双姦関係協奏曲

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第六章 相姦関係

戻れない二人

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「入れるよ。母さん!!!これで、もう二度と兄さんのものには戻れないからね!!!」
巧の宣告が部屋にこだまする。
「ああ、わかってるわ。巧様。母さん、わかってる。」
真由美もある種の不安と興奮で自分に酩酊しながら答える。
「だから!!!」
真由美はここで言葉を飲み込む。
「母さんの初めてを奪って!!!」
真由美が叫んだ。
ゆっくりとだが、確実に巧の牡指揮棒がはいっていく。
「あああ!!!」
真由美は必死に後ろの穴を緩めて対応する。
「見て、母さん。映ってるよ。この瞬間が!!!今日は母さんのアナル処女喪失記念日だね。」
巧が真由美に話す。ビデオカメラには挿入の瞬間がばっちりと映ったらしい。
「あひっ!!!!」
真由美のなかで巧のものは動いてないのに、ギチギチの感触がある。
「どう?だいじょぶ?」
巧は真由美に痛みを与えるのが今回の目的ではない。なので、細心の注意を払う。
「うっ……うん。」
真由美は少し苦笑を浮かべる。
「痛い?」
巧は淡々と問う。
「そんなことは……」
多少痛かった。真由美はとっさに嘘をついた。
「だめだよ。母さん……痛いなら辞めようか?」
巧は実際辞めるつもりだった。痛みで二度と尻あなでしたくなくなるよりは、いいと判断していた。
「辞めないで……」
真由美が意外なことをいう。
「どうして?」
巧が聞く。
「私にも巧様との唯一無二の絆がほしい。」
真由美は真奈美をみていて、ある種の羨ましさがあったのだ。
今だけはこの巧の体は自分のものと思いたい。それが、巧の体を尻穴でも捕まえていたいという真由美の欲棒につながる。
「わかった。なるべく、痛くしないけど、痛かったら言ってね。」
巧はそういうと腰を振り始める。
「あああ!!!ああっ!!!ひっ!!!」
真由美はアナルからくるある種の痛みに対して、脳内で変換を行っていく。それは、巧に愛されている確かな愛情である。それは巧の欲棒が尻の穴で動いている事実である。それは、巧と真由美の間で今形成されている絆の象徴である。
「出すよ!!!真由美!!」
そう巧は叫んだ。
びゅびゅびゅ!!!
巧は真由美の尻あなに発射する。
巧してはあっさりしている。もっとねちっこく長くできるはずなのに、なぜだろう。簡単である。巧は巧なりに、真由美に対して配慮したのだ。そのことに気づいて、真由美は嬉しくなる。そして、同時に真由美の中で子供たちを産んだ時の痛みがフラッシュバックされ、不思議な満足感や達成感を思い出された。へその緒でつながったような妙な一体感があった。

真由美の尻あなから抜かれると巧は再度、真奈美を四つん這いにさせる。射精したというのにもうたちあがってきた。異常な体力である。
「母さんには、新たな絆をあげたから、真奈美にも新たな絆をあげないとね。」
巧が嬉しそうに言う。
「?」
真由美が懐疑的な視線で巧を見ていると巧が笑って言い放った。
「真奈美には子供を孕んでもらうよ。今日はその記念日でもあるのさ。」
巧が新たな企みを話す。
「え?」
真由美は戸惑った。
「母さんに、まだ僕の子供は早いからね。わかる?」
巧は真由美に理解を求める。「この発言の裏にはいつか自分が息子である巧の子供を産むということだろうか?」ということを、真由美は想像した。
「え、ええ。」
真由美は理解し始めた。真奈美は自分よりも愛されているから先に息子の子供を産むのだということを。それは新しい絆だった。女なら好きな人の子供を産みたいという欲望が生まれるのは当然である。真由美も昔はそう思って、拓也と巧をうんだし、今は巧が真由美にとっての愛するものである。もちろん、拓也と関係をもっていたときは拓也との子供を産みたいと思っていたが、それは叶わぬままに終わってしまった。もう一人にはなりたくない。巧との子供がほしい。もう一度、家族の輪に加わりたい。それは、真奈美と巧と巧の子供と、自分と巧の子供という不思議な家族かもしれないが、それでもいいと思った。

「そこで、カメラと共に見てるんだ。真由美とその僕の子供の受精の時を!!」
巧はそう言い放つと、真奈美に被さっていった。
普段は何かに抑えられるように自分を放たない巧が自由に自分を出している。

「あああ、すごい!!!また、入れてくださるのね!!!」
真奈美が体を震わせて答える。すごい熱量である。
「ああ、何度でも入れてやるよ。真奈美!!!」
巧の過剰な愛情が表出する。
「嬉しい!!!」
真奈美が泣いている。ぽろぽろ泣き始めた。自分が愛されているという事実を受け入れているのだろう。だから、泣いている。
「もっと、泣け!!!」
巧は気にせずストレートに言う。
「あひっ!!!」
真奈美が体という体から汁を出し始める。目からは涙を、唇からは涎を、牝弦からは今いれられている巧の肉棒の汁と愛蜜を、尻あなからは先ほどの交わりによってコンデンスされた液体をはなつ。極めつけはだくだくの汗を放っている。

(ああ、羨ましい!!!)と真由美は思った。巧が表現しているものは先の未来の自分であり、どうして今代替品のように真奈美が抱かれているのか真由美には嫉妬が渦巻いた。と同時に、理解している。あのエネルギーを今の自分は受け取れる自信がない。自分が先に孕みたいと真由美は思っていた。しかし、巧がそれを許さない。巧が決めるのである。演奏者は一人。指揮棒は一つ。求めている牝は二人である。

「ほら、真由美が羨まし気にみてるぞ。」
巧がちらっと視線を真由美におくると、巧との快感を思い出して
母は牝弦をまさぐっている。
「姉さん、ごめんね。とってもいいの!!!この肉指揮棒!!!」
真奈美が笑う。
「牝楽器がご主人様の汁で妊娠する瞬間を見てね。姉さん!!」
真奈美が太陽のように笑う。とても、醜悪である。だが、美しい。
「ええ、わかったわ。見てるわ。」
真由美も返す。嫉妬に狂いそうだが、笑顔で返す。月のようにかげる表情は今までの真由美にはなかった表情である。

「孕めよ!!!真奈美!!!」
巧が宣言する。
「はい!!!孕みます!!!ありがとうございます。」
真奈美が部屋中に聞こえるように言い放つ。

「はっ!はっ!はっ!はっ!」
「はっ!はっ!はっ!はっ!」
二匹の獣の声だけが部屋に充満する。いや、それを熱いまなざしで見つめる牝豚の声が熱量をおびてその声のノイズとして入ってくる。

「ああああああ!!!!いく!!!!いく!!!」
「……」
静寂が訪れる。巧はなにも言わずに、自分の尻あなを閉じている。出しているらしい。
何も言わない。何も欲していない。だが、生きていることだけはたしかにあった。それを真由美はみている。呼吸で上下する胸と、吐息だけが世界を支配しているようである。
「……」
ちかちかとしながら、明滅をおびて真奈美の視野が暗くなる。失神したようだ。物言わぬむくろのようだが、骸ではない。自分の全てを出し切ったのだろう。
巧は真奈美の体を撫でている。汗まみれになった二人の体を真由美が舐め始める。巧と真奈美という二人を姉であり、母である真由美は愛していた。


「さ、カメラの前にならんで。」
巧が指示する。ビデオカメラの中に真奈美と真由美が映っている。
「そう。真奈美は左、そこそこ。」
巧が手でもう少し左と合図する。
「もうちょっと足をひろげて。」
真奈美はそれを聞いて、両足を少しばかり広げる。

「左手で、牝弦をいじって、右手の指を咥えて。」
巧が言う。
真奈美は言われた通りに、左手の先を牝弦に這わせて、右手の指を唇で咥える。
「こんな感じ?」
真奈美は堂々とポージングをとる。その姿はストリッパーのように媚態をふくんで光輝く。
「うん。そんな感じ。」
巧が笑う。真奈美はそんな巧の顔をみて、一緒ににこりとする。
「母さんは左手で胸を揉もうか?」
巧が真由美に提案する。

「右手で、牝弦をいじって、左手で胸をもんで」
真由美も言われた通りに、右手の指で牝弦をひろげて、左手で胸をもんで見せる。多少、不安そうであるが、その不安感が体に芯をとおす。


「ふふふ。恥ずかしいわ。」
真由美が少し困惑気に話す。
「いいじゃない?無駄にデカいんだから。」
真奈美が自分の乳房と比べながら言う。

「無駄にでかいは、余計よ。」
真由美が微笑を浮かべながら言う。たしかに、真奈美にくらべて、真由美の乳房は大きく張りだしていた。

「はい、じゃあ。二人は並んでにっこり笑ってさっき言った通り言ってね。」
巧が言う。カメラが回っている。
「はい、私、真奈美はご主人様の叔母なのにご主人様を愛してしまった牝楽器です。毎日ひいていただかないと牝弦がさびついてしまいそうで、ほしくなります。」
真奈美が広く開いた両足の付け根にある牝弦に指でほじくりながら言う。

「姉さんと、比べると小ぶりの胸ですが、弾力性を鍛えて、垂れない胸でご主人様に楽しんでいただきたいと思います。」
右側にいる乳房をもみしだく真由美をみながらそう話す。
くるりと真奈美は後ろをむいて、尻を突き出す。

「この臀部は、牝臀部打楽器に仕立てていただきました。ご主人様に、叩かれるたびに、淫乱な牝弦は潤んでしまいます。」
真奈美はふりふりと自分のお尻をふりながら、みせつけるようにいう。
散々、みせつけたあと、前に真奈美は振り返る。

「じゃあ、次は真由美。」
そういうと、右にいる真由美に視線を向ける。

「はい、私、真由美は巧様の母親なのに巧様を愛してしまった牝豚です。毎日していただかないとマンコがうずいてしかたありません。ほしくなります。」
自分で牝豚というのにももはや抵抗がなくなってしまった。真由美の中で、牝楽器という地位は真奈美であり、自分は彼女より低い地位の牝豚である。


「胸は妹と比べるとはしたなく大きいです。巧様にこれからいっぱいもんでもらってさらに大きくしたいと思います。それから、真奈美よりしやすいパイズリなどのプレイの研究もしていきたいと思います。」
真由美はそう厳かに言う。大きな乳房をはる。


「尻あなを今日は初めてつかっていただきました。恥ずかしい限りですが、うれしいです。」
真由美は初めてを奪われた少女のように恥じらう。

「二人で、これから、小便を垂れ流します。どうぞ、ご覧になってください。」
そういうと、二人が同時にシャワーの様な黄金水をはなつ。

ちょろちょろ

最初は静かだった。
「あああ……」
二人が嬌声をあげる。

段々水流が増していく。
「恥ずかしい。」
真由美は恥ずかしさに身をよじる。ここまでしても、恥ずかしいらしい。羞恥心が体をほてらせる。
「気持ちいい。」
真奈美はむしろ甘受している。甘い爽快感が真奈美を支配する。

二人は小水を出し切る。二人は軽く達したようだ。

用意していた二枚のバスタオルで二人の股間をふく。
真奈美は嬉しそうに、牝弦をおしつけて震わせている。
真由美は恥ずかしそうに、微笑むと少しだけふきやすいように足をひらく。
「綺麗だよ。二人とも……」

どちらからともなく、真由美と真奈美は微笑むと、二人は巧の唇を姉妹で仲良く貪るように口づけをしてくる。濃厚な口づけである。それは、さきほどの行為に対して感謝と愛情を表現していた。三人の目と目があって、不思議と笑い合う。あれほど、憎悪の塊だった三人が嘘のように溶け合う。もちろん、三人のなかですべての増悪が減少したわけではない。ただ、増悪のやり取り、嫉妬のやり取りをしている間に、時間が流れ、その時間が三人の絆を何か確かなものへと錬成しているのは事実なのだろうと思われる。

流れるようにキスから、ほっぺたへと移動する。左右の巧のほっぺたは真由美と真奈美で綺麗にされる。そのまま、首筋をおりて、左右の乳首へと移動する。左を真奈美が、右を真由美がなめている。さて、ここまでくると二人の放尿をみていきりたつペニスに目が行くのだが、二人はなにやら笑ったまま動かない。

「どうするのかな?」
巧が問うと二人の姉妹が、動いて見せる。

仲良く亀頭を分け合うように左右から舐めていく。
鈴口の頂点で二人の舌が絡み合う。
先走り汁が流れ出てくると仲良く分け合っている。

「本当に、綺麗だ。」
そういうと巧が笑った。
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