眩暈のころ

あとがき

あるいは、まえがきのフォロー

　まえがきで、“若書き”などと称してしまったが、今よりは若かったものの、そう云えるほど若くはなかったので、訂正してお詫びする。
　そのために急遽、あとがきをしたためることにした。以上。以下オマケ。

　近海の、「楽しくなければ人生じゃない」発言は、穿った見方などせず、そのまま素直に捉えて良いらしい。奴の近況をSNSで窺うに、ギターを弾き語ったり、飲食店での料理写真を投稿したり、非常に楽しんでいるように見受けられるから。

　その後の変化は、未希ちゃんが、犬派から猫派に宗旨替えしたこと。保護猫を二匹も飼っている。
　あと、埴谷雄高の『死霊』は読了。ドストエフスキーの『悪霊』は今もって未読。

　最後になりましたが、この五月の一カ月間、連載にお付き合いくださり、誠にありがとうございました。