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東の番クロエ 

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私の魔法で、故郷のリーア国に帰ってきた。

まずは。森の近くにある昔住んでいた家に行き、荷物を置いた。(リホーム済み。)

その後。女王に謁見のために、城へ向かった。

リーア国の偉大なる女王フーカは私たちに。

「よくぞ。戻ってきてくれた。歓迎するぞ。」と。快く迎えてくれた。

それから。花屋に寄ってから、大きな木がある国の中心に向かった。

大きな木の少しくぼみがある場所に、花を供えた。

「父さん。母さん。トム。そしてクロエ。私たちは、帰ってきたわ。あなたの息子ハルトも立派に育って、もうすぐ結婚するのよ。あなたにも(少し涙)見せてあげたかったわ。向うで、愛するトムに会えたかしら。あなたを苦しめたあいつの最期に、やっと真実を言えたわよ。あなたにも…見せてあげたかったわね。クロエは優しいから、復讐を望んでいなかったかもね。ごめんね。(少し沈黙)私は、クロエとして生きていくわ。悪いけど~名前借りるわよ。文句は、会った時に言ってちょうだい。これから、私達を見守ってちょうだい。」

「母上。そこに私の実の母が、眠っているのですか?」

「そうよ。この大きな木はね。この国の住民が眠る、協同墓地のようなものよ。あなたの実の母クロエと祖母。祖父が眠っているわ。ハルトも、複雑な心境だと思うけど。この世に生んでくれた母に、挨拶をしましょう。リリアもね。」

「「はい。」」
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