夕暮れが

四季

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夕暮れが

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夕暮れが訪れるたびに
懐かしいあの頃を思い出す
愛おしさの中にあった
懐かしいあの頃を

陽が沈みかけの空に
夢をみていた
そんな日はもう遥か昔のこと
今ではもう
まともに思い出すことすらできない

夕暮れが訪れるたびに
懐かしいあの頃を思い出す
とろける蜂蜜のような夕陽が
色々なことを思い出させる

あぁ もう何もかも過ぎ去ってしまった

虚しさや
悲しさは
胸の奥に残したまま

それでも生きてゆくしかないから
ただ息をするのです

ほろ苦さや
熱い涙は
あの記憶に置いたまま

それでも進んでゆくしかないから
ただ息をするのです
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