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3 銭湯に
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この日、いつもと同じようにお湯を張ろうとしたさくらは、異常に気づく。
お風呂が壊れていた。
修理が間に合わないため、この日は近くの銭湯に向かうことにした。
近所の銭湯は昔ながらの銭湯と、スーパー銭湯の間のような
大きさで、そこそこ利用客の多い様子だった。
「すいません、この子女湯でも大丈夫ですか?」
「あっ大丈夫ですよ~」
2人はそろって女湯へと入っていく。
脱衣所内にも5人程度の先客がいて、
健太は目をきょろきょろとさせていた。
さくらは角のスペースを利用した。
健太の股間がトラブルを引き起こさないようさくらは神経質になっていた。
さっさと裸になろうとする健太を制止し、タオルを用意した。
少々不自然だが、女性用の大きいタオルを健太に巻くと、
「絶対外しちゃダメよ」
健太はその理由を聞かなかった。
浴場に入ると、二人はかけ湯をした。
健太の下半身には湯に濡れて肌に密着したタオル越しに
なんとなくの形が分かるようになってしまった。
さくらは健太に股間を隠させようとしたが、
健太は自分で隠していた。
思いが通じたみたいで、さくらは少しうれしかった。
浴室には濁り湯の湯船があったので、そこに入ることにした。
ここなら、タオルを取っても大丈夫とさくらは少し安心した。
しばらくして、大学生らしき2人が同じ湯船に入ってきた。
2人は健太にすぐに気づいた。
2人とも真面目そうでいい子だった。
そのうえ、両方、おっぱいが大きい。
さくらの予想通り、健太は2人に夢中だった。
健太もまた、そこらの男児と同じく、おっぱいに目が無かった。
健太をきっかけにほんの少しの交流を楽しんださくらは、
2人に健太を預けることにした。
その間に、自分は体を洗っておこうと考えたのだ。
2人の女子大生は快く引き受けてくれたので、
さくらは洗い場へと向かった。
たまに振り返って健太のほうを見ると、
2人に挟まれ、きっと喜んでいるだろう健太の後頭部が見える。
話し声は聞こえるが、反響して何を言ってるかまでは分からない。
さくらはゆっくり体を洗い、さぁ戻ろうかという頃。
そういえば、さっきから3人の声がしないことに気づいた。
湯船を見ると、ひとりの女子大生に抱っこされ、
こっちを見る健太の顔と目が合った。
健太の顔はこわばっているように見えた。
さくらはすぐに湯船に駆け寄った。
お風呂が壊れていた。
修理が間に合わないため、この日は近くの銭湯に向かうことにした。
近所の銭湯は昔ながらの銭湯と、スーパー銭湯の間のような
大きさで、そこそこ利用客の多い様子だった。
「すいません、この子女湯でも大丈夫ですか?」
「あっ大丈夫ですよ~」
2人はそろって女湯へと入っていく。
脱衣所内にも5人程度の先客がいて、
健太は目をきょろきょろとさせていた。
さくらは角のスペースを利用した。
健太の股間がトラブルを引き起こさないようさくらは神経質になっていた。
さっさと裸になろうとする健太を制止し、タオルを用意した。
少々不自然だが、女性用の大きいタオルを健太に巻くと、
「絶対外しちゃダメよ」
健太はその理由を聞かなかった。
浴場に入ると、二人はかけ湯をした。
健太の下半身には湯に濡れて肌に密着したタオル越しに
なんとなくの形が分かるようになってしまった。
さくらは健太に股間を隠させようとしたが、
健太は自分で隠していた。
思いが通じたみたいで、さくらは少しうれしかった。
浴室には濁り湯の湯船があったので、そこに入ることにした。
ここなら、タオルを取っても大丈夫とさくらは少し安心した。
しばらくして、大学生らしき2人が同じ湯船に入ってきた。
2人は健太にすぐに気づいた。
2人とも真面目そうでいい子だった。
そのうえ、両方、おっぱいが大きい。
さくらの予想通り、健太は2人に夢中だった。
健太もまた、そこらの男児と同じく、おっぱいに目が無かった。
健太をきっかけにほんの少しの交流を楽しんださくらは、
2人に健太を預けることにした。
その間に、自分は体を洗っておこうと考えたのだ。
2人の女子大生は快く引き受けてくれたので、
さくらは洗い場へと向かった。
たまに振り返って健太のほうを見ると、
2人に挟まれ、きっと喜んでいるだろう健太の後頭部が見える。
話し声は聞こえるが、反響して何を言ってるかまでは分からない。
さくらはゆっくり体を洗い、さぁ戻ろうかという頃。
そういえば、さっきから3人の声がしないことに気づいた。
湯船を見ると、ひとりの女子大生に抱っこされ、
こっちを見る健太の顔と目が合った。
健太の顔はこわばっているように見えた。
さくらはすぐに湯船に駆け寄った。
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