96 / 182
第96話 笑顔
しおりを挟む
祭を終えてクリスは賢者に呼ばれている。
旅立つ前に賢者との訓練は貴重な時間だ。
そして賢者の部屋にマリアも現れた。
「賢者様、宜しくお願いします!」
クリスは真面目に指導を受けようと心を入れ直した。
だが予想外の展開になってしまい動揺するとは思いもしない。
「よし、お前達よく来たね」
賢者は笑顔で二人を迎えている。
城の生活と料理に飽きており二人の訓練を手伝えると聞いて歓喜していたのだ。
「私も全力で指導しよう!」
そしてマリアが徐に口を開く。
今までの訓練も楽しかったが今回の内容が気になっていた。
「あの…
クリスと何をすれば?」
賢者はニヤリと笑みを浮かべた。
しかし、クリスはその笑みに嫌な予感がしている。
「まずはこの前、観察をしたね
次のステップは触れることだよ」
「へ?」
クリスは何するのか緊張で汗をかいてきた。
女性経験が少ないため焦っている。
「そうだね、
まずはお互いの手を握るんだ」
クリスは一瞬拍子抜けしているが、
勿論、賢者がそれだけで許すはずがない。
「ほら、早く繋ぎなさい」
改めて意識してしまうと恥ずかしいが、
お互いにゆっくりと手を繋いでいく。
「何やってるのさ、恋人繋ぎだよ」
「はい?」
マリアも賢者の言葉に驚いている…
お互いに指を絡めていくと二人の心も重なり合っていく。
「は、恥ずかしいよ…
クリス…」
見られている状況は恥ずかしいものがある。
賢者は二人を見て心から楽しんでいた。
「次はマリア、
クリスのどこに触れたい?」
「へ?」
クリスは賢者の予想外の言葉に驚愕する。
まさかマリアが触れたい場所を触らせるとは思いもしない。
「……………」
「聞こえないぞ、マリア」
マリアは恥ずかしさに顔が赤くなっていた。
言葉にするのが恥ずかしすぎて死にそうなのだ。
「………うで」
「ほう、では触りなさい」
クリスは緊張でおかしくなりそうだった。
マリアから触れられて嬉しくない訳がない。
「ク、クリス…」
マリアの感情が昂ぶっているのを賢者が見逃さない。
だがその声は優しさに溢れている。
「マリア…
お前の好きなようにしなさい」
するとマリアはクリスの腕に自分の腕を絡めたのだ。
咄嗟の行動にクリスは驚き、更に絡まる腕からマリアの体温を感じて心臓の鼓動が高鳴ってしまう。
「ま、マリアさん」
マリアは美しく綺麗な笑顔を見せた。
その瞬間、クリスは何も考えられなくなってしまう。
そんな綺麗な笑顔で返事をされたら何もかも許すだろう。
「お前達…
良かったじゃないかい」
「賢者様…」
マリアは急に甘えたように絡めた腕に力を込めた。
クリスは、それが嬉しくて胸が一杯になってしまう。
「たまに甘えても良いじゃないか、
クリスは嬉しい顔してるよ」
「へ?」
するとじっくりマリアがクリスの顔を観察する。
今度はクリスが顔を赤くする番だ。
「け、賢者様!」
「はははは、
でも、お前死ぬほど嬉しそうだぞ!」
そ、そうですよ…
どうせ、俺は死ぬほど嬉しいですよ!
「二人で愛を育みなさい…
ゆっくりで良いんだよ」
賢者はそう言うと優しくクリス達に微笑む。
王都を出てしまうと、特訓も出来なくなる。
賢者は二人に大切な事を伝えたかったのかもしれない。
クリスはそのように考えていた。
そして賢者との秘密の特訓は終わりを迎えたのだった…
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
レガードの屋敷の一階では今日も明るく飛び跳ねるリリスの姿がある。
「サリーおばちゃーん」
リリスはサリーの胸へ飛び込んだ。
ベルは微笑ましく日常の光景を見ている。
そして何故サリーがその呼び方で呼ばれているか、それは一年前に遡る。
サリーは目が鋭い美人である。
笑っていない顔は人によれば怖いと感じてしまう。
そのため小さいリリスからすると怒っていると感じたのかもしれない。
サリーの顔を見ると、リリスはいつも泣き出していたのだ。
サリーは飯が喉を通らない程にショックを受けていた。
妹に似た雰囲気を持つ子供から拒絶されるのは胸が痛い。
そんな時にユーリが悪ふざけをしたのである。
するとリリスは、その呼び方をお気に召したのか一切泣かなくなった。
サリーにとっては複雑な心境だが今はその呼び方が定着してしまったのだ。
「サリー、サリー、サリーおばちゃーん」
サリーは変な歌を口ずさむリリスを見ても一切怒らない。
毎日笑顔で撫でている姿を見てベルは感心していたのだった。
ようやく城から帰ってきた人物がいる。
それはクリスではなくアリスだ。
今日も朝から城の訓練場に呼ばれ疲れ果てていた。
「アリス~」
リリスがアリスを出迎える。
いつの間にかアリスは呼び捨てになっていた。
「姉の威厳が…」
アリスは危機感を感じている…
このまま決して許してはいけないと心から誓ったのだ。
魔王軍を退けてルミナスにもようやく平和が訪れた。
それぞれが失った日常を取り戻している。
今日もルミナスは、笑顔で満ち溢れていた…
旅立つ前に賢者との訓練は貴重な時間だ。
そして賢者の部屋にマリアも現れた。
「賢者様、宜しくお願いします!」
クリスは真面目に指導を受けようと心を入れ直した。
だが予想外の展開になってしまい動揺するとは思いもしない。
「よし、お前達よく来たね」
賢者は笑顔で二人を迎えている。
城の生活と料理に飽きており二人の訓練を手伝えると聞いて歓喜していたのだ。
「私も全力で指導しよう!」
そしてマリアが徐に口を開く。
今までの訓練も楽しかったが今回の内容が気になっていた。
「あの…
クリスと何をすれば?」
賢者はニヤリと笑みを浮かべた。
しかし、クリスはその笑みに嫌な予感がしている。
「まずはこの前、観察をしたね
次のステップは触れることだよ」
「へ?」
クリスは何するのか緊張で汗をかいてきた。
女性経験が少ないため焦っている。
「そうだね、
まずはお互いの手を握るんだ」
クリスは一瞬拍子抜けしているが、
勿論、賢者がそれだけで許すはずがない。
「ほら、早く繋ぎなさい」
改めて意識してしまうと恥ずかしいが、
お互いにゆっくりと手を繋いでいく。
「何やってるのさ、恋人繋ぎだよ」
「はい?」
マリアも賢者の言葉に驚いている…
お互いに指を絡めていくと二人の心も重なり合っていく。
「は、恥ずかしいよ…
クリス…」
見られている状況は恥ずかしいものがある。
賢者は二人を見て心から楽しんでいた。
「次はマリア、
クリスのどこに触れたい?」
「へ?」
クリスは賢者の予想外の言葉に驚愕する。
まさかマリアが触れたい場所を触らせるとは思いもしない。
「……………」
「聞こえないぞ、マリア」
マリアは恥ずかしさに顔が赤くなっていた。
言葉にするのが恥ずかしすぎて死にそうなのだ。
「………うで」
「ほう、では触りなさい」
クリスは緊張でおかしくなりそうだった。
マリアから触れられて嬉しくない訳がない。
「ク、クリス…」
マリアの感情が昂ぶっているのを賢者が見逃さない。
だがその声は優しさに溢れている。
「マリア…
お前の好きなようにしなさい」
するとマリアはクリスの腕に自分の腕を絡めたのだ。
咄嗟の行動にクリスは驚き、更に絡まる腕からマリアの体温を感じて心臓の鼓動が高鳴ってしまう。
「ま、マリアさん」
マリアは美しく綺麗な笑顔を見せた。
その瞬間、クリスは何も考えられなくなってしまう。
そんな綺麗な笑顔で返事をされたら何もかも許すだろう。
「お前達…
良かったじゃないかい」
「賢者様…」
マリアは急に甘えたように絡めた腕に力を込めた。
クリスは、それが嬉しくて胸が一杯になってしまう。
「たまに甘えても良いじゃないか、
クリスは嬉しい顔してるよ」
「へ?」
するとじっくりマリアがクリスの顔を観察する。
今度はクリスが顔を赤くする番だ。
「け、賢者様!」
「はははは、
でも、お前死ぬほど嬉しそうだぞ!」
そ、そうですよ…
どうせ、俺は死ぬほど嬉しいですよ!
「二人で愛を育みなさい…
ゆっくりで良いんだよ」
賢者はそう言うと優しくクリス達に微笑む。
王都を出てしまうと、特訓も出来なくなる。
賢者は二人に大切な事を伝えたかったのかもしれない。
クリスはそのように考えていた。
そして賢者との秘密の特訓は終わりを迎えたのだった…
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
レガードの屋敷の一階では今日も明るく飛び跳ねるリリスの姿がある。
「サリーおばちゃーん」
リリスはサリーの胸へ飛び込んだ。
ベルは微笑ましく日常の光景を見ている。
そして何故サリーがその呼び方で呼ばれているか、それは一年前に遡る。
サリーは目が鋭い美人である。
笑っていない顔は人によれば怖いと感じてしまう。
そのため小さいリリスからすると怒っていると感じたのかもしれない。
サリーの顔を見ると、リリスはいつも泣き出していたのだ。
サリーは飯が喉を通らない程にショックを受けていた。
妹に似た雰囲気を持つ子供から拒絶されるのは胸が痛い。
そんな時にユーリが悪ふざけをしたのである。
するとリリスは、その呼び方をお気に召したのか一切泣かなくなった。
サリーにとっては複雑な心境だが今はその呼び方が定着してしまったのだ。
「サリー、サリー、サリーおばちゃーん」
サリーは変な歌を口ずさむリリスを見ても一切怒らない。
毎日笑顔で撫でている姿を見てベルは感心していたのだった。
ようやく城から帰ってきた人物がいる。
それはクリスではなくアリスだ。
今日も朝から城の訓練場に呼ばれ疲れ果てていた。
「アリス~」
リリスがアリスを出迎える。
いつの間にかアリスは呼び捨てになっていた。
「姉の威厳が…」
アリスは危機感を感じている…
このまま決して許してはいけないと心から誓ったのだ。
魔王軍を退けてルミナスにもようやく平和が訪れた。
それぞれが失った日常を取り戻している。
今日もルミナスは、笑顔で満ち溢れていた…
0
お気に入りに追加
1,266
あなたにおすすめの小説
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る(旧題|剣は光より速い-社畜異世界転生)
丁鹿イノ
ファンタジー
【ファンタジア文庫にて1巻発売中!】
深夜の職場で人生を終えた青桐 恒(25)は、気づいたらファンタジーな異世界に転生していた。
前世の社畜人生のお陰で圧倒的な精神力を持ち、生後から持ち前の社畜精神で頑張りすぎて魔力と気力を異常に成長させてしまう。
そのうち元Sクラス冒険者である両親も自重しなくなり、魔術と剣術もとんでもないことに……
異世界に転生しても働くのをやめられない!
剣と魔術が存在するファンタジーな異世界で持ち前の社畜精神で努力を積み重ね成り上がっていく、成長物語。
■カクヨムでも連載中です■
本作品をお読みいただき、また多く感想をいただき、誠にありがとうございます。
中々お返しできておりませんが、お寄せいただいたコメントは全て拝見し、執筆の糧にしています。
いつもありがとうございます。
◆
書籍化に伴いタイトルが変更となりました。
剣は光より速い - 社畜異世界転生 ~社畜は異世界でも無休で最強へ至る~
↓
転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る
おもちゃで遊ぶだけでスキル習得~世界最強の商人目指します~
暇人太一
ファンタジー
大学生の星野陽一は高校生三人組に事故を起こされ重傷を負うも、その事故直後に異世界転移する。気づけばそこはテンプレ通りの白い空間で、説明された内容もありきたりな魔王軍討伐のための勇者召喚だった。
白い空間に一人残された陽一に別の女神様が近づき、モフモフを捜して完全復活させることを使命とし、勇者たちより十年早く転生させると言う。
勇者たちとは違い魔王軍は無視して好きにして良いという好待遇に、陽一は了承して異世界に転生することを決める。
転生後に授けられた職業は【トイストア】という万能チート職業だった。しかし世界の常識では『欠陥職業』と蔑まされて呼ばれる職業だったのだ。
それでも陽一が生み出すおもちゃは魔王の心をも鷲掴みにし、多くのモフモフに囲まれながら最強の商人になっていく。
魔術とスキルで無双し、モフモフと一緒におもちゃで遊んだり売ったりする話である。
小説家になろう様でも投稿始めました。
賢者の幼馴染との中を引き裂かれた無職の少年、真の力をひた隠し、スローライフ? を楽しみます!
織侍紗(@'ω'@)ん?
ファンタジー
ルーチェ村に住む少年アインス。幼い頃両親を亡くしたアインスは幼馴染の少女プラムやその家族たちと仲良く過ごしていた。そして今年で十二歳になるアインスはプラムと共に近くの町にある学園へと通うことになる。
そこではまず初めにこの世界に生きる全ての存在が持つ職位というものを調べるのだが、そこでアインスはこの世界に存在するはずのない無職であるということがわかる。またプラムは賢者だということがわかったため、王都の学園へと離れ離れになってしまう。
その夜、アインスは自身に前世があることを思い出す。アインスは前世で嫌な上司に手柄を奪われ、リストラされたあげく無職となって死んだところを、女神のノリと嫌がらせで無職にさせられた転生者だった。
そして妖精と呼ばれる存在より、自身のことを聞かされる。それは、無職と言うのはこの世界に存在しない職位の為、この世界がアインスに気づくことが出来ない。だから、転生者に対しての調整機構が働かない、という状況だった。
アインスは聞き流す程度でしか話を聞いていなかったが、その力は軽く天災級の魔法を繰り出し、時の流れが遅くなってしまうくらいの亜光速で動き回り、貴重な魔導具を呼吸をするように簡単に創り出すことが出来るほどであった。ただ、争いやその力の希少性が公になることを極端に嫌ったアインスは、そのチート過ぎる能力を全力にバレない方向に使うのである。
これはそんな彼が前世の知識と無職の圧倒的な力を使いながら、仲間たちとスローライフを楽しむ物語である。
以前、掲載していた作品をリメイクしての再掲載です。ちょっと書きたくなったのでちまちま書いていきます。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
『付与』して『リセット』!ハズレスキルを駆使し、理不尽な世界で成り上がる!
びーぜろ@転移世界のアウトサイダー発売中
ファンタジー
ハズレスキルも組み合わせ次第!?付与とリセットで成り上がる!
孤児として教会に引き取られたサクシュ村の青年・ノアは10歳と15歳を迎える年に2つのスキルを授かった。
授かったスキルの名は『リセット』と『付与』。
どちらもハズレスキルな上、その日の内にステータスを奪われてしまう。
途方に暮れるノア……しかし、二つのハズレスキルには桁外れの可能性が眠っていた!
ハズレスキルを授かった青年・ノアの成り上がりスローライフファンタジー! ここに開幕!
※本作はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
転生をしたら異世界だったので、のんびりスローライフで過ごしたい。
みみっく
ファンタジー
どうやら事故で死んでしまって、転生をしたらしい……仕事を頑張り、人間関係も上手くやっていたのにあっけなく死んでしまうなら……だったら、のんびりスローライフで過ごしたい!
だけど現状は、幼馴染に巻き込まれて冒険者になる流れになってしまっている……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる