35 / 125
第35話 賢者(2)
しおりを挟む
緊急事態に俺達は、全速力で里を目指している。
賢者の道案内により近道を通りながら、
最短距離でエルフの里に到着した。
そして里に広がる地獄絵図を見て、
俺は怒りが抑えきれない……
魔族達がワイバーンに乗り、里を蹂躙している。
力の弱いエルフ達は抵抗出来ないでいた。
辺りを見渡すと、
公爵が魔族に殺されそうになっている……
俺は即座に身体強化を施して、
ワイバーンを思い切り蹴飛ばした。
吹き飛ばされたワイバーンと魔族は墜落する。
落下速度からして、無事では済まないだろう。
「クリス君!」
公爵は俺を見て、歓喜の声をあげて喜ぶ。
もう駄目かと諦めたところだったのか、
泣きながら感謝された……
更に、残りの魔族も逃げ出そうとするが、
フィリアが魔法で追撃する。
水魔法の弾丸を複数呼び出し連射する魔法。
レベル3、バブルバレットを発射した。
「フィリア殿!」
背後から発動したフィリアの魔法により、
ワイバーンは、蜂の巣のように穴だらけになった。
そして魔族も墜落して生き絶える。
俺達は、エルフの集落にそびえ立つ木や、
家屋を足場に飛び立った。
公爵は、涙を流しながら感謝する。
よほど嬉しかったのだろう、鼻水も出ていた。
「喜ぶのは早い!
早くこの場から逃げるのだ!」
「あ、貴方は?」
「公爵、実はこの方は賢者様です」
「な、なんだと!!」
「まあ出会いを喜ぶのも生きて帰った後だ!
今ならまだ間に合う!」
戦力が揃ったこの瞬間に、
公爵は生き残る兵士達に声をかける。
「皆の者……早く逃げ……」
そして、皆を逃がすために必死に声を張り上げるが、
かき消すような飛行音が、エルフの里に鳴り響いた。
飛行音の正体、ワイバーンが通過し、
その上に一人、強力な魔力を纏う者が見える……
「来てしまったか……
お前だけは来てくれるなと思ったよ……」
甲冑に身を包む騎士。
全身を包む鎧は漆黒の色をしている。
「久しぶりだな、時の賢者ロゼ……
いや、魔界の裏切り者よ」
「ふふ、ほざけ!
お前達が私を裏切ったんだよ!
四天王最強の男、黒騎士セト」
賢者は、その人物を黒騎士と言った……
その呼び名にふさわしい装いから、
ただ者ならない風格を感じる。
「クリス、絶対に奴には手を出すな!
お前ではまだ勝てない!」
「賢明だな!
だが俺が生きて返すと思っているのか?」
突然言い出す賢者に、
俺は全く意味が理解できない。
里をこんなにした奴を許せるはずがない……
「ところでセト
お前、あの魔剣はどうした?
大切な剣だったろ」
「勇者に封印されて以来、使えなくてな……
まあ使えずとも苦戦する輩もいない」
その瞬間、賢者はニヤリと笑みを浮かべる……
そして、時の魔法を発動した。
「クリス、すまないね」
すると俺の周りに時空魔法の結界が生まれた。
まるで何もかもを遮断された感覚を受ける……
「賢者様!何をするんだ!」
「こうしないとお前は、
セトに向かっていくだろう?」
「フィリア!ここからは、私が戦う!
私に全てを賭けてくれるね?」
「賢者様……」
真剣な眼差しの賢者を見た瞬間、フィリアは悟る。
目の前にいる黒騎士に自分では勝てないと……
「分かりました……
賢者様、私は何をすれば?」
「流石、私の子孫だよ!
私の、とっておきの魔法を発動してもらう!」
「け、賢者様、それは?」
賢者は、フィリアの耳に近づき魔法を告げた。
その意味を理解した時、頬から涙が流れる……
「分かりました!
私は、クレア様の唯一の弟子。
大切なものを守り抜く時、それが今です!」
「ふふふ、馬鹿弟子も良い弟子を持ったもんだね!
いくよ!フィリア!」
「はい!」
賢者の周りに魔力のオーラが溢れ出す。
今まで見たことのない程の濃密な魔力が見えた……
「フィリア……
私の魔法を受け取れ!」
賢者から魔法を受け取り、
フィリアは手筈通り詠唱を続けていく……
そして魔法を渡し終えた賢者は覚悟を決めて、
目の前にいる四天王最強の男、
黒騎士セトへ向かって歩き始めた。
「魔界の裏切り者も、
ようやく始末できるわけだ」
黒騎士の周りに黒い魔力のオーラが溢れ出し、
今まで出会った者とは桁違いの波動を感じる。
「セト、随分と偉くなったじゃないか!
私が、叩きのめしてやるよ!」
そして、時の賢者ロゼと、
四天王最強の黒騎士セトの戦いが幕を開けた……
賢者の道案内により近道を通りながら、
最短距離でエルフの里に到着した。
そして里に広がる地獄絵図を見て、
俺は怒りが抑えきれない……
魔族達がワイバーンに乗り、里を蹂躙している。
力の弱いエルフ達は抵抗出来ないでいた。
辺りを見渡すと、
公爵が魔族に殺されそうになっている……
俺は即座に身体強化を施して、
ワイバーンを思い切り蹴飛ばした。
吹き飛ばされたワイバーンと魔族は墜落する。
落下速度からして、無事では済まないだろう。
「クリス君!」
公爵は俺を見て、歓喜の声をあげて喜ぶ。
もう駄目かと諦めたところだったのか、
泣きながら感謝された……
更に、残りの魔族も逃げ出そうとするが、
フィリアが魔法で追撃する。
水魔法の弾丸を複数呼び出し連射する魔法。
レベル3、バブルバレットを発射した。
「フィリア殿!」
背後から発動したフィリアの魔法により、
ワイバーンは、蜂の巣のように穴だらけになった。
そして魔族も墜落して生き絶える。
俺達は、エルフの集落にそびえ立つ木や、
家屋を足場に飛び立った。
公爵は、涙を流しながら感謝する。
よほど嬉しかったのだろう、鼻水も出ていた。
「喜ぶのは早い!
早くこの場から逃げるのだ!」
「あ、貴方は?」
「公爵、実はこの方は賢者様です」
「な、なんだと!!」
「まあ出会いを喜ぶのも生きて帰った後だ!
今ならまだ間に合う!」
戦力が揃ったこの瞬間に、
公爵は生き残る兵士達に声をかける。
「皆の者……早く逃げ……」
そして、皆を逃がすために必死に声を張り上げるが、
かき消すような飛行音が、エルフの里に鳴り響いた。
飛行音の正体、ワイバーンが通過し、
その上に一人、強力な魔力を纏う者が見える……
「来てしまったか……
お前だけは来てくれるなと思ったよ……」
甲冑に身を包む騎士。
全身を包む鎧は漆黒の色をしている。
「久しぶりだな、時の賢者ロゼ……
いや、魔界の裏切り者よ」
「ふふ、ほざけ!
お前達が私を裏切ったんだよ!
四天王最強の男、黒騎士セト」
賢者は、その人物を黒騎士と言った……
その呼び名にふさわしい装いから、
ただ者ならない風格を感じる。
「クリス、絶対に奴には手を出すな!
お前ではまだ勝てない!」
「賢明だな!
だが俺が生きて返すと思っているのか?」
突然言い出す賢者に、
俺は全く意味が理解できない。
里をこんなにした奴を許せるはずがない……
「ところでセト
お前、あの魔剣はどうした?
大切な剣だったろ」
「勇者に封印されて以来、使えなくてな……
まあ使えずとも苦戦する輩もいない」
その瞬間、賢者はニヤリと笑みを浮かべる……
そして、時の魔法を発動した。
「クリス、すまないね」
すると俺の周りに時空魔法の結界が生まれた。
まるで何もかもを遮断された感覚を受ける……
「賢者様!何をするんだ!」
「こうしないとお前は、
セトに向かっていくだろう?」
「フィリア!ここからは、私が戦う!
私に全てを賭けてくれるね?」
「賢者様……」
真剣な眼差しの賢者を見た瞬間、フィリアは悟る。
目の前にいる黒騎士に自分では勝てないと……
「分かりました……
賢者様、私は何をすれば?」
「流石、私の子孫だよ!
私の、とっておきの魔法を発動してもらう!」
「け、賢者様、それは?」
賢者は、フィリアの耳に近づき魔法を告げた。
その意味を理解した時、頬から涙が流れる……
「分かりました!
私は、クレア様の唯一の弟子。
大切なものを守り抜く時、それが今です!」
「ふふふ、馬鹿弟子も良い弟子を持ったもんだね!
いくよ!フィリア!」
「はい!」
賢者の周りに魔力のオーラが溢れ出す。
今まで見たことのない程の濃密な魔力が見えた……
「フィリア……
私の魔法を受け取れ!」
賢者から魔法を受け取り、
フィリアは手筈通り詠唱を続けていく……
そして魔法を渡し終えた賢者は覚悟を決めて、
目の前にいる四天王最強の男、
黒騎士セトへ向かって歩き始めた。
「魔界の裏切り者も、
ようやく始末できるわけだ」
黒騎士の周りに黒い魔力のオーラが溢れ出し、
今まで出会った者とは桁違いの波動を感じる。
「セト、随分と偉くなったじゃないか!
私が、叩きのめしてやるよ!」
そして、時の賢者ロゼと、
四天王最強の黒騎士セトの戦いが幕を開けた……
0
お気に入りに追加
529
あなたにおすすめの小説
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使う事でスキルを強化、更に新スキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった…
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…
※小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
異世界転移ボーナス『EXPが1になる』で楽々レベルアップ!~フィールドダンジョン生成スキルで冒険もスローライフも謳歌しようと思います~
夢・風魔
ファンタジー
大学へと登校中に事故に巻き込まれて溺死したタクミは輪廻転生を司る神より「EXPが1になる」という、ハズレボーナスを貰って異世界に転移した。
が、このボーナス。実は「獲得経験値が1になる」のと同時に、「次のLVupに必要な経験値も1になる」という代物だった。
それを知ったタクミは激弱モンスターでレベルを上げ、あっさりダンジョンを突破。地上に出たが、そこは小さな小さな小島だった。
漂流していた美少女魔族のルーシェを救出し、彼女を連れてダンジョン攻略に乗り出す。そしてボスモンスターを倒して得たのは「フィールドダンジョン生成」スキルだった。
生成ダンジョンでスローライフ。既存ダンジョンで異世界冒険。
タクミが第二の人生を謳歌する、そんな物語。
*カクヨム先行公開
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる