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戻ってきた日常
そうして俺は伝説になった
しおりを挟むスキルの合わせ技
スキルは成長するごとに威力が増したり、さらなる効果が現れたたりするものがある
俺が持っている剣術もそうだ
剣術は剣を持っていれば攻撃力を上げる効果があるがLvが上がればオーラという攻撃力を更に上げる効果がある技を覚える
オーラは気?を剣に纏わせた技だ
俺はそのオーラと暗殺というスキルをを合わせようと思っている
暗殺は不意打ちから進化したスキルだ
このスキルは敵の意識外からの攻撃を3倍にするという効果を持つ
こいつで勝てなきゃ俺の負けだな
紫色のオーラを纏い、雷を撒き散らしながら武器を振るうモンスターを相手に3号が頑張っている
ドン ドン ドドン
雷の威力に押されたのか3号が距離をとる
「3号頼む」
距離をとった3号は再びモンスターに突っ込んでいく
そのタイミングで俺は暗闇を付属した特殊煙幕弾を投げモンスターの視界を妨げると同時に走り出した
「ガアアアアァァ」
モンスターは滅茶苦茶に武器を振り回す
まるでその周りは嵐の様だが当たるわけにはいかない
ザンッ
3号が消えていく感覚がした
陽炎は発動したようだが反撃する間もなく2撃3撃と連続に刻まれ消滅する
「ギャッ」
煙幕の中、3号のお陰でモンスターは意識は完全に俺から外れていた
俺は剣を逆手に持ち、モンスターのうなじ部分に剣を突き刺していた
首に剣を突き刺しただけではモンスターは消滅しなかった
モンスターの角から凄い圧を感じ始める
「ギッ、ギッ、ギッ」
ヤバい
首から入るダメージなど気にもせず、剣に摑まる俺を振り落とさんとモンスターは暴れまわる
モンスターが何をするかは分からないが、振り落とされれば終わる事だけは理解できる
「これでくたばれ バァァァスト」
バンッ
首に刺さった剣が弾け飛び、モンスターの頭と同時に剣がポリゴンに変わる
「まじでギリギリすぎる」
勝てたの奇跡すぎぃぃぃ
最後の攻撃で倒せなければ俺はリスポーンしていただろう
武器をロストしMPがすっからかんになってしまったからだ
なぜ3分の1あったMPが無くなったかというとバーストという魔法を使ったから
バーストという魔法は無属性魔法の魔弾という攻撃魔法の上位版で、それをオーラを纏った剣を通して発動したのだ
そのせいで剣は耐えきれずロストしMPは全て持っていかれてしまった
その場で一息入れたあと先に続く道へと進む
塞がれていた通路はモンスターを倒したと同時に消えたようだ
ちなみにモンスターのドロップは俺では鑑定不能のインゴットが3つ落ちていた
通路を少し行くと落とし穴から落ちた地底湖と似たような場所に出た
地底湖の真ん中には祭壇があり、祭壇まで石畳が積まれている
急に人工物が出てきたな
とりあえず祭壇まで行ってみよう
これ以上は何が出てきても対応出来ないから何もなく終わってくれ
祈るように祭壇へ向かい、中心に着くとボーリングの玉くらいの光る玉があった
触れていいんだろうか?
恐る恐る光る玉に触ると
ビガー
辺りを白く染める光とともに表示されたウインドウに俺は言葉を無くすのであった
スズキイチロウノマリョクヲカンチシマシタ
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