

 苦悶の表情を浮かべて耐える美咲が愛おしいと思えば興奮は最高潮を迎え、俺は鬼畜の所業で欲望を放出したのだった。



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