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両親 父ヤオ 母ミナ

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何度も両親達にも、怒られたけどね。

いつか。勘違い男や女から、酷い目にあうと。

確かに。危ない事も何度かあった。同じ客に何回も指名され、本当に付き合っていると勘違いしていた男。その婚約者に、文句も言われた。両親に紹介しようと、ヤオを連れて行こうとした女性もいた。

その度に。会長が雇っている、用心棒みたいな人が助けてくれる。法律に詳しい人も、いるらしい。トラブルが起こる仕事だからだ。

心の中では「そんなのわかっている。それでも(悔しい)。生きるためには~。」と自分達で納得させていた。

両親には、もちろん。
村の人達にも、買ってもらったお菓子や本。生活用品を配ったりした。

村長は「すまない。」と渡す度に謝っていた。

私達の行動は~確かに。
仕事としては、褒められた事ではないけど…生きていくためにも。私達ができる事は…。

何年か雇ってもらったけど。

結婚をしたので、辞めた。
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