30 / 41
誰の後ろに座る?
しおりを挟む
僕達が向かったのは、駐輪場だった。そこには6台ほどのかっこいいバイクがあった。
うわ~、すごいな~。めっちゃくちゃ改造されまくっている。やっぱりヤンキーってバイクとか改造するんだ。
「ねぇ、真希さんの弟くんは誰の後ろに座る?誰がいい?」
「えっと~、誰でもいいですよ?」
「なんで疑問系なの?」
めちゃくちゃ笑うコイツの頭を潰してやろうかと思ったけどこれぐらいで怒っちゃダメだよね。
「リィリは大希の後ろに乗りたいな~。いい?大希。」
「もちろんだよ。梨里杏」
「「天くんはどうするの?」」
誰にするって言われても……んー誰でもいいんだよね~
「誰でもいいよ。」
「じゃ……お…俺の……後ろに…座る……?」
「えっ、いいの⁉︎」
この人だったらなんとなくいいかも!
「うん……いいよ…?」
「えっとー、あの僕神条 天って言います。よろしく」
「俺は、桃原 夏樹(ももはら なつき)………よろしく」
あれ?桃原ってどっかで聞いたことがある気がするんだけどな~。どこだっけ?まーいいか。あんまり能力も使いたくないし。
「「「ちょっとーと待って~」」」
「えっ!夏樹ってそんな性格だっけ?てかそんなに長く喋ったの久しぶりに聞いたんだけど⁉︎」
「「そうだよ!なっちゃんどうしたの⁉︎」」
「真希さんの弟くんは俺の後ろだよねー!」
「何言ってるの!天くんは僕の後ろだよ!」
「少し黙りなさい!」
徹人は雪兎と新の頭に少しだけ強くゲンコツをした。
うわ~痛っそう~。僕は何回も死んでるけど実際死ぬのは嫌なんだよね~痛いから。僕は痛いのが嫌いだから苦しまないで死にたい。けど、死ぬことが出来ないから毎回痛みだけがくる。
だから、出来るだけ痛いことはしないようにしてる。
「だ、大丈夫?雪兎くん、新くん」
「「大丈夫じゃないよ~(じゃねぇよ)」」
「たくっ、誰の後ろに乗るかは天さんが決めてください」
「あっ、えっと~僕は夏樹君の後ろに乗りたいな~。あっ、もちろん夏樹君が迷惑でなければの話だけど……」
「僕は…だい……大丈夫…だよ」
「チッ、今回だけは譲ってやるよ!夏樹。でも、今度は俺の後ろだからね!真希さんの弟くん。」
「ね~、まだ~早く行こうよ~。リィリ、お腹空いちゃったよ~」
「おい、俺様を待たせるな!神条 天!」
「えっ!僕っ!」
はー、なんか絶対に目つけられたよね~
「では、夏樹君。乗ってもいいかな?」
夏樹君は縦に首を振ってくれた。よしっ、乗ろうと思った矢先にデカくて乗らない……
嘘だろ…
たしかに身長は平均男子高校生より低いかもしれないけど乗れないってどういうこと?
落ち込んでいると急に体が浮かんだ。
うわ~、すごいな~。めっちゃくちゃ改造されまくっている。やっぱりヤンキーってバイクとか改造するんだ。
「ねぇ、真希さんの弟くんは誰の後ろに座る?誰がいい?」
「えっと~、誰でもいいですよ?」
「なんで疑問系なの?」
めちゃくちゃ笑うコイツの頭を潰してやろうかと思ったけどこれぐらいで怒っちゃダメだよね。
「リィリは大希の後ろに乗りたいな~。いい?大希。」
「もちろんだよ。梨里杏」
「「天くんはどうするの?」」
誰にするって言われても……んー誰でもいいんだよね~
「誰でもいいよ。」
「じゃ……お…俺の……後ろに…座る……?」
「えっ、いいの⁉︎」
この人だったらなんとなくいいかも!
「うん……いいよ…?」
「えっとー、あの僕神条 天って言います。よろしく」
「俺は、桃原 夏樹(ももはら なつき)………よろしく」
あれ?桃原ってどっかで聞いたことがある気がするんだけどな~。どこだっけ?まーいいか。あんまり能力も使いたくないし。
「「「ちょっとーと待って~」」」
「えっ!夏樹ってそんな性格だっけ?てかそんなに長く喋ったの久しぶりに聞いたんだけど⁉︎」
「「そうだよ!なっちゃんどうしたの⁉︎」」
「真希さんの弟くんは俺の後ろだよねー!」
「何言ってるの!天くんは僕の後ろだよ!」
「少し黙りなさい!」
徹人は雪兎と新の頭に少しだけ強くゲンコツをした。
うわ~痛っそう~。僕は何回も死んでるけど実際死ぬのは嫌なんだよね~痛いから。僕は痛いのが嫌いだから苦しまないで死にたい。けど、死ぬことが出来ないから毎回痛みだけがくる。
だから、出来るだけ痛いことはしないようにしてる。
「だ、大丈夫?雪兎くん、新くん」
「「大丈夫じゃないよ~(じゃねぇよ)」」
「たくっ、誰の後ろに乗るかは天さんが決めてください」
「あっ、えっと~僕は夏樹君の後ろに乗りたいな~。あっ、もちろん夏樹君が迷惑でなければの話だけど……」
「僕は…だい……大丈夫…だよ」
「チッ、今回だけは譲ってやるよ!夏樹。でも、今度は俺の後ろだからね!真希さんの弟くん。」
「ね~、まだ~早く行こうよ~。リィリ、お腹空いちゃったよ~」
「おい、俺様を待たせるな!神条 天!」
「えっ!僕っ!」
はー、なんか絶対に目つけられたよね~
「では、夏樹君。乗ってもいいかな?」
夏樹君は縦に首を振ってくれた。よしっ、乗ろうと思った矢先にデカくて乗らない……
嘘だろ…
たしかに身長は平均男子高校生より低いかもしれないけど乗れないってどういうこと?
落ち込んでいると急に体が浮かんだ。
0
お気に入りに追加
91
あなたにおすすめの小説
弱すぎると勇者パーティーを追放されたハズなんですが……なんで追いかけてきてんだよ勇者ァ!
灯璃
BL
「あなたは弱すぎる! お荷物なのよ! よって、一刻も早くこのパーティーを抜けてちょうだい!」
そう言われ、勇者パーティーから追放された冒険者のメルク。
リーダーの勇者アレスが戻る前に、元仲間たちに追い立てられるようにパーティーを抜けた。
だが数日後、何故か勇者がメルクを探しているという噂を酒場で聞く、が、既に故郷に帰ってスローライフを送ろうとしていたメルクは、絶対に見つからないと決意した。
みたいな追放ものの皮を被った、頭おかしい執着攻めもの。
追いかけてくるまで説明ハイリマァス
※完結致しました!お読みいただきありがとうございました!
巻き込まれ異世界転移者(俺)は、村人Aなので探さないで下さい。
はちのす
BL
異世界転移に巻き込まれた憐れな俺。
騎士団や勇者に見つからないよう、村人Aとしてスローライフを謳歌してやるんだからな!!
***********
異世界からの転移者を血眼になって探す人達と、ヒラリヒラリと躱す村人A(俺)の日常。
イケメン(複数)×平凡?
全年齢対象、すごく健全
三度目の人生は冷酷な獣人王子と結婚することになりましたが、なぜか溺愛されています
倉本縞
BL
エルガー王国の王子アンスフェルムは、これまで二回、獣人族の王子ラーディンに殺されかかっていた。そのたびに時をさかのぼって生き延びたが、三回目を最後に、その魔術も使えなくなってしまう。
今度こそ、ラーディンに殺されない平穏な人生を歩みたい。
そう思ったアンスフェルムは、いっそラーディンの伴侶になろうと、ラーディンの婚約者候補に名乗りを上げる。
ラーディンは野蛮で冷酷な獣人の王子と噂されていたが、婚約者候補となったアンスフェルムを大事にし、不器用な優しさを示してくれる。その姿に、アンスフェルムも徐々に警戒心を解いてゆく。
エルガー王国がラーディンたち獣人族を裏切る未来を知っているアンスフェルムは、なんとかそれを防ごうと努力するが……。
【完結】TL小説の悪役令息は死にたくないので不憫系当て馬の義兄を今日もヨイショします
七夜かなた
BL
前世はブラック企業に過労死するまで働かされていた一宮沙織は、読んでいたTL小説「放蕩貴族は月の乙女を愛して止まない」の悪役令息ギャレット=モヒナートに転生してしまった。
よりによってヒロインでもなく、ヒロインを虐め、彼女に惚れているギャレットの義兄ジュストに殺されてしまう悪役令息に転生するなんて。
お金持ちの息子に生まれ変わったのはいいけど、モブでもいいから長生きしたい
最後にはギャレットを殺した罪に問われ、牢獄で死んでしまう。
小説の中では当て馬で不憫だったジュスト。
当て馬はどうしようもなくても、不憫さは何とか出来ないか。
小説を読んでいて、ハッピーエンドの主人公たちの影で不幸になった彼のことが気になっていた。
それならヒロインを虐めず、義兄を褒め称え、悪意がないことを証明すればいいのでは?
そして義兄を慕う義弟を演じるうちに、彼の自分に向ける視線が何だか熱っぽくなってきた。
ゆるっとした世界観です。
身体的接触はありますが、濡れ場は濃厚にはならない筈…
タイトルもしかしたら途中で変更するかも
イラストは紺田様に有償で依頼しました。
今更愛を告げられましても契約結婚は終わりでしょう?
SKYTRICK
BL
冷酷無慈悲な戦争狂α×虐げられてきたΩ令息
ユリアン・マルトリッツ(18)は男爵の父に命じられ、国で最も恐れられる冷酷無慈悲な軍人、ロドリック・エデル公爵(27)と結婚することになる。若く偉大な軍人のロドリック公爵にこれまで貴族たちが結婚を申し入れなかったのは、彼に関する噂にあった。ロドリックの顔は醜悪で性癖も異常、逆らえばすぐに殺されてしまう…。
そんなロドリックが結婚を申し入れたのがユリアン・マルトリッツだった。
しかしユリアンもまた、魔性の遊び人として名高い。
それは弟のアルノーの影響で、よなよな男達を誑かす弟の汚名を着せられた兄のユリアンは、父の命令により着の身着のままで公爵邸にやってくる。
そこでロドリックに突きつけられたのは、《契約結婚》の条件だった。
一、契約期間は二年。
二、互いの生活には干渉しない——……
『俺たちの間に愛は必要ない』
ロドリックの冷たい言葉にも、ユリアンは歓喜せざるを得なかった。
なぜなら結婚の条件は、ユリアンの夢を叶えるものだったからだ。
☆感想、ブクマなどとても励みになります!
2人の男に狙われてます
おもち
BL
仕事に熱中し過ぎて妻から別れを告げられた高校教師、姫神政宗に2人の魔の手が迫るーー!
▫️沢山のお気に入りありがとうございます♡
▫️過激な表現やモロ語にご注意ください。
教師という職業が好きなので、主人公にはとんでもないことになって頂きますよろしくお願い致します(`-ω-´)
【悲報】恋活パーティーサクラの俺、苦手な上司と遭遇しゲイ認定され愛されてしまう
grotta
BL
【本編完結】ノンケの新木は姉(元兄)の主催するゲイのカップリングパーティーのサクラとして無理矢理参加させられる。するとその会場に現れたのは鬼過ぎて苦手な上司の宮藤。
「新木?なんでお前がここに?」
え、そんなのバイトに決まってますが?
しかし副業禁止の会社なのでバイトがバレるとまずい。なので俺は自分がゲイだと嘘をついた。
「いやー、俺、男が好きなんすよ。あはは」
すると上司は急に目の色を変えて俺にアプローチをかけてきた。
「この後どう?」
どう?じゃねえ!だけどクソイケメンでもある上司の誘いを断ったら俺がゲイじゃないとバレるかも?くっ、行くしかねえ!さよなら俺のバックバージン……
しかも上司はその後も半ば脅すようにして何かと俺を誘ってくるようになり……?
ワンナイトのはずがなんで俺は上司の家に度々泊まってるんだ?
《恋人には甘いイケメン鬼上司×流されやすいノンケ部下》
※ただのアホエロ話につき♡喘ぎ注意。
※ノリだけで書き始めたので5万字いけるかわからないけどBL小説大賞エントリー中。
甘えたオメガは過保護なアルファに溺愛される
ノガケ雛
BL
本編完結 11月28日から番外編更新
アルファとして二十四年間生きてきた堂山真樹。
オメガが嫌いで番を作る気も無かった。
そんな真樹にある日突然オメガにしか起きないはずの発情期が起こってしまう。
後天性オメガだと診断され、絶望の縁に立ち自殺を試みた真樹。ビルから飛び降りようとしたその時、真樹の手を掴んだのは見ず知らずの男で──……。
過保護アルファ×甘えたオメガ
R18/オメガバース/甘々/甘えた/過保護
イラスト : きりとが様
イラストの著者名が『真優』となっておりますが、こちらは以前使用していたペンネームになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる