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少女と日常
少女とお花見3(七並べやります!・・・このゲーム友情崩壊ゲームですよね)
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というわけで始まった七並べ。
みんなにカードが配られる。
順番は昇君→トレミさん→アサダさん→みーちゃん→ルナさん→キサクさん→イネスさん→私→先生。
初めは順調にそれぞれカードを切っていく。十二まで行ったら一から出せる。十二、一、二、三みたいに。
しかし七並べの真髄はここから。
この場のルールとして五回パスしたらその人は脱落である。パスは自由にできる。カードが出せないなら自動的にパスになる。
そして脱落したものがカードを持っていたらそれを並べる。しかし、数字は続いていないと置くことはできない。
例えば自分がハートの三を持って脱落した場合、ハートの三は番面に置かれる。しかしそこから続いて四、五と置くことはできない。一、二、三、四、五というふうに続いていないとカードは置けない。(めっちゃわかりやすくいうと遊び○全の七並べのルールと一緒)
で、カードがある程度出来ったこの盤面。始まる。本当の七並べが!
「
・・・俺パス」
「俺もパス」
「私もパスです」
キサクさん、イネスさん、私がそれぞれパス。
「・・・おい君たち。絶対誰か持ってるだろ」
「「「なんのことですか?」」」
「くっ!いいニヤケ面だな!私は出せるカードがないのでパスだ!しかし先にパスを切った君たち三人だ。そのパス後悔することになるぞ!」
さらにゲームが進み。
「う、うぐぐ!うわぁぁああ!!パス
だ!だれ?!ダイヤの十一止めてる人!」
「ダレモトメテナイヨー」
「そんなわけないでしょ!くぅー!悔し!」
ということでトレミさん脱落。
続いてダイヤの七を止めてる人がいるらしく出せないまま終わった昇くんとみーちゃんが脱落。
「ぐわぁ!!やられた!」
「私も!誰ですか!持ってる人!」
「ダレモモッテナイヨー」
ルナさん渾身の棒読みである。
次に動いたのはイネスさん。
「ここでパスしたら負け。仕方ない出すか」
ようやく出たのがダイヤの七。
「「「やっぱり持ってるじゃん!」」」
「はいはい負けた敗北者たちは黙っててくださーい」
「はぁはぁ。敗北者?取り消せよ今の言葉!」
そのネタは危ないからやめてね。
「ようやく七が出たか!これで動ける」
先生、私、キサクさんが順調にカードを出しお互い残り二枚づつになった。
そしてパスもできるのは残り一回。
「うわぁぁあああ!!!負けたー!!!誰?!ダイヤの十一止めてる人!」
「ダレモトメテナイヨー」
「ルナ!その渾身の棒読みやめろ!」
で、残ったのは私、先生、キサクさん、ルナさん。
私はダイヤの十一を持っていない。つまりそれぞれの手札合計六枚の中にある!
誰だ!持ってる人は!
出すカードがなくなっていく。次々と出る脱落者。
私、先生、ルナさんの残り三人。カードはそれぞれ一枚。パスはもうできない。
ターンが回ってくる。
「・・・パスです。負けました」
「え、ウサギちゃん持ってないの?」
「え」
ということは。
「先生!」
「くくくっ。順番が良かったよ。ダイヤの十一を持っているのは私だ!はい出してあがり!」
「ええ!ずーっと持ってたんですか?」
「そうだとも。ずーっと持ってた。この場のルールの特性を利用させてもらった。七が出てて数字が続いても誰も十二を出さなかった。あれは出さなかったのではなく出せなかった。ルナくん君が十を止めていたから。そしてウサギはルナくんが脱落して十が出たが十一は私が持ってる。最初にパスしたことでウサギには後がないことがわかっている。パスさせれば確実に勝てる!」
「マジすか!?」
「流石に読めなかったです」
「ハハ!一応この中で最年長だからね!負けるわけにはいかないのだよ」
「いや最年長はわしじゃ」
「え」
みんなにカードが配られる。
順番は昇君→トレミさん→アサダさん→みーちゃん→ルナさん→キサクさん→イネスさん→私→先生。
初めは順調にそれぞれカードを切っていく。十二まで行ったら一から出せる。十二、一、二、三みたいに。
しかし七並べの真髄はここから。
この場のルールとして五回パスしたらその人は脱落である。パスは自由にできる。カードが出せないなら自動的にパスになる。
そして脱落したものがカードを持っていたらそれを並べる。しかし、数字は続いていないと置くことはできない。
例えば自分がハートの三を持って脱落した場合、ハートの三は番面に置かれる。しかしそこから続いて四、五と置くことはできない。一、二、三、四、五というふうに続いていないとカードは置けない。(めっちゃわかりやすくいうと遊び○全の七並べのルールと一緒)
で、カードがある程度出来ったこの盤面。始まる。本当の七並べが!
「
・・・俺パス」
「俺もパス」
「私もパスです」
キサクさん、イネスさん、私がそれぞれパス。
「・・・おい君たち。絶対誰か持ってるだろ」
「「「なんのことですか?」」」
「くっ!いいニヤケ面だな!私は出せるカードがないのでパスだ!しかし先にパスを切った君たち三人だ。そのパス後悔することになるぞ!」
さらにゲームが進み。
「う、うぐぐ!うわぁぁああ!!パス
だ!だれ?!ダイヤの十一止めてる人!」
「ダレモトメテナイヨー」
「そんなわけないでしょ!くぅー!悔し!」
ということでトレミさん脱落。
続いてダイヤの七を止めてる人がいるらしく出せないまま終わった昇くんとみーちゃんが脱落。
「ぐわぁ!!やられた!」
「私も!誰ですか!持ってる人!」
「ダレモモッテナイヨー」
ルナさん渾身の棒読みである。
次に動いたのはイネスさん。
「ここでパスしたら負け。仕方ない出すか」
ようやく出たのがダイヤの七。
「「「やっぱり持ってるじゃん!」」」
「はいはい負けた敗北者たちは黙っててくださーい」
「はぁはぁ。敗北者?取り消せよ今の言葉!」
そのネタは危ないからやめてね。
「ようやく七が出たか!これで動ける」
先生、私、キサクさんが順調にカードを出しお互い残り二枚づつになった。
そしてパスもできるのは残り一回。
「うわぁぁあああ!!!負けたー!!!誰?!ダイヤの十一止めてる人!」
「ダレモトメテナイヨー」
「ルナ!その渾身の棒読みやめろ!」
で、残ったのは私、先生、キサクさん、ルナさん。
私はダイヤの十一を持っていない。つまりそれぞれの手札合計六枚の中にある!
誰だ!持ってる人は!
出すカードがなくなっていく。次々と出る脱落者。
私、先生、ルナさんの残り三人。カードはそれぞれ一枚。パスはもうできない。
ターンが回ってくる。
「・・・パスです。負けました」
「え、ウサギちゃん持ってないの?」
「え」
ということは。
「先生!」
「くくくっ。順番が良かったよ。ダイヤの十一を持っているのは私だ!はい出してあがり!」
「ええ!ずーっと持ってたんですか?」
「そうだとも。ずーっと持ってた。この場のルールの特性を利用させてもらった。七が出てて数字が続いても誰も十二を出さなかった。あれは出さなかったのではなく出せなかった。ルナくん君が十を止めていたから。そしてウサギはルナくんが脱落して十が出たが十一は私が持ってる。最初にパスしたことでウサギには後がないことがわかっている。パスさせれば確実に勝てる!」
「マジすか!?」
「流石に読めなかったです」
「ハハ!一応この中で最年長だからね!負けるわけにはいかないのだよ」
「いや最年長はわしじゃ」
「え」
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