25 / 182
第25話 家族
しおりを挟む
アリスの目の前に立ちはだかるセシル。
ベルはセシルに弾き飛ばされてしまった。
「死になさい」
苦虫を噛み潰したような表情でセシルを睨む。
アリスはこの瞬間、死を覚悟した。
「お兄様……ごめんなさい」
その瞬間、カートは目の前のアリスを助けることしか考えていなかった。
小さい頃から知る幼馴染の子供。
自分には子供はいないが、もはや知人を超えて家族とも呼べる関係だった。
その小さな家族が目の前で殺されそうになっている。
気づいたら防具を脱ぎ捨て、盾を捨てていた。
この距離で間に合わないと思っていたのは、身につけている重装備のせいだ。
カートは命をかけた捨て身の行動を思いつく。
こんな事しか思い浮かばないなんてな。
だが這いつくばって生きてきた俺らしい…
最後の最後まで諦めずに足掻け。
目の前の家族すら守れないなんて駄目だ。
絶対、絶対に守ってみせる。
ベルの目からもアリスが殺されそうになる瞬間が見える。
弾き飛ばされた痛みに耐えてすぐに行動に移す。
クリスから与えられた残りの魔力は少ない。
恐らく次の攻撃がこの姿でいられる最後の一撃だ。
アリスにセシルの高速剣が襲い掛かる。
アリスはもう駄目だと目を瞑ってしまう。
「まだ諦めるな!」
カートが突如、命をかけた捨て身の突進を
セシルへ繰り出す。
セシルもまさか装備を全て捨てたカートが来るとは思っていなかった。
攻撃の瞬間が一瞬遅れる。
その隙にカートはアリスの前に身を出し、
次の攻撃を身体一つで受け止めることにした。
「カート、まさかそこまでするなんてね…
敬意を表して貴方から殺してあげるわ」
一撃必殺の刃がカートへ届く瞬間、
ベルの剣がセシルへと届く。
その衝撃からセシルは弾き飛ばされ、
大きく距離が開いた。
「っく、身体が戻ってしまう」
ベルの時間切れになり、
成人の姿から元に戻ってしまう。
そしてタイムリミットが訪れる。
セシルの麻痺も解けたのだ。
「ふふふ、もう終わりね
残念だけど麻痺が解けたわ」
歪んだ笑みを浮かべるセシル。
全員が訪れたタイムリミットに唖然としている。
この状況で本来の速度で攻撃されたら瞬殺されてしまう。
全滅は確実である。
「まとめて殺してあげる」
迫り来る殺意と恐怖、
押し寄せてくる死。
もうダメかと思った瞬間、
ようやくこの戦いの主役が現れる。
「そうはさせるかよ!」
改めて姿を変えたクリスが攻撃する。
麻痺が解けたセシルであっても避けることが出来ず攻撃を受け止める。
そしてクリスの追撃で弾き飛ばした。
「お、お兄様……」
「みんな、待たせて済まない」
周りを見渡すと防具を捨てて守り切ったカート、
姿が戻ってしまったベル。
そして残りの魔力僅かなアリス。
皆、攻撃も受けてボロボロになっている。
「ありがとう…
後は任せてくれ」
「お、おい…
いくら何でも1人では無理だ」
「いや、今の俺なら大丈夫だ!
後は俺が何とかする」
クリスは自分の中に溢れる力を感じている。
その力を体感して確信した。
「今の俺ならセシルを倒せる」
「ふふふ、何かと思えば、
私を倒せる?」
セシルの周りに暗黒のオーラが纏わりつく。
そしてクリスに向けて一気に加速した。
「今すぐにその言葉を訂正させてあげる」
クリスの背後まで高速移動して剣撃を繰り出す。
だがクリスもそれに合わせて剣を当て、
逆にその力を利用してセシルに一撃を返した。
「なに!」
「何度でも、何度でも言ってやる!」
クリスの周りにも輝き溢れるオーラが発生する。
習得した覇王の力である。
獣王剣とは別で身体強化をする事ができ、
クリスの力は更に増していく。
「ここでお前を、剣聖セシルを倒す!」
クリスから輝く光に皆んなが驚く。
まるでこの光は、おとぎ話として聞かされていた、ルミナス初代国王の光と同じではないかと。
「なんだ、その光は…」
そして、クリスから受けたダメージにより、
セシルは顔から血が出ていることに気づく。
「わ、私に血を流させたの?」
セシルは信じられないことが起きたと目を見開いている。
なぜ自分が傷を負っているのかと苛立ちを隠せないでいた。
「ダークスフィア」
セシルの周りに暗黒のオーラが集まり、
暗黒魔法三連撃を放つ。
そして輝く光がクリスの右手に集まる。
その光にシャルロットが反応した。
「こ、これはまさか覇王の一撃だと…」
シャルロットは信じられない。
小さい頃に聞かされた初代国王のおとぎ話。
覇王がどんな困難でも切り開く一撃を、
現実のものとして目の前で見ている。
固有スキル【覇王の一撃】
その一撃は強力な光の塊となり、
三発の暗黒魔法を全て退けセシルへと向かう。
「っく…」
何とかギリギリで避けることに成功したが、
衝突した方向を見て破壊力に唖然とする。
「ま、まさかこの私が恐怖しているだと…」
震える手を抑えながら感じたことのない、
死の恐怖に動揺する。
それと同時に自分を追い詰めたクリスに、
新たな感情が芽生えていることに気づいた。
「クリス、気に入ったわ」
過去、誰もセシルの速度に追いつくことが出来なかった。
それは言わば誰もセシルを理解することは出来ないという事だ。
セシルは孤独だったのだ。
それが自分よりも強く死の恐怖すら与える者が目の前にいる。
「あぁ、クリス…
もっと私に死を感じさせて」
セシルは満面の笑みを浮かべクリスに迫る。
先ほどよりも何かリミッターが外れたような印象を感じる。
「っく!」
決め手として覇王の一撃を打ちたいが、
クリスは、セシルが死ぬことを全く気にせずに突進してくるため、力を溜められないでいた。
そして力を溜めるため強い剣撃を当てて、
セシルを弾き飛ばした。
お互いの距離は、30メートルほど。
再度クリスの手に光が溢れていく。
お互い向かい合い、加速する。
セシルは衝突のギリギリを狙い、
避けることを考えていた。
そして決着のその瞬間……
セシルの足元に魔法陣が現れる。
「まさか…これはインフェルノ?」
セシルは一瞬だけインフェルノに気を取られる。
ふと周りを見渡すと、マリアに肩を抱えられながら歩くシャルロットが目に入る。
シャルロットは微笑む。
そして振り向いた先には、
覇王の一撃を完成させたクリスが迫る…
「これで終わりだ!」
クリスの覇王の一撃がまさに剣聖セシルへ入った瞬間だった。
壮絶な戦いの締めにふさわしい一撃が炸裂する。
そして覇王の光が会場に溢れていく……
◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
剣聖の倒れる姿が見える。
そう俺は、俺たちは勝ったのだ。
そして力を使い果たした俺は元の姿に戻っていく。
響き渡る歓声と共に皆んなが俺の所に集まってくる。
危機を脱したと、全員が思ったはずだった。
「う…」
しかし、セシルが目を覚ましたのだ。
「お、おい、嘘だろ…
あれでもまだ死んでないのかよ」
カートが心底呆れたように呟く。
正直、俺も元の体に戻っているため、
今はかなり厳しい。
「あら…
あなた本当は凄く可愛らしいのね」
俺の本当の姿を見て言葉を発した。
まさかここまでとは……
俺の必死に悩んでいる様が顔に出ていたのかもしれない。
「ふふふ、今日のところは見逃してあげる…
貴方の強さに免じてね」
「そしてクリス、
貴方との戦い素敵だったわ…
またお会いしましょう」
するとセシルは満面の笑みを俺に向ける。
そして空高く駆け上がり、
吹き抜けになっている訓練施設の壁や建物を足場に脱出していった。
「逃げていったのか…」
ルミナス最強との戦いはまさに死闘だった。
城の壊滅的なダメージを復旧するまで期間がかかる。
これから先のことを考えると大変なのは間違いない。
それでも今は皆で勝利を祝いたい。
奇跡の連続により、死闘を制したのだ。
この場にいる者でお互いを讃え合った。
そして、俺は必ず帰ってくると約束したマリアの元へ向かう。
マリアは俺を見つけると、
目を潤ませながら抱きついてきた。
生きて帰ってきてまた会うことが出来て、
それが嬉しくて俺もマリアを抱きしめる。
「クリス、おかえりなさい」
「マリア、ただいま」
そして俺は愛する家族の元へ帰ることが出来る。
この輝かしい笑顔を見ると、
俺は例えどんな困難でも乗り越えられる。
きっと、その先は楽しい未来が待っているに違いない……
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ここまでお読み頂き、心より感謝致します。
もしクリス達の物語が面白いと思いましたら、お気に入りに登録頂けると今後の執筆の励みになります。
今後も宜しくお願い致しますm(_ _)m
ベルはセシルに弾き飛ばされてしまった。
「死になさい」
苦虫を噛み潰したような表情でセシルを睨む。
アリスはこの瞬間、死を覚悟した。
「お兄様……ごめんなさい」
その瞬間、カートは目の前のアリスを助けることしか考えていなかった。
小さい頃から知る幼馴染の子供。
自分には子供はいないが、もはや知人を超えて家族とも呼べる関係だった。
その小さな家族が目の前で殺されそうになっている。
気づいたら防具を脱ぎ捨て、盾を捨てていた。
この距離で間に合わないと思っていたのは、身につけている重装備のせいだ。
カートは命をかけた捨て身の行動を思いつく。
こんな事しか思い浮かばないなんてな。
だが這いつくばって生きてきた俺らしい…
最後の最後まで諦めずに足掻け。
目の前の家族すら守れないなんて駄目だ。
絶対、絶対に守ってみせる。
ベルの目からもアリスが殺されそうになる瞬間が見える。
弾き飛ばされた痛みに耐えてすぐに行動に移す。
クリスから与えられた残りの魔力は少ない。
恐らく次の攻撃がこの姿でいられる最後の一撃だ。
アリスにセシルの高速剣が襲い掛かる。
アリスはもう駄目だと目を瞑ってしまう。
「まだ諦めるな!」
カートが突如、命をかけた捨て身の突進を
セシルへ繰り出す。
セシルもまさか装備を全て捨てたカートが来るとは思っていなかった。
攻撃の瞬間が一瞬遅れる。
その隙にカートはアリスの前に身を出し、
次の攻撃を身体一つで受け止めることにした。
「カート、まさかそこまでするなんてね…
敬意を表して貴方から殺してあげるわ」
一撃必殺の刃がカートへ届く瞬間、
ベルの剣がセシルへと届く。
その衝撃からセシルは弾き飛ばされ、
大きく距離が開いた。
「っく、身体が戻ってしまう」
ベルの時間切れになり、
成人の姿から元に戻ってしまう。
そしてタイムリミットが訪れる。
セシルの麻痺も解けたのだ。
「ふふふ、もう終わりね
残念だけど麻痺が解けたわ」
歪んだ笑みを浮かべるセシル。
全員が訪れたタイムリミットに唖然としている。
この状況で本来の速度で攻撃されたら瞬殺されてしまう。
全滅は確実である。
「まとめて殺してあげる」
迫り来る殺意と恐怖、
押し寄せてくる死。
もうダメかと思った瞬間、
ようやくこの戦いの主役が現れる。
「そうはさせるかよ!」
改めて姿を変えたクリスが攻撃する。
麻痺が解けたセシルであっても避けることが出来ず攻撃を受け止める。
そしてクリスの追撃で弾き飛ばした。
「お、お兄様……」
「みんな、待たせて済まない」
周りを見渡すと防具を捨てて守り切ったカート、
姿が戻ってしまったベル。
そして残りの魔力僅かなアリス。
皆、攻撃も受けてボロボロになっている。
「ありがとう…
後は任せてくれ」
「お、おい…
いくら何でも1人では無理だ」
「いや、今の俺なら大丈夫だ!
後は俺が何とかする」
クリスは自分の中に溢れる力を感じている。
その力を体感して確信した。
「今の俺ならセシルを倒せる」
「ふふふ、何かと思えば、
私を倒せる?」
セシルの周りに暗黒のオーラが纏わりつく。
そしてクリスに向けて一気に加速した。
「今すぐにその言葉を訂正させてあげる」
クリスの背後まで高速移動して剣撃を繰り出す。
だがクリスもそれに合わせて剣を当て、
逆にその力を利用してセシルに一撃を返した。
「なに!」
「何度でも、何度でも言ってやる!」
クリスの周りにも輝き溢れるオーラが発生する。
習得した覇王の力である。
獣王剣とは別で身体強化をする事ができ、
クリスの力は更に増していく。
「ここでお前を、剣聖セシルを倒す!」
クリスから輝く光に皆んなが驚く。
まるでこの光は、おとぎ話として聞かされていた、ルミナス初代国王の光と同じではないかと。
「なんだ、その光は…」
そして、クリスから受けたダメージにより、
セシルは顔から血が出ていることに気づく。
「わ、私に血を流させたの?」
セシルは信じられないことが起きたと目を見開いている。
なぜ自分が傷を負っているのかと苛立ちを隠せないでいた。
「ダークスフィア」
セシルの周りに暗黒のオーラが集まり、
暗黒魔法三連撃を放つ。
そして輝く光がクリスの右手に集まる。
その光にシャルロットが反応した。
「こ、これはまさか覇王の一撃だと…」
シャルロットは信じられない。
小さい頃に聞かされた初代国王のおとぎ話。
覇王がどんな困難でも切り開く一撃を、
現実のものとして目の前で見ている。
固有スキル【覇王の一撃】
その一撃は強力な光の塊となり、
三発の暗黒魔法を全て退けセシルへと向かう。
「っく…」
何とかギリギリで避けることに成功したが、
衝突した方向を見て破壊力に唖然とする。
「ま、まさかこの私が恐怖しているだと…」
震える手を抑えながら感じたことのない、
死の恐怖に動揺する。
それと同時に自分を追い詰めたクリスに、
新たな感情が芽生えていることに気づいた。
「クリス、気に入ったわ」
過去、誰もセシルの速度に追いつくことが出来なかった。
それは言わば誰もセシルを理解することは出来ないという事だ。
セシルは孤独だったのだ。
それが自分よりも強く死の恐怖すら与える者が目の前にいる。
「あぁ、クリス…
もっと私に死を感じさせて」
セシルは満面の笑みを浮かべクリスに迫る。
先ほどよりも何かリミッターが外れたような印象を感じる。
「っく!」
決め手として覇王の一撃を打ちたいが、
クリスは、セシルが死ぬことを全く気にせずに突進してくるため、力を溜められないでいた。
そして力を溜めるため強い剣撃を当てて、
セシルを弾き飛ばした。
お互いの距離は、30メートルほど。
再度クリスの手に光が溢れていく。
お互い向かい合い、加速する。
セシルは衝突のギリギリを狙い、
避けることを考えていた。
そして決着のその瞬間……
セシルの足元に魔法陣が現れる。
「まさか…これはインフェルノ?」
セシルは一瞬だけインフェルノに気を取られる。
ふと周りを見渡すと、マリアに肩を抱えられながら歩くシャルロットが目に入る。
シャルロットは微笑む。
そして振り向いた先には、
覇王の一撃を完成させたクリスが迫る…
「これで終わりだ!」
クリスの覇王の一撃がまさに剣聖セシルへ入った瞬間だった。
壮絶な戦いの締めにふさわしい一撃が炸裂する。
そして覇王の光が会場に溢れていく……
◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
剣聖の倒れる姿が見える。
そう俺は、俺たちは勝ったのだ。
そして力を使い果たした俺は元の姿に戻っていく。
響き渡る歓声と共に皆んなが俺の所に集まってくる。
危機を脱したと、全員が思ったはずだった。
「う…」
しかし、セシルが目を覚ましたのだ。
「お、おい、嘘だろ…
あれでもまだ死んでないのかよ」
カートが心底呆れたように呟く。
正直、俺も元の体に戻っているため、
今はかなり厳しい。
「あら…
あなた本当は凄く可愛らしいのね」
俺の本当の姿を見て言葉を発した。
まさかここまでとは……
俺の必死に悩んでいる様が顔に出ていたのかもしれない。
「ふふふ、今日のところは見逃してあげる…
貴方の強さに免じてね」
「そしてクリス、
貴方との戦い素敵だったわ…
またお会いしましょう」
するとセシルは満面の笑みを俺に向ける。
そして空高く駆け上がり、
吹き抜けになっている訓練施設の壁や建物を足場に脱出していった。
「逃げていったのか…」
ルミナス最強との戦いはまさに死闘だった。
城の壊滅的なダメージを復旧するまで期間がかかる。
これから先のことを考えると大変なのは間違いない。
それでも今は皆で勝利を祝いたい。
奇跡の連続により、死闘を制したのだ。
この場にいる者でお互いを讃え合った。
そして、俺は必ず帰ってくると約束したマリアの元へ向かう。
マリアは俺を見つけると、
目を潤ませながら抱きついてきた。
生きて帰ってきてまた会うことが出来て、
それが嬉しくて俺もマリアを抱きしめる。
「クリス、おかえりなさい」
「マリア、ただいま」
そして俺は愛する家族の元へ帰ることが出来る。
この輝かしい笑顔を見ると、
俺は例えどんな困難でも乗り越えられる。
きっと、その先は楽しい未来が待っているに違いない……
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ここまでお読み頂き、心より感謝致します。
もしクリス達の物語が面白いと思いましたら、お気に入りに登録頂けると今後の執筆の励みになります。
今後も宜しくお願い致しますm(_ _)m
0
お気に入りに追加
1,265
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
姫騎士様と二人旅、何も起きないはずもなく……
踊りまんぼう
ファンタジー
主人公であるセイは異世界転生者であるが、地味な生活を送っていた。 そんな中、昔パーティを組んだことのある仲間に誘われてとある依頼に参加したのだが……。 *表題の二人旅は第09話からです
(カクヨム、小説家になろうでも公開中です)
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる