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第十六話 エロトラップダンジョンに迷い込みたい その弐

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 エロトラップダンジョンとは―――
 その名の通り、エロいトラップのみで構成されたダンジョンのことである。


「…それで、この遺跡がその下品極まりない名称のダンジョンであると、あなたはそう言いたいわけですね?」
「…いや…まあ…はい……」


 凄まじい形相のエレクトラにその場に正座させられたルドヴィカは、姉の下腹部に刻まれた淫紋を見ながら蚊の鳴くような声でそう答えた。
 ルドヴィカの普段の変態ぶりをその目で見ているモードからしたらこの態度は違和感しかなかったが、妹の変態性を知らない姉からしたらルドヴィカが“エロトラップダンジョン”などという品性のかけらもない単語を口にすること自体違和感しかなかった。


「ちなみにあなた、いったいどこでそんな下品なダンジョンのことを知ったんですの?」
「まあ…その…本で読んで…」
(人嫌いだとは聞いておったが、想像以上じゃなこれは…。人間より魔物に生まれた方が幸せだったろうよ)
「…まあ構いませんわ。どちらにせよ、この遺跡が千年以上前に造られたものであるという事実は変わりありませんもの。行方不明の魔導士たちの捜索も行わねばなりませんし、このまま先に進むことにいたしましょう」


 その青紫の瞳に軽蔑の感情をありありと宿しながらも、エレクトラは探索を続行することに決めたようだ。
 しかしながらこの遺跡、もといエロトラップダンジョンを造った者は、いったい何を目的にしてこのような変態的な魔法を施したのだろうか。


「…モード、この魔方陣も言霊術によるものなの?」
「そのようじゃの。しかしまあ、悪趣味極まりないというか…。術士は相当気が狂っておるとしか思えんな」
「まあそうか…。わざわざ『この遺跡にやってきた女に淫紋を付与しろ』って言ったってことだもんね…。なかなかド直球の変態だなそれは…」


 入口に仕掛けられていた言霊術といい、エレクトラに淫紋を施した言霊術といい、この遺跡の造り手と思われる魔導士には明確な下心があったのだろう。
 更にはHPやMPといった単語を用いていることから、エロトラップダンジョンという概念そのものを確実に理解していることが見受けられる。


(ってことはわたしと同じで、前世の記憶を持った転生者の仕業だったり…。でも千年以上前に造られたものだっていうからなあ…)
「道が四方に分かれていますわね。何があるかわからない以上、離れるのは得策ではありませんけど…」
「…ぬ? 何やら結界のようなものが張られているようじゃな。ここから先に進むことができぬ」
「何ですって? わたくしは問題なく進めるようですけど…」


 ルドヴィカが思案に耽っている間に、エレクトラとモードは遺跡の調査を進めようと、東西南北の四方に繋がる通路へと差し掛かる。
 しかしモードは見えない壁のようなものに遮られて一点より先に進むことができず、一方エレクトラは問題なくその先へ進めるようだった。


「わたくしのダンジョン探索を開始する、という声が先ほど聞こえましたわね。つまりあの魔方陣の中央に立ち、妙な魔法を施された者でなければ、この先には進めないということでは?」
「なるほどな、一理ある。どれルドヴィカ、そこに立って試すがよい」
「…え? あれ、なんか勝手に話進んでる?」


 いつの間にやら話に置いてけぼりにされたルドヴィカは、モードに促されるままに先ほどエレクトラが立っていた魔方陣の中央へと立った。
 するとエレクトラの時と同様、魔方陣が光を放ち始め、地中から大量の手が伸びてきてルドヴィカの身体にまとわりついてくる。
 まるでルドヴィカの体つきを確かめるかのようにいやらしく蠢く手の感触に興奮をそそられつつも、姉の目の前ということもありルドヴィカは必死で喘ぎ声を堪えた。


【ユニット名:ルドヴィカ・アールノート】
【種族:人間】
【HP:400】
【MP:500】
【ステータス:正常】


 どうやらこの無数の手はルドヴィカの身体情報、ゲーム的に言うなればパラメータを調べる役割があるようで、謎の声が再び響き渡ると手は急速に動きを止めた。
 謎の声曰く、エレクトラよりもルドヴィカの方がHP(体力に相当すると思われる)は低いが、その分MP(魔力に相当すると思われる)は優れているらしい。


【ユニット:ルドヴィカのダンジョン探索を開始します】


 ここまでの流れは、エレクトラが淫紋を施されたときと同様だ。
 つまりこのまま順調にいけば、ルドヴィカにも同様に淫紋が付与されることになる。


(やだーっ♡ まさかこんなところで淫紋つけられちゃうなんてっ♡ 今ここに姉様がいなかったら万歳三唱して喜んだのに♡)


 内心喜んでいたルドヴィカではあったが、いくら待てど暮らせどルドヴィカの身体に変化が現れる様子が無い。
 あれ?と拍子抜けを喰らうルドヴィカを嘲笑うかのように、謎の声はそれ以上なにも言うことなく、静寂が遺跡の中へ広がっていった。


(ちょっと待ちなさいよーっ!! まさか淫紋付与って完全ランダムとかそういう仕様!? 何なのよそれ、ガッカリにもほどがあるわよーっ!!)
「納得いきませんわ!! 何故あなただけこの妙な紋様が現れませんの!? わたくしさっきから全身が気だるくて堪りませんのよ!?」
「与えられるものは与えられる、与えられんものは与えられんのだから仕方あるまい」


 正反対の理由で怒り狂うルドヴィカとエレクトラを、モードが妙なものを見るかのような冷たい目で見やる。
 何はともあれ、これでエレクトラとルドヴィカがダンジョンを探索することが可能になった、というわけだ。


「ではぬしら、行って参れ。儂はここで待ちぼうけを喰らっておるが故」
「なんですって!? あなた、自分だけ抜け駆けをするつもりですの!?」
「なぜ儂がこのような下劣な遺跡に迷いこまねばならぬ。儂はリントヴルムに操を立てておる故、あやつに再び相まみえるまでは清い身でおらねばならぬのよ」
「わたくしだってお父…ある殿方のために純潔を守らねばなりませんのよ! あなたがまことに竜であるというならば、己が身に迫る危機ぐらい跳ねのけて然るべきではありませんこと!?」
「ふん、小娘の分際で言うてくれるわ。そのような安い挑発に乗る阿呆がどこに…」


 憤慨するエレクトラをモードがせせら笑った瞬間、モードが元いた場所から魔方陣の中央へと一瞬で転移していた。
 突然の出来事に「!?」と驚愕するモードのことなどお構いなしに、魔方陣が再び光を放って無数の手がモードの身体を弄りだす。
 呆気に取られていたエレクトラであったが、モードを転移させたのが他ならぬ妹のルドヴィカの仕業だと悟ると、妙に嬉しそうな様子で「なかなかやるじゃありませんの」と笑った。


「なッ…! ルドヴィカ、貴様ァ…!」
「いやその…わたしだけ淫紋もらえなかったのがムカつきすぎて、なんかムシャクシャしてやっちゃった…。反省はしてるけど後悔はしてない…」
「悔い改めぬかこの発情魔が!!」


 反省してる様子すら見えないルドヴィカに対してモードが激怒するうち、モードのパラメータ調査が終わったのか再び謎の声が響き始める。


【ユニット名:黒き竜モード】
【種族:竜】
【HP:500000000】
【MP:1000000】
【パラメータ:正常】


 やはり人知を超えた存在である竜種とだけあって、幼体でありながらHPもMPも桁違いだ、とルドヴィカは思った。
 しばらくしてモードも解放されるが、エレクトラのように淫紋を付与される気配はなく、ルドヴィカの溜飲が多少なりとも下がる。
 やはり淫紋はランダムによって付与されるものであり、エレクトラは単純に引きが良かっただけのようだ。


「ぐぬぅ、覚えておれよぬし…!」
「うふふっ、横着をしようとした罰ですわ。さあ、調査を再開しますわよ」


 怒りが収まらないモードに対し、エレクトラはやたらと上機嫌な様子だ。
 そのことが癪に障ったのか、モードはエレクトラの背に手を伸ばすと、つぅーっと指を這わせた。


「ひゃあんっ!?♡」


 するとエレクトラがあられもない声をあげながら、その場にがくんと崩れ落ちる。
 これまでは気丈に振舞っていたエレクトラだったが、やはり淫紋の効果は絶大なようで、たったこれだけの刺激すらも快感へと変換してしまうらしい。
 モードはしてやったりと言わんばかりににまにまとした悪どい笑みを浮かべ、その細い指をエレクトラに突き付けた。


「なんと無様な姿よ、その体たらくで調査ができるのか? どうなんじゃ、ほれほれ」
「ぁぅっ♡ このっ、魔物風情の分際でぇっ…♡」
「まあ儂は偉大なる竜であるからに、己が身は己で守れるがのう。非力なぬしでは先が思いやられるのう。今ここで頭を下げれば助太刀してやらなくもないぞ」
「~っ! わたくしを甘く見ないでもらえるかしら!? わたくしひとりでも十分に調査を行えますっ!」


 わざとらしく手を差し伸べるモードをきっと睨みつけ、エレクトラが力の入らない膝を何とか奮い立たせて自力で立ち上がる。


「ここから先は別行動ですわ! わたくしは東の通路へと調査に向かいます! あなたがたは残った通路へ進んで、行方不明の魔導士の捜索にあたりなさい! いいですね!」
「ふん、その強がりが命取りにならぬといいがなあ? 安心せい、屍は拾ってやるからに」
「それはこちらの台詞ですわ!」
(実姉と人外ロリがキャットファイトを繰り広げてる…なんだこれ…)


 雌猫同士の喧嘩のようなやり取りを繰り広げるエレクトラとモードを見ながら、ルドヴィカが率直な感想を心中で呟く。
 とはいえ正体が竜だとわかりきっているモードならともかく、姉の前でエロトラップに引っかかってイキまくる姿を露見することは避けたかったルドヴィカにとって、この別行動案は都合がいい。
 エロトラップダンジョンに迷い込んだからには、HPが0になる寸前までエロトラップを楽しみたいに決まっているのだ。


「ルドヴィカ、その竜が遺跡を破壊したりしないように、くれぐれも注意深く見張っているのですよ! お父様の研究に支障が生じたら承知しませんからね!」
「…はぁ……」


 こうして3人はルドヴィカとモードの捜索班、エレクトラひとりのみの調査班に分かれ、エロトラップダンジョンの攻略をすることとなったのである。



 * * *



 エレクトラと別れた後、ルドヴィカとモードは西の方角へと繋がる通路へと進んでいった。
 通路の先は長い一本道であり、一見すると平坦な道がひたすらに続いているように見える。
 しかしながらここはエロトラップダンジョン、いつどのような罠が待ち構えているかは遺跡の造り手のみぞ知るところである。


「うふふふ…さ~どんな罠でわたしをイキ狂わせてくれるのかな~♡」
(そういえばこいつ、魔物に犯されて喜ぶ変態じゃったな…。やっぱり儂、あの場に残っておればよかった…)


 完全に発情スイッチの入ったルドヴィカに対し、モードは帰りたい気持ちを隠しもせずげんなりとしている。
 するとその時、モードの足元から「カチリ」というスイッチ音のようなものが聞こえてきた。
 その直後、頭上の天井がパカッと開いたかと思うと、大量の虫らしきものがふたりに向かって降り注ぐ。


「きゃーっ!? な、なに!?」
「ぐぅっ、ぬかったわ! 魔物か!?」


 驚くルドヴィカに対し、不覚にも罠を踏んでしまったモードが足元に広がる虫を消し去らんと魔力を練る。
 しかしその直後、降り注いできた数多の虫が凄まじい速さでモードの脚を上ってきて、陰部まで到達してきた。


 カリッ♡

「んぎぃっ!?♡」


 陰核へ刺すような感覚が走り、モードの身体から力が抜ける。
 よくよく見てみると、ルドヴィカとモードに降り注いだ虫はいずれもムカデのような姿をしており、先端には鋭い歯の部分があった。
 どうやらこの虫はその歯で以て、モードの陰核を齧ったようだ。


 カリカリカリカリカリ♡

「ひぎっ…!♡ このっ、虫の分際でぇっ…!♡」

 コリコリコリコリコリ♡

「ぅぁっ…!♡」


 竜の身では体験したこともない繊細な箇所への刺激に、モードの身体が否応なく反応してしまう。
 一方、早々に虫の思惑を悟ったルドヴィカは、自ら脚をがばっと広げて虫の責めを歓迎した。


「きゃうんっ♡ わたしのクリちゃんっ♡ 虫に齧られてるぅっ♡」

 カリカリカリカリカリ♡

「あぁ~~~っ♡ やばいぃ♡ クリ取れちゃう♡」


 この調子ではルドヴィカは頼りにならないと悟ったモードは、早々に自身の陰核に齧りつく虫を引き剝がし、思いっきり踏みつぶした。
 しかし一匹踏み殺した程度で虫の猛攻は止まらず、次々とモードの小さな陰核目掛けてうぞうぞと蠢いている。


「くぅっ、これではキリがないわ…! 焼き払うぞっ、ルドヴィカ!」
「えぇっ♡ まって♡ もうちょっとクリ責め楽しみたいっ♡ あひぃんっ♡」
「儂の知ったことか!!」


 モードはその赤い瞳を光らせると、瞬時に魔力を練って自身に纏わりつく虫を焼き払った。
 ついでと言わんばかりにルドヴィカの肉芽を齧る虫も焼き切り、天井から降ってきた虫のすべてが一掃される。
 するとその様子を見計っていたかのように、謎の声が遺跡の中へと響いた。


【トラップ:淫蟲放出を発動しました】
【ルドヴィカの残りHP:399】
【モードの残りHP:499999988】
【感度:ともにレベル1】


 どうやら先ほどの虫はダンジョンのトラップであり、モードの迅速な対応によってHPの減少と感度の上昇を抑えることができたようだ。
 しかしエロトラップダンジョンを満喫する気しかないルドヴィカにとっては、余計なお世話もいいところである。


「モード~…!」
「な、なんじゃその恨めしげな眼は」
「あのねえ、百歩譲ってあんたがトラップから脱出するのはいいわ! わたしのことは頼むからそのままにしておいて! わたしはこのダンジョンでイキ死ぬまでヤりまくるって決めてるんだから!」
(なんと助け甲斐のない奴よ…やっぱり儂帰ろうかな…)


 助けたにも関わらず理不尽に怒りをぶつけられ、モードは怒るどころかルドヴィカの変態性にドン引きしてしまったのだった。



 * * *



 一方その頃、単独行動中のエレクトラはというと。
 歩を進めるごとに増す身体の疼きを抑えながらも、何とか調査を行おうと気丈に振舞っていた。


「はぁっ…はぁっ…♡ なんですの、この遺跡…♡ 進めば進むほど、魔力が濃くなって…♡」


 どうやら自身に施された淫紋は、遺跡の奥へ進めば進むほど効果が増すらしい。
 最初はモードに対しても強がっていられたエレクトラであったが、段々と頬は紅潮していき、全身の肌が粟立つような感覚は酷くなる一方だった。


「…少し…休みましょうか…」


 とうとう立っていられないほどに身体が火照ってしまったエレクトラは、近くの石壁にもたれかかって休息をとることにした。
 ところがその瞬間、石壁であったはずの場所から無数の触手が生えだして、ルドヴィカを壁に縛り付けるかのように拘束しだす。


「っ!?」


 慌てて拘束から逃れようとするエレクトラであったが、抵抗やむなく手足を触手にとられてしまい、壁に押さえつけられたまま身動きが取れなくなってしまう。
 いったい何をするつもりか、とエレクトラが身をこわばらせると、1本の触手がエレクトラの下腹部へと伸びてきて、淫紋のある部分をトントンと小刻みに叩いてくる。
 するとその瞬間、淫紋の真下にある子宮口がきゅんきゅんきゅん♡と疼きだした。


「んおぉっ!?♡」


 普段の自慰とは比べ物にもならない、生まれてはじめての快感が子宮に直接届いて、エレクトラがみっともない声をあげながら悶絶する。
 エレクトラの反応などお構いなしに、触手はトントンと規則正しいリズムでエレクトラの下腹部を刺激し、時折腹越しに子宮口を揉み解すように動いた。


 トントントントントン♡

「ひぎぃっ…!♡ おなかっ♡ トントンするのいやぁっ♡」

 ぐにゅんっ♡ぐにゅんっ♡

「あぁんっ!?♡ それっ♡ それだめっ♡ おなかへんっ♡ へんなのぉっ♡」


 ただ下腹部を叩かれ、時折揉み解されているだけにも関わらず、エレクトラの秘部からはぷしゃっ♡ぷしゃっ♡と小刻みに潮が噴出している。
 すると触手がとどめと言わんばかりに、淫紋が浮き出る箇所へと触手をねじ込むように蠢いた。


 ぐりぐりぐりぐりぐりっ♡

「んぁぁぁーーーっ!♡♡♡」

 ビクビクビクビクッ♡♡♡ ぷしゃぁーっ♡♡♡


 薄い腹越しに子宮口をぐりぐりと刺激され、エレクトラが大量の潮を吹きながら絶頂する。
 あまりの快楽にエレクトラの瞳からは涙が溢れ、口の端からはつぅーっと唾液が零れ落ちた。
 エレクトラが絶頂したことで目的を果たしたのか、触手はエレクトラを開放すると石壁の中へ戻っていき、エレクトラはその場に崩れ落ちる。


【トラップ:触手壁を発動しました】
【エレクトラの残りHP:471】
【絶頂回数:1回】
【感度:レベル4】


 自身の現在のステータスを告げる謎の声を聴きながら、エレクトラは必死の思いで立ち上がり、絶頂の余韻でぼーっと白む頭で分析をする。
 恐らくは今自分が寄り掛かったこの壁こそが謎の声のいう触手壁というものであり、触れたものを拘束してその触手で犯しにかかるという仕組みなのだろう。
 つまり今後は気軽に壁に寄り掛かることすらできなくなるわけだ。


「うぅぅっ…♡ これしきのことでっ、わたくしを止められはしませんわよっ…♡ お父様のもとへ帰るまでは、死んでも死に切れませんわっ…♡」


 自身の潮でずぶ濡れになったズボンが、脚にぴったりと張り付く感触が気色悪くて堪らない。
 先ほど触手に散々に弄ばれた下腹部が異常なまでに疼いていて、歩く際の振動ですら身体の内側へと響いてくる。
 しかしエレクトラの瞳に宿る父への愛という名の炎は、決して消えることはないのであった。
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