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第二章
39、Cランク昇格試験②
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結果として、俺は無事にCランクになった。
討伐状況は記録水晶で記録されていた。
そんなのがあったのか。
結構、高価そうなんだけどなぁ。
「ま、ちゃんと結果も出たことだし。ほれ、ここに指輪だしな」
「はい」
「何故あなたが指示出してるんですか?」
「おい!俺はギルマスだろうが!?」
「あ、そうでしたね」
「おい~」
盤の上に指輪をのせるとアキラさんが操作をして、これでランク昇格できた。
にしても、この二人は本当にどっちが上なのやら、分からなくなるなぁ。
「はい。これでランク昇格完了です」
「ありがとうございました」
「いえいえ。旅立つ前に顔出してくださいね」
「ええ。分かりました」
俺はアキラさんやギルマスたちに挨拶するとそのままエドたちとギルドを出た。
「はぁ~。とりあえず、これで旅に出しても大丈夫だな」
「そうですね。魔獣ランクSのグランさん、ユリウスさんに魔獣ランクAのシエルさん、レイさん、ガイ君にAランク冒険者のエドワード君でCランク冒険者になったマコトさん。まだ子供ですが魔獣ランクAのユキ君もいますからね。総合ランクとしてはBといったところですかね」
「だな。マコトならすぐにでもAランクになりそうだな」
「ですね」
俺は二人がそんな話をしていたとはぜんぜん知らなかった。
俺はエドたちに囲まれていた。
「主様、おめでとうございます」
「ああ、主殿。おめでとう」
「「おめでとう!」」
「「おめでとうございます」」
「ありがとう。これでいつでも出れるようになったな」
「そうですね。馬車も装備も整ってますしね」
「だが、どこに向かうかは決まってないよな」
「あ!」
「いや、少し決めてるんだ」
「マコト?」
「王都の方に向けていくつもりなんだ」
「王都、ですか?」
「ああ」
俺が王都に向かうと決めたのはここが南の辺境で、ここより先がないからだ。
なら、どこに行くにしても王都は国の中央にあるからそこから決めるのが一番だと思ったからだ。
それに王都は国王が住んでいるだけに物の流通がまとまっているし、情報も新鮮だ。
「まあ、行き先が決まっているならいつから行きます?」
「そうだな。準備自体は出来ているからなぁ」
「今すぐ?」
「いや、今すぐには行かないぞ」
「当たり前です。マコトさんも少し休みませんと」
「だな」
とりあえず、俺たちは宿に戻った。
そして、無事にランクアップしたことを伝えるとなぜか宴会になってしまった。
「マコトさん、おめでとう!」
「ありがとう」
「Cランクになったとなれば一人前と判断されるな」
「そうですね」
「それではこれからどうするんです?」
「色々見て回ろうと」
「そうか。冒険者だもんな!」
「はい」
そんな話をしていた。
あのエルフたちが居なくなってから少しエドが明るくなった。
もしかしたら、ここでもやっていけるのかもしれないと思い
もした。
だけど、それでは楽しくないと感じたんだ。
色んな所を巡ってからでもいいと思ったのだ。
まあ、酔っぱらいの戯れ言として聞き流してくれたらいい。
ああ、でも、この街を出るのはすぐだろうな。
討伐状況は記録水晶で記録されていた。
そんなのがあったのか。
結構、高価そうなんだけどなぁ。
「ま、ちゃんと結果も出たことだし。ほれ、ここに指輪だしな」
「はい」
「何故あなたが指示出してるんですか?」
「おい!俺はギルマスだろうが!?」
「あ、そうでしたね」
「おい~」
盤の上に指輪をのせるとアキラさんが操作をして、これでランク昇格できた。
にしても、この二人は本当にどっちが上なのやら、分からなくなるなぁ。
「はい。これでランク昇格完了です」
「ありがとうございました」
「いえいえ。旅立つ前に顔出してくださいね」
「ええ。分かりました」
俺はアキラさんやギルマスたちに挨拶するとそのままエドたちとギルドを出た。
「はぁ~。とりあえず、これで旅に出しても大丈夫だな」
「そうですね。魔獣ランクSのグランさん、ユリウスさんに魔獣ランクAのシエルさん、レイさん、ガイ君にAランク冒険者のエドワード君でCランク冒険者になったマコトさん。まだ子供ですが魔獣ランクAのユキ君もいますからね。総合ランクとしてはBといったところですかね」
「だな。マコトならすぐにでもAランクになりそうだな」
「ですね」
俺は二人がそんな話をしていたとはぜんぜん知らなかった。
俺はエドたちに囲まれていた。
「主様、おめでとうございます」
「ああ、主殿。おめでとう」
「「おめでとう!」」
「「おめでとうございます」」
「ありがとう。これでいつでも出れるようになったな」
「そうですね。馬車も装備も整ってますしね」
「だが、どこに向かうかは決まってないよな」
「あ!」
「いや、少し決めてるんだ」
「マコト?」
「王都の方に向けていくつもりなんだ」
「王都、ですか?」
「ああ」
俺が王都に向かうと決めたのはここが南の辺境で、ここより先がないからだ。
なら、どこに行くにしても王都は国の中央にあるからそこから決めるのが一番だと思ったからだ。
それに王都は国王が住んでいるだけに物の流通がまとまっているし、情報も新鮮だ。
「まあ、行き先が決まっているならいつから行きます?」
「そうだな。準備自体は出来ているからなぁ」
「今すぐ?」
「いや、今すぐには行かないぞ」
「当たり前です。マコトさんも少し休みませんと」
「だな」
とりあえず、俺たちは宿に戻った。
そして、無事にランクアップしたことを伝えるとなぜか宴会になってしまった。
「マコトさん、おめでとう!」
「ありがとう」
「Cランクになったとなれば一人前と判断されるな」
「そうですね」
「それではこれからどうするんです?」
「色々見て回ろうと」
「そうか。冒険者だもんな!」
「はい」
そんな話をしていた。
あのエルフたちが居なくなってから少しエドが明るくなった。
もしかしたら、ここでもやっていけるのかもしれないと思い
もした。
だけど、それでは楽しくないと感じたんだ。
色んな所を巡ってからでもいいと思ったのだ。
まあ、酔っぱらいの戯れ言として聞き流してくれたらいい。
ああ、でも、この街を出るのはすぐだろうな。
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