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東の番クロエ 

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ハルトは「母上。ハルトです。母上の事情は、聞いています。憎い相手の子供の私を、愛していてくれたと聞いています。お守りも、ずっと持っています。(古くなったお守りを出す。)
私を生んでくれて、ありがとうございました。短い間しか一緒にいられませんでしたが、愛してくれてありがとうございました。私には、2人の母がいて幸せです。それと。もうすぐ私の妻になる、リリアを紹介します。リリアこちらへ。」

「はい。ハルト様。お義母様。リリアと申します。ハルト様に出会えた事に、感謝を。私に、母様とハルト様に出会わせてくれた事に感謝を捧げます。」

「これからは、私が2人を今後増えるだろう家族を守っていきます。安心して下さい。」

カサ カサ 

風がないのに。葉が揺れた。

「きっと。私達の言葉が聞こえたのね。さぁ~ひとまず。食材を買ってから、家に帰って片付けをしましょう。」

「「はい。」」

「またね。」とお店がある方に、3人は歩いて行った。

カサ カサ…
「ありがとう。フローラ。」と
どこからか…聞こえた。
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