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番外編

【R18】転生令嬢、ヤンデレの願いに応える 続き

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他サイトにも掲載するにあたって、番外編にR18要素がなかったので急遽追加しました。
『転生令嬢、ヤンデレの願いに応える』の続き部分になります。
ただのエロですが、初体験の時から成長?したルシフェルをどうぞご覧ください!笑
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ルシフェル様は私の反応に驚いたようだった。
されるがまま僅かな時間固まっていた彼は、覚醒するとゆっくり私の背に腕を回した。
私の存在を確認するように抱き締められて、どうしてか胸の奥が疼く。

(ドキドキする……)

急にどうしたんだろう。自分の変化に戸惑ってしまう。
胸の高鳴りを感じながら、ルシフェル様の胸に顔を埋めた。

「フィーネ」

名前を呼ばれて顔を上げると、ルシフェル様の紫色の瞳がじっと私を見つめていた。
その目がどこか熱を帯びているような気がして、無意識の内に背筋を震わせる。
ぼうっと彼の瞳を見つめ返していた私は、ルシフェル様が顔を近付けてきても抗わなかった。

「んっ……」

唇が触れる。
触れ合いを楽しむことなく、開いた唇から早急に舌が入ってきた。

「あ……! ん、んんっ……ぁ、ん……」

貪るように口付けられて少し苦しい。
舌を絡ませ合いながら、彼の体に縋り付く。

激しさのあまり口から零れてしまった唾液を、ルシフェル様がそっと指ですくう。
拭いてくれるのかと思ったら、顎から唇まで指を上に這わせ、唾液を戻すように口に入れられた。

「! ――んっ! んぐっ……んん!」

飲み込むことを求められて、私は先ほどまでのときめきが一瞬にして冷めるのを感じた。
雰囲気にのまれてしまったけれど、なんてことはない。いつものルシフェル様だ。

唇を離したルシフェル様が、私の服を脱がそうとするのを見て慌てて止めた。

「待って! エドワード殿下のことをどうするか、教えてくれるって言ったわよね!?」

「もちろんお伝えしますよ。でもそれは、貴方を愛して差し上げてからです」

「え――わ、わっ!」

私を膝に乗せたままルシフェル様が立ち上がる。
腰はしっかりと支えられているけれど、上半身がぐらりと揺れて私は慌ててルシフェル様にしがみ付いた。
この流れで向かうところと言えば一つしかない。
当然のごとくベッドに連れ込まれて、私は観念して目をつぶった。

ちゅっと音を立てながら、ルシフェル様が私の頬や首元にキスを落とす。
初めての時から今日に至るまで、既に片手では足りないほど体を重ねている。
まだ結婚していないのにと思う気持ちはあるけれど、一度タガが外れたルシフェル様を止める方法なんて私は知らなかった。
せめて避妊はしてほしいと訴えると、初めは渋っていたルシフェル様も最後は同意してくれた。
どうも、ルシフェル様は早く子供が欲しいようで、事あるごとに迫っては私を困らせている。

「フィーネ、可愛いですよ」

魔法を使ってあっという間に服を脱がせたルシフェル様は、耳元で囁きながらゆっくりと私の胸を揉む。
ゆったりと揉まれながら胸の飾りに指を当てられて、少しずつ息が上がっていくのを感じた。

「気持ち良くなって偉いですね」

「ぁ……あ、あ……」

すりっと指の腹で優しく先端を擦られて、声が止まらなくなる。
勉強熱心なルシフェル様は、私の反応をよく見ている。
感じている顔を見られるのは物凄く恥ずかしいのに、ちっとも顔を隠させてくれない。

「み、見ないで……!」

涙目になりながら訴えると、ルシフェル様は何故か満足そうに微笑んだ。

「顔が蕩けてきましたね」

「んんっ!」

両方の乳首をきゅっと摘ままれて、痺れるような快感に眉根を寄せる。
そのまま舌でねっとりと舐められると、声を上げるだけでもう何も考えられなくなった。

「あー! ダメっ! あ、ああ……!」

胸の突起を咥えられる。
吸い上げと同時に下肢のぬかるみに触れられて、ドロリと中が濡れたのが分かった。

「ひっ!」

ルシフェル様の指が、指で届く一番奥まで突き入れられる。
突然の行為にも痛みを感じることはなく、貪欲な私の体は慣れ親しんだ彼の指を喜んで締め付けた。

「奥でもすっかり快感を得られるようになりましたね」

「あ、あ! 苦し……!」

「嘘は駄目ですよ。フィーネの中はドロドロに蕩けていて、気持ちが良いことをちゃんと私に教えていますから」

抜き差ししながら指を少しずつ増やしていく。
最近のルシフェル様は、初めの時に比べて前戯の時間が短くなった。
むしろ最初が途方もなく長い時間だったから、これくらいが普通なんだと思う。

ただ、問題が一つある。
前戯が短くなった代わりに、体を繋げてからの時間が長くなった。
どうやら前戯の時間が長いと、私がすぐへばってしまうことにルシフェル様は気付いたらしい。
結局苦しいほどの快感は今も変わらなくて、いつか本当に死んでしまうんじゃないかと恐れている。

「フィーネ、そろそろ挿れますよ」

「あ……!」

下肢に熱い昂りを感じて、反射的に腰が逃げる。
ルシフェル様の手が逃がさないとばかりに私の腰を引き寄せて、音を立てながらゆっくりと押し込んだ。

「ああっ! ダメっ! や、ああぁ!」

「うっ、締まる……!」

隙間なく埋め込まれて、荒い息を吐く。
すぐに始まる律動に息を整える間もなく翻弄された。
ルシフェル様の激しい動きに、次第に喘ぐことしかできなくなる。

「やあぁ! ルシフェルっ……激しい、からぁ!」

「ああ、フィーネ……なんて可愛らしい……好きです。愛しています。貴方が早く私の子を産めばいいのに」

「あ、あぁ! そこぉ……! きもち、きもちいい!」

太くて熱いモノでぐりぐりと抉るように擦り付けられて、痺れるような刺激が堪らない。
頭の中が快感に支配されて、理性が溶けていくようだった。

「……ッ早く孕ませて、貴方の来世も捕らえてしまいたい……!」

「え……? ――んっ! んぅっ!」

不穏な言葉が聞こえた気がして顔を上げた私は、ルシフェル様が唇を塞いだことで、それどころではなくなってしまった。
くちゅ……くちゅ……と音を立てて舌と舌を絡め合う。
多幸感に包まれながら、私はギュッと目をつぶりルシフェル様の体にしがみ付いた。


――結局、ルシフェル様と王太子殿下の考えを聞くことができたのは、次の日になってからだった……





続き END
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本当にエロのみでしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

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