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A店
A店でのクレーム
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A店は先の紹介通り、大手ファミレスチェーン店です。そのお店は安価でそこそこのクオリティのものが食べれるということで私の地元ではまあまあ人気のお店でした。
そういうお店なのでそりゃもう様々な客層の『お客様』が来店します。
若い学生カップルや、土方の逞しいお兄さん方、保険屋のお姉さんに昼下がりのマダム達等々・・・・・・。
それだけ多くの『お客様』が来店するので理不尽なクレームも多々あります。今日はその中から一つ抜粋して紹介したいと思います。
~レベルが低いおばさん~
とある正月の出来事です。
飲食業の正月といえば1年で1番忙しい、いわゆる繁忙期と言われる時期です。
飲食で働き出した人はまずこの時期で挫折します(笑)
そんな大変な時期ですから『お客様』も多種多様、普段は見慣れない顔の人たちが何百人と来店します。もちろんお店側もてんてこ舞いです。作り慣れない不人気メニューが大量注文されたり、「xx定食〇〇抜きで」っていう 注文が入ったり、地元民じゃない人から道を聞かれたり・・・・・・。(道聞かれるくらいなら全然丁寧に対応しますけどね)
そんな中、女性の声が店内に響き渡りました。
「写真と違うじゃないのよこれぇ!」
忙しい最中反射的に声の方を振り返ると新人のバイトの女の子が声の主(大体40代後半~50代前半の女性)に必死に頭を下げてるのが見えました。私は正直<またか>と思いました。
どの価格帯でも一定のクレーマーはいます。ですが薄利多売をウリにしてる店はそもそもの母数が多いのでそれだけクレーマーの数も多いです。
なので何かと難癖をつける『お客様』はたくさんいます。この時もその手のクレーマーだと思ってました。でもクレーム対応を新人の女の子に任せるのもあまり良い状況とは言えないので私がその女の子と対応を変わることにしました。
「お客様どうされました?」
「ちょっとあんた!この写真と違うんだけどどういうこと!?この女の子じゃ話にならないわよ!」
「ああこれは・・・・・・」
見ると、声を荒げていた女性と、その連れの『お客様』の料理の配膳図が入れ替わっていました。
「これ!写真だとお味噌汁や小鉢もついて美味しそうじゃない!でもこれ何!?漬け物しかついてないんだけど!?」
しかもその女性の連れの方の方に出てる料理はあまり人気のメニューではない商品でした。そりゃ新人の子じゃ間違えるわ・・・・・・。
「申し訳ございません。これとこれの、配膳が入れ替わってますね。こちらのミスです。重ね重ね、申し訳ございません」
私のこの発言が『お客様』の逆鱗に触れます。
「はぁ!?入れ替わってるからなに!?新しいものを持ってきて料金はいりませんって言うのが普通でしょ!?これだから田舎のファミレスはレベルが低い!」
えぇー・・・・・・。
いくらこっちがミスしたからってどんだけ厚かましいんだこの『お客様』
しかしお連れの方はそんなに怒ってない様子。「別によくない?私のと替えればいいだけでしょ?」と、その『お客様』を宥めていました。
普段なら新しい料理を用意するくらいの対応はするんですが、そのお連れの方が手際良く入れ替えて、「あ、大丈夫ですよー、忙しいのにすみません」と言ってくださってので「失礼致します」とだけ言ってその場を去りました。
その後、その2人でどういう会話があったのかは分かりませんが、例の『お客様』は食べたらお金も払わずすぐさま退店し、お連れの方がその『お客様』の分のお金も払って、最後は頭を下げて退店されました。
お連れの方がいなかったらどうなっていたことか・・・・・・。もう二度と来てほしくないです(笑)
そういうお店なのでそりゃもう様々な客層の『お客様』が来店します。
若い学生カップルや、土方の逞しいお兄さん方、保険屋のお姉さんに昼下がりのマダム達等々・・・・・・。
それだけ多くの『お客様』が来店するので理不尽なクレームも多々あります。今日はその中から一つ抜粋して紹介したいと思います。
~レベルが低いおばさん~
とある正月の出来事です。
飲食業の正月といえば1年で1番忙しい、いわゆる繁忙期と言われる時期です。
飲食で働き出した人はまずこの時期で挫折します(笑)
そんな大変な時期ですから『お客様』も多種多様、普段は見慣れない顔の人たちが何百人と来店します。もちろんお店側もてんてこ舞いです。作り慣れない不人気メニューが大量注文されたり、「xx定食〇〇抜きで」っていう 注文が入ったり、地元民じゃない人から道を聞かれたり・・・・・・。(道聞かれるくらいなら全然丁寧に対応しますけどね)
そんな中、女性の声が店内に響き渡りました。
「写真と違うじゃないのよこれぇ!」
忙しい最中反射的に声の方を振り返ると新人のバイトの女の子が声の主(大体40代後半~50代前半の女性)に必死に頭を下げてるのが見えました。私は正直<またか>と思いました。
どの価格帯でも一定のクレーマーはいます。ですが薄利多売をウリにしてる店はそもそもの母数が多いのでそれだけクレーマーの数も多いです。
なので何かと難癖をつける『お客様』はたくさんいます。この時もその手のクレーマーだと思ってました。でもクレーム対応を新人の女の子に任せるのもあまり良い状況とは言えないので私がその女の子と対応を変わることにしました。
「お客様どうされました?」
「ちょっとあんた!この写真と違うんだけどどういうこと!?この女の子じゃ話にならないわよ!」
「ああこれは・・・・・・」
見ると、声を荒げていた女性と、その連れの『お客様』の料理の配膳図が入れ替わっていました。
「これ!写真だとお味噌汁や小鉢もついて美味しそうじゃない!でもこれ何!?漬け物しかついてないんだけど!?」
しかもその女性の連れの方の方に出てる料理はあまり人気のメニューではない商品でした。そりゃ新人の子じゃ間違えるわ・・・・・・。
「申し訳ございません。これとこれの、配膳が入れ替わってますね。こちらのミスです。重ね重ね、申し訳ございません」
私のこの発言が『お客様』の逆鱗に触れます。
「はぁ!?入れ替わってるからなに!?新しいものを持ってきて料金はいりませんって言うのが普通でしょ!?これだから田舎のファミレスはレベルが低い!」
えぇー・・・・・・。
いくらこっちがミスしたからってどんだけ厚かましいんだこの『お客様』
しかしお連れの方はそんなに怒ってない様子。「別によくない?私のと替えればいいだけでしょ?」と、その『お客様』を宥めていました。
普段なら新しい料理を用意するくらいの対応はするんですが、そのお連れの方が手際良く入れ替えて、「あ、大丈夫ですよー、忙しいのにすみません」と言ってくださってので「失礼致します」とだけ言ってその場を去りました。
その後、その2人でどういう会話があったのかは分かりませんが、例の『お客様』は食べたらお金も払わずすぐさま退店し、お連れの方がその『お客様』の分のお金も払って、最後は頭を下げて退店されました。
お連れの方がいなかったらどうなっていたことか・・・・・・。もう二度と来てほしくないです(笑)
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