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36.王家の思惑
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わたくしの反応をブルーノ様がどう解釈なさったかは分かりませんが、彼はまだ説明を続けます。
「殿下には表立っての処分はありませんが、体調を崩されたということで学園の籍を外れ、卒業後に予定していた立太子を見送られることとなりました。
そして側近候補や教師などの環境を大幅に見直した後、王宮にて再教育を行う運びとなります。
これは殿下のご年齢や騒動後のご様子から、軌道修正が可能であると判断されたためですが……まあ彼にとっては茨の道でしょうね。」
「?」
「自分の価値観はいつも正しい、自分は誰より優秀だと思い込んできた人間が、それを無惨に打ち砕かれ、現実を突きつけられたのです。
これから彼は思い上がって恥を晒してきた自分自身と向き合わなければなりません。
おまけにあのパーティーでの醜態は貴族の跡取りたる多くの子息子女に目撃されている。今後表舞台に立ち続ける限り、その事実は永遠に付いて回るでしょう。
現に彼は今、打ちひしがれて見る影もないほど消沈し、憔悴していると聞きます。
それでも、これほどの逆境を押しても王になることを望み、絶望的な状況から這い上がり、王たる器を手にすることができたのなら。
その時は……というのが陛下のお考えのようです。」
(随分と辛辣な言い方をなさいますこと。)
冷徹ながら穏やかな物腰を崩さないはずの、普段のブルーノ様とは異なるご様子を疑問に感じはしましたが、口に出すことはできませんでした。
一見淡々と語っているだけの彼が、何か形容しがたい迫力のようなものを纏っているように思えたからです。
その代わりに、わたくしはある懸念を口にしました。
「あの……、もし殿下がその試練を乗り越え、いつか国王になられるとしたら。今回の件、遺恨を残しはしないでしょうか。」
「ご安心を。彼がその程度の器なら、我が宰相家の誇りにかけて王位につかせはしませんよ。」
さも当たり前といったご様子で、ブルーノ様はさらりととんでもないことを仰います。
「……王家への翻意と取られかねない発言は、さすがに慎んでくださいませ。」
「なに、陛下もご承知の上だ、問題ないさ。
そもそも陛下には継承権第一位の王子をむざむざ奸臣の手の内に差し出し、老害連中の傀儡にさせかけたという負い目がおありです。
それを阻止した宰相家に対して、どうあっても強くは出られないのですよ。」
「だとしても!限度というものがごさいますわ。……というよりその件、国王陛下はジェフリー殿下の価値観の偏りに本当にお気づきでなかったのですか?」
「ええ、全く。殿下は自己研鑽に関して意欲的ではありましたし、帝王学については陛下ご自身が語り聞かせる機会を設けているからと油断なさっていたようです。
貴女への態度も、単に異性に素直になれないという思春期特有の傾向だと思っておられたようで。」
「えええ……。」
「まあ古参連中は声が大きい上にあまり冷遇すると厄介ですから、彼らの家門から側近候補を多く選ばざるを得なかったという事情もあります。
しかし、さすがに殿下が貴女との婚約破棄を画策し始めた頃には状況をご理解されていましたよ。
……そして今さら反発覚悟で矯正を急ぐよりも、あえてそのまま騒動を黙認することで、堂々と介入する理由を得ようと判断なされたのです。」
ブルーノ様が最後に添えたお言葉によって、わたくしはようやく王宮側の真意を察することができました。
「なるほど。結局のところ、わたくしも殿下もみな泳がされていて……事態を学園で収め、フラン卿と協力者たちへの処遇を寛容になさったのもそのためですのね。
全てを公表して大事にしてしまえば、ジェフリー殿下の将来に取り返しのつかない傷を負わせてしまいかねませんもの。」
「仰るとおりです。まあ、その代償は危うく傀儡にされかけた殿下の暴走による婚約解消、それに伴う継承権の不安定化、おまけに革新派の筆頭として王家に取り込むはずだったアクミナータ家との関係もぎこちなくなる……と、陛下にとっても相当手痛いものになりましたが。」
「それはそうでしょう、けれども……?」
「とはいえ目論みどおり古参貴族どもの影響力を削ぐことができたのは、不幸中の幸いでしょうね。」
「……。」
仮にも王家を相手に全く発言を控える気のなさそうなブルーノ様に、わたくしは指摘することを放棄いたしました。
どうお答えすべきか分からずに黙り込んだわたくしの態度をどう解釈なさったのでしょうか。
彼が不意に呟きます。
「……キャスリン様は、殿下に未練をお持ちですか?」
「え?」
あまりに唐突でしたので、質問の意図がすぐには理解できませんでした。
「貴女のご両親やご兄姉は、婚約の解消以外有り得ないと考えておられるようですが、私はまだ貴女ご自身のお気持ちを聞いたわけではありません。
あのお方のこと、そして今回の騒動の結果を、どうお思いなのですか?」
「……なぜ、そのようなことを?」
既に決着がついた今、わたくしの気持ちなどをお尋ねになる理由が分かりません。
そのようなことに時間を割いても、ブルーノ様にメリットも何もないのです。
(婚約を解消された哀れな令嬢を見て、好奇心が湧いたということでしょうか?そんな悪趣味な方とも思えませんが……。)
つい胡乱な目になってしまったのか、彼は居心地が悪そうに視線を外しました。
「いえ、その、何というか……。」
珍しく歯切れの悪いご様子を疑問に思いつつも、ひとまずは口を挟まずに続きを待ちます。
「クリス……君の兄上に聞いたのだが、あの騒動の後、ジェフリー殿下と貴女がお二人で会う機会があったと……。」
(お兄様が?一体なぜ……。)
確かに、わたくしは王宮……というより国王陛下からどうしてもと要請され、数日前、殿下とお話する場を設けられました。
あんな事件があった直後です、もちろん家族は反対してくれましたが、陛下直々の要請とあってはさすがに断ることはできません。
その件をお兄様がわざわざブルーノ様にお伝えした意図は分かりませんが、同年代として多少の交流はあるらしいお二人ですから、何か愚痴のような形で聞かされでもしたのでしょうか。
ともかく、それを聞いて、王宮にて殿下と対話をしたときの記憶が蘇ります。
「殿下には表立っての処分はありませんが、体調を崩されたということで学園の籍を外れ、卒業後に予定していた立太子を見送られることとなりました。
そして側近候補や教師などの環境を大幅に見直した後、王宮にて再教育を行う運びとなります。
これは殿下のご年齢や騒動後のご様子から、軌道修正が可能であると判断されたためですが……まあ彼にとっては茨の道でしょうね。」
「?」
「自分の価値観はいつも正しい、自分は誰より優秀だと思い込んできた人間が、それを無惨に打ち砕かれ、現実を突きつけられたのです。
これから彼は思い上がって恥を晒してきた自分自身と向き合わなければなりません。
おまけにあのパーティーでの醜態は貴族の跡取りたる多くの子息子女に目撃されている。今後表舞台に立ち続ける限り、その事実は永遠に付いて回るでしょう。
現に彼は今、打ちひしがれて見る影もないほど消沈し、憔悴していると聞きます。
それでも、これほどの逆境を押しても王になることを望み、絶望的な状況から這い上がり、王たる器を手にすることができたのなら。
その時は……というのが陛下のお考えのようです。」
(随分と辛辣な言い方をなさいますこと。)
冷徹ながら穏やかな物腰を崩さないはずの、普段のブルーノ様とは異なるご様子を疑問に感じはしましたが、口に出すことはできませんでした。
一見淡々と語っているだけの彼が、何か形容しがたい迫力のようなものを纏っているように思えたからです。
その代わりに、わたくしはある懸念を口にしました。
「あの……、もし殿下がその試練を乗り越え、いつか国王になられるとしたら。今回の件、遺恨を残しはしないでしょうか。」
「ご安心を。彼がその程度の器なら、我が宰相家の誇りにかけて王位につかせはしませんよ。」
さも当たり前といったご様子で、ブルーノ様はさらりととんでもないことを仰います。
「……王家への翻意と取られかねない発言は、さすがに慎んでくださいませ。」
「なに、陛下もご承知の上だ、問題ないさ。
そもそも陛下には継承権第一位の王子をむざむざ奸臣の手の内に差し出し、老害連中の傀儡にさせかけたという負い目がおありです。
それを阻止した宰相家に対して、どうあっても強くは出られないのですよ。」
「だとしても!限度というものがごさいますわ。……というよりその件、国王陛下はジェフリー殿下の価値観の偏りに本当にお気づきでなかったのですか?」
「ええ、全く。殿下は自己研鑽に関して意欲的ではありましたし、帝王学については陛下ご自身が語り聞かせる機会を設けているからと油断なさっていたようです。
貴女への態度も、単に異性に素直になれないという思春期特有の傾向だと思っておられたようで。」
「えええ……。」
「まあ古参連中は声が大きい上にあまり冷遇すると厄介ですから、彼らの家門から側近候補を多く選ばざるを得なかったという事情もあります。
しかし、さすがに殿下が貴女との婚約破棄を画策し始めた頃には状況をご理解されていましたよ。
……そして今さら反発覚悟で矯正を急ぐよりも、あえてそのまま騒動を黙認することで、堂々と介入する理由を得ようと判断なされたのです。」
ブルーノ様が最後に添えたお言葉によって、わたくしはようやく王宮側の真意を察することができました。
「なるほど。結局のところ、わたくしも殿下もみな泳がされていて……事態を学園で収め、フラン卿と協力者たちへの処遇を寛容になさったのもそのためですのね。
全てを公表して大事にしてしまえば、ジェフリー殿下の将来に取り返しのつかない傷を負わせてしまいかねませんもの。」
「仰るとおりです。まあ、その代償は危うく傀儡にされかけた殿下の暴走による婚約解消、それに伴う継承権の不安定化、おまけに革新派の筆頭として王家に取り込むはずだったアクミナータ家との関係もぎこちなくなる……と、陛下にとっても相当手痛いものになりましたが。」
「それはそうでしょう、けれども……?」
「とはいえ目論みどおり古参貴族どもの影響力を削ぐことができたのは、不幸中の幸いでしょうね。」
「……。」
仮にも王家を相手に全く発言を控える気のなさそうなブルーノ様に、わたくしは指摘することを放棄いたしました。
どうお答えすべきか分からずに黙り込んだわたくしの態度をどう解釈なさったのでしょうか。
彼が不意に呟きます。
「……キャスリン様は、殿下に未練をお持ちですか?」
「え?」
あまりに唐突でしたので、質問の意図がすぐには理解できませんでした。
「貴女のご両親やご兄姉は、婚約の解消以外有り得ないと考えておられるようですが、私はまだ貴女ご自身のお気持ちを聞いたわけではありません。
あのお方のこと、そして今回の騒動の結果を、どうお思いなのですか?」
「……なぜ、そのようなことを?」
既に決着がついた今、わたくしの気持ちなどをお尋ねになる理由が分かりません。
そのようなことに時間を割いても、ブルーノ様にメリットも何もないのです。
(婚約を解消された哀れな令嬢を見て、好奇心が湧いたということでしょうか?そんな悪趣味な方とも思えませんが……。)
つい胡乱な目になってしまったのか、彼は居心地が悪そうに視線を外しました。
「いえ、その、何というか……。」
珍しく歯切れの悪いご様子を疑問に思いつつも、ひとまずは口を挟まずに続きを待ちます。
「クリス……君の兄上に聞いたのだが、あの騒動の後、ジェフリー殿下と貴女がお二人で会う機会があったと……。」
(お兄様が?一体なぜ……。)
確かに、わたくしは王宮……というより国王陛下からどうしてもと要請され、数日前、殿下とお話する場を設けられました。
あんな事件があった直後です、もちろん家族は反対してくれましたが、陛下直々の要請とあってはさすがに断ることはできません。
その件をお兄様がわざわざブルーノ様にお伝えした意図は分かりませんが、同年代として多少の交流はあるらしいお二人ですから、何か愚痴のような形で聞かされでもしたのでしょうか。
ともかく、それを聞いて、王宮にて殿下と対話をしたときの記憶が蘇ります。
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