死者と竜の交わる時
黒い外套を纏う青年には稀代の才能がある。彼が望めば炎が生まれ、風はざわめき、雷さえその手にみなぎる。魔法の力は視覚の強化もすれば、物質を軟化させて鉄をも簡単に砕くのだ。死霊となることで魔法の才能が花開いたこの彼と同様に、鬼才を持つ戦士が一人、この大陸に現れる。大柄な体を持つ竜族の戦士は、魔物を前にして感情が高ぶれば、戦闘狂となって自身の戦闘能力を数段跳ね上げる。血を浴びて赤く輝く彼の瞳を見たものは、何人たりとも生き残ることなどできはしないのだ。そんな”異質”な死者と竜の歩む道が、とある少女の危機によって交わる時、大いなる歴史の歯車が動き出す。《補足》この作品は冒険者となった彼らがいかにして英雄と呼ばれるまでに至るかを描いた長編異世界ファンタジーです。大まかに、一つの依頼ごとに話が続いていくような形になっております。三人称で描かれた彼らの活躍を温かく見守っていただければ幸いでございます。*小説家になろう、ノベルアップ+ にも投稿しております。
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読みやすくテンポがいいと思います。
私は読むのが遅いのでゆっくり読ませて貰います。
おと、すいません。ちょっとした疑問なのですが「。」句点を付けたり付けなかったりは何か意図があるのでしょうか?
感想をいただきましてありがとうございます。読んでいただけて本当にうれしく思います!
疑問に思われた件なのですが、「」内の最後については句点をつけないようにしております。
それ以外でしたら、初投稿ゆえの事故かと……。
続きをどんどん更新していくつもりですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
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