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竜親、町興し編
十四話 勝負①
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後悔先に立たずとはこういうことを言うのかな?だって、あの広場では戦いにくいんだもん!
私たちは狼たちがいた広場ではなく、もう少し開けた草原に来ている。歩くのが遅い私はソーガの背中に乗っているが、戦いとのことで降りた。
反発側は私で大丈夫かと思っているようだ。まぁ、それは仕方ないスライムだしね。
それでも私に期待大のソーガはどういうことだろう?
まぁ、いいや。私は怒ったのだ。だからあのお兄さんの鼻をへし折るつもりなのだ。
「ふふ、弟と一緒に逃げれば良かったのでは何か?」
『なんで、私より弱い相手に逃げないといけないの?』
「減らず口を!!」
『あまり大声出しているとみっともないわよ』
私たちはそんなけん制をしつつ、時を待った。これはしっかりとした狼内での決闘であるため合図があって初めて戦いが始まる。
号令をかけるのはソーガとなった。号令をかける者は手を出さず公平に見守る必要があるらしい。
まぁ、それは納得だけど判断はソーガで良いの?
お兄さん側も何も言わないけど、あとで文句言わないでよ。それに私は負ける気はないもん!
「それでは兄とティア様の決闘を始める」
「生意気なスライムごときすぐに沈めてやる」
『生意気なのはあなたでしょ、スライムだからってなめんな』
いまだに私を小馬鹿にしてくれるこの世間知らずの大馬鹿お兄さんは現実を知ればいいのよ!!
なんて言いながら私はスライムだからそんなに強くないけどね。
でも、ただのスライムが洞窟の中を生きて出れるわけないでしょ。それなりに戦ってきたんだから少しぐらい戦えるわよ。それに今思い出したけど、私『擬態』使えるんだった。
蛇ぐらいになれば草に隠れて攻撃可能だよね、それなりに動けるはずだし。
今頃になって『擬態』のことを思い出した私をドラグーンは呆れたようにため息をついた。
そう、洞窟の中を竜にでもなって抜ければよかったのだ。攻撃方法やスキル等の使い方に慣れる必要もあったけど、さっさと出るにはそうすればよかったし、洞窟から出た際にもそうすればもっと動けたはずなのだ。
まぁ、私が失念していたことでソーガを見つけて治療もできたし、家族にもできたんだからプラマイで云えばプラスだよね。そういうことにしておこう。
「開始!」
「くらえ!爪破斬!」
お兄さんは先手必勝とばかりに攻撃してきた。この『爪破斬』は爪から出る斬撃を飛ばす攻撃のようで三本の爪の等間隔で白い斬撃が私に迫ってきた。
私は『高粘着糸』を斬撃の軌道の外側に向かって放ち、そちらに向かって収縮させて回避した。
私が『高粘着糸』を使うことにその場にいた狼たちは驚いていた。
何故かソーガだけが当たり前だと自分のことのように誇らしそうにしている。
まぁ、ソーガの背中に乗っている時に落ちないように使っていたからね、使えるの知っているよね。それでも、これはソーガでも驚くんじゃないかな?
『普通に動くのは遅いけど、それだけじゃないのよ。擬態:三日月大蛇』
「なっ!擬態だと」
『私は洞窟から出てきたのよ、それなりのことはできるわよ』
私は三日月大蛇に擬態した。擬態する時に私の体は白い靄のようなものに覆われていた。なんだが昔あった漫画で「へ~んしん」なんて言って姿を変える時のような感じだ。
表現がお粗末なのはすみません。それ以外に思いつかなかったからね。
そして自分でも驚くほどの再現力だった。それはもう完全再現だ、私の予想ではスライムだから特徴を抑えたデフォルメ感覚の擬態を予想していたのだが……。
う~ん、侮りがたし、擬態の再現力。これは百足やワームなんかに擬態したくない。能力を使う『部分再現』に頼ろう。
「お前、やはりただのスライムじゃないな」
『ただのスライムが自分の意志で言動するの?そして、あなたの弟は私のことを何て言っていたかしら?』
「ッッ!名持ちだと?!」
お兄さんや周りの狼もやっと気づいた。遅いのよ、ソーガは何回も私の名前を呼んでいたんだから一回ぐらい気づいたら?
私はあえてソーガのことを名前で呼んでないけどね。
だってソーガの名前を呼ぶのは一番最後よ、この世界の魔物にとって名前は特別なものだもの。最後の土産でしょ、それを教えるのは。
それより私はお兄さんたちの気付くの遅さに呆れたけどね。
それにさぁ、私がドラグーンに聞いた話ではスライムは自分の意志を持たないから私のように自分の意志があり言動出来るスライムは『特殊固体』だと。
それにも気付いてないでしょうね。いや、『ただのスライムじゃない』ことは分かってるんだったわね。でも、それが『特殊個体』であるとは分かってないようね。本当にこんなのがボスで大丈夫なのかしら?
『気付くのが遅いのよ。あの子が私を連れてきてから何回私の名前を言ったかしら?それにスライムは意志をあまり持たない魔物よ、それが自分の意志を持ち言動しているってことは?』
「特殊固体か!」
説明してやっと気づいたらしい。その事実に周りの狼たちは驚き、戸惑っている。
たぶん言われるように『特殊固体』はめったに表れないのだからそれが目の前に出ればあわてるものなんだろうね。
まぁ、元がスライムだからそこまで違いはないだろうけど。
なんだかドラグーンがまた呆れているような、なぜに?
気になるけど、とりあえずドラグーンのことは置いておいてお兄さんたちのことだ。
これには私も呆れる鈍さだ。
『それだから言われるのよ、あなたにはボスになるのに足りないものがあるって』
「ぐぐぐぐっ!!!」
『さぁ、戦いは始まったばかりよ』
お兄さんは私に指摘され悔しそうに唸っている。
まぁ、そんなこと気にしないけどね。
私はお兄さんを挑発するように自分なりに不敵な笑み……は気付いてもらえないから舌をチョロチョロ出しながら言った。
そう、戦いは始まったばかりなのだ。
私たちは狼たちがいた広場ではなく、もう少し開けた草原に来ている。歩くのが遅い私はソーガの背中に乗っているが、戦いとのことで降りた。
反発側は私で大丈夫かと思っているようだ。まぁ、それは仕方ないスライムだしね。
それでも私に期待大のソーガはどういうことだろう?
まぁ、いいや。私は怒ったのだ。だからあのお兄さんの鼻をへし折るつもりなのだ。
「ふふ、弟と一緒に逃げれば良かったのでは何か?」
『なんで、私より弱い相手に逃げないといけないの?』
「減らず口を!!」
『あまり大声出しているとみっともないわよ』
私たちはそんなけん制をしつつ、時を待った。これはしっかりとした狼内での決闘であるため合図があって初めて戦いが始まる。
号令をかけるのはソーガとなった。号令をかける者は手を出さず公平に見守る必要があるらしい。
まぁ、それは納得だけど判断はソーガで良いの?
お兄さん側も何も言わないけど、あとで文句言わないでよ。それに私は負ける気はないもん!
「それでは兄とティア様の決闘を始める」
「生意気なスライムごときすぐに沈めてやる」
『生意気なのはあなたでしょ、スライムだからってなめんな』
いまだに私を小馬鹿にしてくれるこの世間知らずの大馬鹿お兄さんは現実を知ればいいのよ!!
なんて言いながら私はスライムだからそんなに強くないけどね。
でも、ただのスライムが洞窟の中を生きて出れるわけないでしょ。それなりに戦ってきたんだから少しぐらい戦えるわよ。それに今思い出したけど、私『擬態』使えるんだった。
蛇ぐらいになれば草に隠れて攻撃可能だよね、それなりに動けるはずだし。
今頃になって『擬態』のことを思い出した私をドラグーンは呆れたようにため息をついた。
そう、洞窟の中を竜にでもなって抜ければよかったのだ。攻撃方法やスキル等の使い方に慣れる必要もあったけど、さっさと出るにはそうすればよかったし、洞窟から出た際にもそうすればもっと動けたはずなのだ。
まぁ、私が失念していたことでソーガを見つけて治療もできたし、家族にもできたんだからプラマイで云えばプラスだよね。そういうことにしておこう。
「開始!」
「くらえ!爪破斬!」
お兄さんは先手必勝とばかりに攻撃してきた。この『爪破斬』は爪から出る斬撃を飛ばす攻撃のようで三本の爪の等間隔で白い斬撃が私に迫ってきた。
私は『高粘着糸』を斬撃の軌道の外側に向かって放ち、そちらに向かって収縮させて回避した。
私が『高粘着糸』を使うことにその場にいた狼たちは驚いていた。
何故かソーガだけが当たり前だと自分のことのように誇らしそうにしている。
まぁ、ソーガの背中に乗っている時に落ちないように使っていたからね、使えるの知っているよね。それでも、これはソーガでも驚くんじゃないかな?
『普通に動くのは遅いけど、それだけじゃないのよ。擬態:三日月大蛇』
「なっ!擬態だと」
『私は洞窟から出てきたのよ、それなりのことはできるわよ』
私は三日月大蛇に擬態した。擬態する時に私の体は白い靄のようなものに覆われていた。なんだが昔あった漫画で「へ~んしん」なんて言って姿を変える時のような感じだ。
表現がお粗末なのはすみません。それ以外に思いつかなかったからね。
そして自分でも驚くほどの再現力だった。それはもう完全再現だ、私の予想ではスライムだから特徴を抑えたデフォルメ感覚の擬態を予想していたのだが……。
う~ん、侮りがたし、擬態の再現力。これは百足やワームなんかに擬態したくない。能力を使う『部分再現』に頼ろう。
「お前、やはりただのスライムじゃないな」
『ただのスライムが自分の意志で言動するの?そして、あなたの弟は私のことを何て言っていたかしら?』
「ッッ!名持ちだと?!」
お兄さんや周りの狼もやっと気づいた。遅いのよ、ソーガは何回も私の名前を呼んでいたんだから一回ぐらい気づいたら?
私はあえてソーガのことを名前で呼んでないけどね。
だってソーガの名前を呼ぶのは一番最後よ、この世界の魔物にとって名前は特別なものだもの。最後の土産でしょ、それを教えるのは。
それより私はお兄さんたちの気付くの遅さに呆れたけどね。
それにさぁ、私がドラグーンに聞いた話ではスライムは自分の意志を持たないから私のように自分の意志があり言動出来るスライムは『特殊固体』だと。
それにも気付いてないでしょうね。いや、『ただのスライムじゃない』ことは分かってるんだったわね。でも、それが『特殊個体』であるとは分かってないようね。本当にこんなのがボスで大丈夫なのかしら?
『気付くのが遅いのよ。あの子が私を連れてきてから何回私の名前を言ったかしら?それにスライムは意志をあまり持たない魔物よ、それが自分の意志を持ち言動しているってことは?』
「特殊固体か!」
説明してやっと気づいたらしい。その事実に周りの狼たちは驚き、戸惑っている。
たぶん言われるように『特殊固体』はめったに表れないのだからそれが目の前に出ればあわてるものなんだろうね。
まぁ、元がスライムだからそこまで違いはないだろうけど。
なんだかドラグーンがまた呆れているような、なぜに?
気になるけど、とりあえずドラグーンのことは置いておいてお兄さんたちのことだ。
これには私も呆れる鈍さだ。
『それだから言われるのよ、あなたにはボスになるのに足りないものがあるって』
「ぐぐぐぐっ!!!」
『さぁ、戦いは始まったばかりよ』
お兄さんは私に指摘され悔しそうに唸っている。
まぁ、そんなこと気にしないけどね。
私はお兄さんを挑発するように自分なりに不敵な笑み……は気付いてもらえないから舌をチョロチョロ出しながら言った。
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