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1章 後編

新たな≪仲間≫を求めて(前世のドレイクの≪あだ名≫の由来)

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 LEM内でコアなプレイヤーの中で縛りプレールールを設け戦うプレイヤーが一定数いる。ドレイクもといい善先輩は、武器や戦闘スタイルに関して独自のある意味、変人粋に達したプレイヤーだった。
 本人は特にルールを作っていないのだが全種武器は勿論、格闘術や魔法を全てカンストし、尚且つバランス良く育てることに心血を注いでいた。
 ただLEMの使用上、武器と体術をレベルMAX近く育てると魔法や魔力が伸びにくくなるらしい。その中で彼はほぼカンスト近くまで到達してしまっていた。
 公式ホームペーシ内の掲示板では【≪速報!!≫≪全てを極めし者オールランナー≫と呼ぶに相応しいプレイヤーが爆誕!!】【≪注意!!≫ヤバいプレイヤー現れ戦闘敗退者被害続出!!】とか書かれていた。
 彼はある意味で伝説のプレイヤーなのだ。まぁ、本人は全く気にしていない。

 そんな彼がフォローしてくれるのだ。絶対にテイムして、必要数集めなくは彼に申し訳ない(亡くなってはいない)。
 レイン達は森の中をくまなく探索していった。



 木々が微かにざわめく。その中で緑の足の長い蜘蛛が牙を擦りながら、レイン達 を見る。
 レイン達彼女らが森の奥に行くとその後を静かにそして確実に、一定の距離を保ちつつ後を追う。

 森は何時もの姿を変えず静寂に包まれた。
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