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第0章 はじまりのとき 

プロローグ

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初投稿作品です。
よろしくお願いします!
……今回の話と次回の話は超絶短いです。

~~~~~~~~

俺は暗い夜道をひたすら走っていた。



「ハァハァハァ…」



もう数時間ぶっ続けで走ったせいで、

体という体が悲鳴を上げていた。



しかし、こんな暗い路地裏のような場所にいるにも関わらず、俺の心臓の音は聞こえない…。



それは、俺以外にもう一人…いや、もう一体、人ではない怪物が奇声をあげながら俺を追いかけていたからである。



なぜ、こんな状況になってしまったのか…。

それは俺には未だに理解できないことであった。



――――――――――――――――――――



仕事が終わり、夜の一時を過ぎても開いている、ありがたいコンビニ様で適当に売れ残った弁当を買い終えて、アパートの家に帰ろうとしているその時だった。

見知らぬ顔のいかにも不審者といった、黒ずくめの男?とすれ違った。刹那、後頭部に今まで感じたことが無いほどの痛みを感じ、振り返ろうとしたところで意識が途切れて目の前が暗転した。



目が覚めてみると俺は見知らぬ路地裏のようなところにいて、しかも目の前には自分の身長の倍はあろうかという大きさをしている、この世に存在してはならない怪物が俺を見下ろして睨んでいた。



瞬間、俺は走って逃げた。



今でこそ脚の速さと体力は微妙かもしれないが、高校生の頃は周囲から"体育チート"などと呼ばれていたから、少しは自信があった。 





ヤツに数時間追いかけられるまでは…



――――――――――――――――――――



怪物から逃げて逃げて、さすがにもう意識が朦朧としてきていた。



そこで、俺は一か八かを天に任せて、たった今曲がったところにあった青いゴミ箱の中に隠れて潜むことにした。

こんな状況になって初めて、自分の身長が平均身長よりも低かったことに感謝した。



そんな事を考えているうちに、段々と…いしきが……とぎ…れて………いった………の……だった………………。

~~~~~~~~

本当に短かったですよね?
次回までは、本当に短めなのですが、
読んでくださるとHAPPYです。
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