龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜

両親 父ヤオ 母ミナ

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流石に真面目に働こうと、ヤオは街で仕事を探した。

なんとか。荷物を運んだりする力仕事で、体力を使うが少しだけ賃金が高い仕事につけた。

ミナは家の裏にある小さな畑で、自分達が食べれる分の野菜を作っていた。

そんな暮らしをして～２年後。

私は、妊娠した。

それから～少し経ち。

ヤオが働いていた会社が不景気になり、たくさんの従業員が首になった。
ヤオもその一人だった。

次の仕事は、なかなか見つからなかった。
(どこの街も不景気だったのだ。)

仕方がないので、一緒に畑仕事をしたり。森に行き。食べられる草や、川で魚を捕まえてきた。

しかし。妊婦に栄養も必要だ。
これから、どんどん必要な物も増える。
収入がないのは～まずいと感じた。

村長には、産婆の事をお願いした。それに妊娠した時に相談したら。街に、無料相談室があるから行くように言われた。
そこでは。毎月ではないけど。街の診療所で、無料で妊婦を診察してくれる日があるからそれを教えてもらった。

村長には、これ以上迷惑もかけられないので。

ヤオは、昔にお世話になった会長に相談した。

顔が広い会長のおかげで。

毎日ではないけど。
仕事を紹介してもらい、少しだがお金を得る事できるようになった。

頭を下げたくはなかったが、村の人達にお願いをしてお古をもらった。

みんな使いまわしで、ボロボロだったけど～無いよりはましだ。