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本編
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今日は、ザガンと行動を共にする初日。
ということでワクワクと不安が入り混じった気持ちのまま朝を迎えてしまった…
正直言って、ザガンは敵なのかよく分かんないし、不安の方が強くて眠れてなかったりね。
「裕也、遥。そろそろ支度はできたか?朝飯できてるぞ。」
名前については昨日、遥の目が覚めてから再度自己紹介している。
そして、俺と遥は初対面のザガンを信用することはできなかったので、一応というか一緒の部屋で寝ていた。言っておくけど、2人っきりだからって別に、何も変なことはない!
それにしても朝飯って…
モンスターに人間の食事がいるわけじゃないのに「なんとなく」なんて言いながら一緒に食べるザガン。
声のかけ方もお母さんみたいだし、適応しすぎじゃない!?
…なんか、俺らの警戒が意味のないもののように感じてくるし。
晩御飯に続いて朝御飯も美味しかったです…
「それで今日だが、君らは仲間と合流したいんだよな?」
「え、…」
えっと、どうしてそんなことを?確かにできるならしたいけど…
逆にどう反応していいのか分からない。
「そんな悩むな?協力者が増えることは主様の封印を解く人手が増えるということ。…封印を解く方法と言っても今は正直手詰まりなんだ。だから、君らの仲間のところに行きながら、封印についても調べればいいかと思って言ってみた。」
「なるほど…」
うーん、俺的には一緒に晶たちやクラスメイトを探してくれらなら他の使い魔モンスターに殺されなくて済むし、合流できるから心強いけど…
遥はーー
「仲間を探すあてはあるんですか?」
たしかに…
仲間を探しながらとか言いながら、封印について調べるだけで仲間と合流できないなんてこともあるもんな。さすが遥!
そんなことを内心考える俺を見透かしてか、一瞬ザガンがこちらを見た気がしたけど、すぐに遥に視線を戻して話し始める。
「ああ、それについては気にしなくていい。ワシらには味方の位置はもちろん君らみたいな人間の位置も分かる。それに、この場所には長くいるからな、道も知っている。」
「!?」
俺らの場所がわかるって!?
…ってことは、あのカエルも遥がいるのがわかってあえて狙ってきたということか!
でも、仲間の位置がわかるって言うならザガンに頼るしかないよな。俺らには位置なんてわかんないし、マップにうつる敵を目指して行っても誰がいるかわかんないしな…
そもそも、合流できたとして敵を倒せる気がしない。
もう、ザガンを頼るのが正解な気がしてきた…
「じゃあ、お願いします…」
「おう!任せておけ!早速こっちだ!君らの仲間のところに案内しよう!」
俺たちは、ザガンの合図をもとに歩き始めた。
そして、歩き続ける俺たち… いや、俺に襲いかかるのは苦痛な時間だった。
遥はまだ気絶させられたって思いからかバリバリの警戒体勢だし、ザガンに至ってはもう慣れたのか気楽に鼻歌を歌いながら歩いてる。
この温度差を前に苦痛を感じないやつなんているの!?
…そういえば、ザガンに聞きたいことがあったんだ。ここに来る前に見つけたクラスメイトの死体について…
「え、えっと、ザガンに聞きたいことがあるんですが…」
「ふふふふ~ん、ふ、…あ、すまんな、なんだ?」
ザガンが歌う鼻歌に聞き覚えは無いけど、なんだか頭に残りそうなリズミカルな曲だった。
「あ、はい。聞きたいことがあるんです。」
「おう!なんでも聞いてく… いや、ちょっと待て!」
「え?はい?」
なんだ??
『落ち着いて聞けよ?今お前だけに聞こえるように話しかけてる。』
っ!?び、ビビった!
『それで、裕也。お前今、遥の前でクラスメイトの死体についての話題を出そうとしただろ?』
そうだけど…
あ、ザガンは頭の中を読めるから知ってるわけか。でも、なんでダメなんだ??
『初めて会った時、遥がワシに対してすごい目で見てたの覚えてるだろ?その時、怒ってる理由を覗いてな… あの態度は面倒だったから気絶させた時に記憶を封じたんだ。』
な、!?じゃあ、もう遥の記憶は戻らないのか!?
……というより、だから目を覚ました時はもう、ザガンを警戒するだけで殺意の籠った目を向けてなかったのか…?
『いや、記憶が戻らない訳ではない。その話題が出てきたり、そやつの死体を見ればまた思い出す可能性はある。だが、その記憶が無いせいでワシへの殺意が無くなったって言うのは正しいな。ワシを恨むか?』
そうだったのか…
全然気づけなかった自分に呆れはするけど、またザガンに対して正面から突っ込んでいかれるよりは今の方が何倍もマシ。
だから、ザガンに感謝はしても恨むことはない…
『そうか、ならいい。話はそれだけか??』
う、うん…
『ついでに言っておくと、その死んだクラスメイトはワシが殺した訳では無いからな?』
え、そうなのか??
てっきりザガンが殺したんだと思ってた。
『はぁ、全く失礼なやつだな。お前ら人間と行動しているのになぜあやつを殺す必要があったと思うんだ… まぁ、ワシが殺した訳では無い。言えるのはそれだけだ。』
たしかに…
でも、知らなかった。
『まぁ、そういう事だ。そろそろやめないと遥が気付くぞ?』
あ、そうか。今までザガンと話してたのは全て考えてただけだったから一切声に出してなかった。確かにそんなのは不自然だよな?
それから、ザガンとの話を切り上げて、クラスメイトを見つけるまで遥とザガンの3人で話しながら先を急いだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日も読んで頂きありがとうございます!
なんと!遥の想い人を殺したのはザガンではなかったのです!!
実は私もびっくりww
それも記憶を封じられてたんですね…
ザガンって人型化に料理、記憶操作に頭の中を読むとか、できること多すぎません??
そんなザガンをいっそのこと仲間にしちゃえ!という投げやりな気持ちが、裕也と遥の助っ人にさせたのでしたー!パチパチパチ!
ということでワクワクと不安が入り混じった気持ちのまま朝を迎えてしまった…
正直言って、ザガンは敵なのかよく分かんないし、不安の方が強くて眠れてなかったりね。
「裕也、遥。そろそろ支度はできたか?朝飯できてるぞ。」
名前については昨日、遥の目が覚めてから再度自己紹介している。
そして、俺と遥は初対面のザガンを信用することはできなかったので、一応というか一緒の部屋で寝ていた。言っておくけど、2人っきりだからって別に、何も変なことはない!
それにしても朝飯って…
モンスターに人間の食事がいるわけじゃないのに「なんとなく」なんて言いながら一緒に食べるザガン。
声のかけ方もお母さんみたいだし、適応しすぎじゃない!?
…なんか、俺らの警戒が意味のないもののように感じてくるし。
晩御飯に続いて朝御飯も美味しかったです…
「それで今日だが、君らは仲間と合流したいんだよな?」
「え、…」
えっと、どうしてそんなことを?確かにできるならしたいけど…
逆にどう反応していいのか分からない。
「そんな悩むな?協力者が増えることは主様の封印を解く人手が増えるということ。…封印を解く方法と言っても今は正直手詰まりなんだ。だから、君らの仲間のところに行きながら、封印についても調べればいいかと思って言ってみた。」
「なるほど…」
うーん、俺的には一緒に晶たちやクラスメイトを探してくれらなら他の使い魔モンスターに殺されなくて済むし、合流できるから心強いけど…
遥はーー
「仲間を探すあてはあるんですか?」
たしかに…
仲間を探しながらとか言いながら、封印について調べるだけで仲間と合流できないなんてこともあるもんな。さすが遥!
そんなことを内心考える俺を見透かしてか、一瞬ザガンがこちらを見た気がしたけど、すぐに遥に視線を戻して話し始める。
「ああ、それについては気にしなくていい。ワシらには味方の位置はもちろん君らみたいな人間の位置も分かる。それに、この場所には長くいるからな、道も知っている。」
「!?」
俺らの場所がわかるって!?
…ってことは、あのカエルも遥がいるのがわかってあえて狙ってきたということか!
でも、仲間の位置がわかるって言うならザガンに頼るしかないよな。俺らには位置なんてわかんないし、マップにうつる敵を目指して行っても誰がいるかわかんないしな…
そもそも、合流できたとして敵を倒せる気がしない。
もう、ザガンを頼るのが正解な気がしてきた…
「じゃあ、お願いします…」
「おう!任せておけ!早速こっちだ!君らの仲間のところに案内しよう!」
俺たちは、ザガンの合図をもとに歩き始めた。
そして、歩き続ける俺たち… いや、俺に襲いかかるのは苦痛な時間だった。
遥はまだ気絶させられたって思いからかバリバリの警戒体勢だし、ザガンに至ってはもう慣れたのか気楽に鼻歌を歌いながら歩いてる。
この温度差を前に苦痛を感じないやつなんているの!?
…そういえば、ザガンに聞きたいことがあったんだ。ここに来る前に見つけたクラスメイトの死体について…
「え、えっと、ザガンに聞きたいことがあるんですが…」
「ふふふふ~ん、ふ、…あ、すまんな、なんだ?」
ザガンが歌う鼻歌に聞き覚えは無いけど、なんだか頭に残りそうなリズミカルな曲だった。
「あ、はい。聞きたいことがあるんです。」
「おう!なんでも聞いてく… いや、ちょっと待て!」
「え?はい?」
なんだ??
『落ち着いて聞けよ?今お前だけに聞こえるように話しかけてる。』
っ!?び、ビビった!
『それで、裕也。お前今、遥の前でクラスメイトの死体についての話題を出そうとしただろ?』
そうだけど…
あ、ザガンは頭の中を読めるから知ってるわけか。でも、なんでダメなんだ??
『初めて会った時、遥がワシに対してすごい目で見てたの覚えてるだろ?その時、怒ってる理由を覗いてな… あの態度は面倒だったから気絶させた時に記憶を封じたんだ。』
な、!?じゃあ、もう遥の記憶は戻らないのか!?
……というより、だから目を覚ました時はもう、ザガンを警戒するだけで殺意の籠った目を向けてなかったのか…?
『いや、記憶が戻らない訳ではない。その話題が出てきたり、そやつの死体を見ればまた思い出す可能性はある。だが、その記憶が無いせいでワシへの殺意が無くなったって言うのは正しいな。ワシを恨むか?』
そうだったのか…
全然気づけなかった自分に呆れはするけど、またザガンに対して正面から突っ込んでいかれるよりは今の方が何倍もマシ。
だから、ザガンに感謝はしても恨むことはない…
『そうか、ならいい。話はそれだけか??』
う、うん…
『ついでに言っておくと、その死んだクラスメイトはワシが殺した訳では無いからな?』
え、そうなのか??
てっきりザガンが殺したんだと思ってた。
『はぁ、全く失礼なやつだな。お前ら人間と行動しているのになぜあやつを殺す必要があったと思うんだ… まぁ、ワシが殺した訳では無い。言えるのはそれだけだ。』
たしかに…
でも、知らなかった。
『まぁ、そういう事だ。そろそろやめないと遥が気付くぞ?』
あ、そうか。今までザガンと話してたのは全て考えてただけだったから一切声に出してなかった。確かにそんなのは不自然だよな?
それから、ザガンとの話を切り上げて、クラスメイトを見つけるまで遥とザガンの3人で話しながら先を急いだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日も読んで頂きありがとうございます!
なんと!遥の想い人を殺したのはザガンではなかったのです!!
実は私もびっくりww
それも記憶を封じられてたんですね…
ザガンって人型化に料理、記憶操作に頭の中を読むとか、できること多すぎません??
そんなザガンをいっそのこと仲間にしちゃえ!という投げやりな気持ちが、裕也と遥の助っ人にさせたのでしたー!パチパチパチ!
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