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ローラン君暴走1
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どうしてそんな表情をしてるのローラン君。
ネオスネークは黒い靄に包まれた瞬間、さっきまで受けてたダメージはどこにいったのか、どんどん傷が塞がるではあーりませんか!
なに....アレ!?
驚きと困惑でステータス画面に食い入る私。
「チッ! ルドルフ、あれは....あの時のモノに近い、気をつけるんじゃ!」
「おう!! まさかここでみれるとはよう! どこの誰か知らんが癇に障りやがるぜ!!!」
ルドルフとボルトお爺ちゃんは互いに武器を構えてネオスネークの動向を探りながらいるのに、ローラン君は杖を消す。
な!? ローラン君なんで武器をしまうの?
不可解なローラン君の行動に疑問と困惑を滲ませてると、ククククク、あははははは!!! と笑い始めている。
「なっ!? どうしたんだ...こいつ!?」
「....ローラン?」
ルドルフは狂い出すように笑い出すローラン君に忌諱の目を向けてるが、ボルトお爺ちゃんはローラン君の態度に何処か心配している様子だった。
そんなローラン君達をよそにネオスネークが完全に黒い靄に包まれ肌の色が灰色を黒く塗られた姿へと変貌していた。
あーもう!! 見どころを見誤るほどに展開についてっけんとよ!ってボケとる場合じゃないじゃん!
ローラン君は笑いを止め片目を塞ぎ、ゆったりとした動作でネオスネークを見据えた瞬間!!
ローラン君の姿が霧の如く消えて、次にはネオスネークの真上に現れ、そしてローラン君の手には黒い双剣が握りしめられネオスネークの頭上に叩き込んだ。
するとネオスネークの頭から光の螺旋が走り稲妻模様を描き
次の瞬間にはネオスネークが悲鳴に近い叫び声が響き地面に倒れる。
「なんだ!! あの動き!」
「チッ...トラウマに火をつけよってからに。ルドルフ驚くのはあとにせい! いまのうちにネオスネークにトドメを刺すんじゃ! ワシはローランを止める!」
「は? ローランを止めるって!........って、うお!!」
ボルトお爺ちゃんの言葉の意味がわからない私とルドルフを置き去りに、倒されたネオスネークに興味をなくしたのかローラン君が何故かルドルフとボルトお爺ちゃんに方向を向きお襲いかかる!
ルドルフは咄嗟に武器で受け止めるも、子供の力とは思えないほどの力で押し負けそうになっているようだ。
「あーくそ! こんな時にあやつがいれば止まるじゃが、手加減するから父親には内緒にせーよローラン!」
ボルトお爺ちゃんは懐から青い澄んだ石を武器の大斧に嵌め込み早口で詠唱をし、足が瞬間的に一歩踏み込んだときスピードを上げると同時にローラン君に攻撃を仕掛けるが。
ローラン君はもう一つの剣で薙ぎ払い剣に柄でボルトお爺ちゃんの腹部を打ち付けると吹き飛びそうになるも地面を使い回避する。
「あーーー!!! 師匠いい加減に説明せえーー受け止めるんは良いが、反撃して良いのかもわからんやろうが!」
「反撃はしいてええわい! じゃがこうなちょるローランは強いぞ。あと説明なんぞいまはできん、いまは早うローランを止めてネオスネークを屠るぞ!」
「だああああークソが! あーもう! やってたらあ!!」
イライラ気味を滲ませつつもボルトお爺ちゃんの言葉を信じるルドルフの素直さに笑いそうになるも、すぐにローランのことが気になり私はローラン君の状態を調べることにした。
ネオスネークは黒い靄に包まれた瞬間、さっきまで受けてたダメージはどこにいったのか、どんどん傷が塞がるではあーりませんか!
なに....アレ!?
驚きと困惑でステータス画面に食い入る私。
「チッ! ルドルフ、あれは....あの時のモノに近い、気をつけるんじゃ!」
「おう!! まさかここでみれるとはよう! どこの誰か知らんが癇に障りやがるぜ!!!」
ルドルフとボルトお爺ちゃんは互いに武器を構えてネオスネークの動向を探りながらいるのに、ローラン君は杖を消す。
な!? ローラン君なんで武器をしまうの?
不可解なローラン君の行動に疑問と困惑を滲ませてると、ククククク、あははははは!!! と笑い始めている。
「なっ!? どうしたんだ...こいつ!?」
「....ローラン?」
ルドルフは狂い出すように笑い出すローラン君に忌諱の目を向けてるが、ボルトお爺ちゃんはローラン君の態度に何処か心配している様子だった。
そんなローラン君達をよそにネオスネークが完全に黒い靄に包まれ肌の色が灰色を黒く塗られた姿へと変貌していた。
あーもう!! 見どころを見誤るほどに展開についてっけんとよ!ってボケとる場合じゃないじゃん!
ローラン君は笑いを止め片目を塞ぎ、ゆったりとした動作でネオスネークを見据えた瞬間!!
ローラン君の姿が霧の如く消えて、次にはネオスネークの真上に現れ、そしてローラン君の手には黒い双剣が握りしめられネオスネークの頭上に叩き込んだ。
するとネオスネークの頭から光の螺旋が走り稲妻模様を描き
次の瞬間にはネオスネークが悲鳴に近い叫び声が響き地面に倒れる。
「なんだ!! あの動き!」
「チッ...トラウマに火をつけよってからに。ルドルフ驚くのはあとにせい! いまのうちにネオスネークにトドメを刺すんじゃ! ワシはローランを止める!」
「は? ローランを止めるって!........って、うお!!」
ボルトお爺ちゃんの言葉の意味がわからない私とルドルフを置き去りに、倒されたネオスネークに興味をなくしたのかローラン君が何故かルドルフとボルトお爺ちゃんに方向を向きお襲いかかる!
ルドルフは咄嗟に武器で受け止めるも、子供の力とは思えないほどの力で押し負けそうになっているようだ。
「あーくそ! こんな時にあやつがいれば止まるじゃが、手加減するから父親には内緒にせーよローラン!」
ボルトお爺ちゃんは懐から青い澄んだ石を武器の大斧に嵌め込み早口で詠唱をし、足が瞬間的に一歩踏み込んだときスピードを上げると同時にローラン君に攻撃を仕掛けるが。
ローラン君はもう一つの剣で薙ぎ払い剣に柄でボルトお爺ちゃんの腹部を打ち付けると吹き飛びそうになるも地面を使い回避する。
「あーーー!!! 師匠いい加減に説明せえーー受け止めるんは良いが、反撃して良いのかもわからんやろうが!」
「反撃はしいてええわい! じゃがこうなちょるローランは強いぞ。あと説明なんぞいまはできん、いまは早うローランを止めてネオスネークを屠るぞ!」
「だああああークソが! あーもう! やってたらあ!!」
イライラ気味を滲ませつつもボルトお爺ちゃんの言葉を信じるルドルフの素直さに笑いそうになるも、すぐにローランのことが気になり私はローラン君の状態を調べることにした。
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