一行日記 2024年7月 🎋

犬束

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7月24日(水)

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・今朝も朝から暑い🫠

・最近、さらに執筆がおろそかになっているので、励みたいです✏️

・本日のプルースト。

 で、ついに、アルベルチーヌの頬に口づけをするわけですが、めっちゃ文字数費やして描写していて、彼女の頬を凝視しすぎで、ガン見しながら近づいて、首の肌の肌理が荒いとか言い出して、いらんこと言うー、ホントのことでも、と、突っ込まずにいられない。
 しかも、ちゅーしたから、すぐ帰って、みたいな扱いだし。
 何故なら、ヴィルパリジ夫人の夜会に招待されてるから。

 その夜会で、あんなに眷恋し毎朝散歩道で待ち伏せていたゲルマント公爵夫人から、報われなくてスッパリ思い切った今になって、晩餐会に誘われるのでした。

 が、現在の「私」が惹かれているのは、サン=ルーの口利きで、夕食を一緒にする予定の、ステルマリア夫人。レストランに行って、献立を決めなくちゃ、お泊まりもするよね、なんて頭の中で段取ってたら、アルベルチーヌが訪ねて来たので、彼女について来てもらって、そのレストランに予約しに向かうのですが、ステルマリア夫人がお泊まりしない可能性もなきにしもあらずだから、アルベルチーヌとも夜の時間に会う約束をしてた方がいいかな、なんて、相変わらず鬼なことを考えています。

・古谷一行主演!金田一耕助シリーズ
 『女怪』

 金田一耕助がクラブのママに恋をする、なんてイメージと違う。何、玄人さんによろめいているの?
 性的に虐待され(続け)た女が、耐え忍んでいたものの、持ち堪えきれずに殺人を犯して、服毒自殺。って流れが、当時の想定読者(おそらく成人男性)に受けてたのだろうな、と。

・横溝正史にうつつをぬかしていたら、BS松竹東急で、クリント監督の『ジャージー・ボーイズ』を放映してるの忘れてました。

 クリストファー・ウォーケンが出演してて、嬉しい。
 娘さんを亡くして後の、『君の瞳に恋してる』、泣きそうになった。

・本日のアイスは、いちごフロート🍓


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