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ユリアナ達がフォール国に留学してから、1ヶ月がたった。

今日は、クリフ学院長との面談の日である。

仮教室でユリアナ達は、呼ばれるのを待っていた。(ガーベラ達は隣の教室)

久しぶりに揃ったユリアナ達は、忙しくて会えなかった時の事を報告しながらいた。

時々。隣の教室から、大声で文句を言っている声が聞こえてきた。

「なんだか騒がしいわね。あの声は~ガーベラ様ね。いちおう王女なんだから、品をもってほしいわよね。同じ国で恥ずかしいわ。」

「そうだな。王様や第1王妃様達は立派な方なのにな。やはり…アザレア様だな。」

「どうして。あの方を第2王妃にしたのか、国中が不思議がっているからな。」

「あ!そうなんですね。」

今度はユリハ達の声も聞こえてきた。

「ユリハ達もすごいわね。国でもあんな感じだったの?」

「私みたいな下級の使用人にも…届いていました。ただ。そういう(悪口)話をしている人は~いつの間にか消えているみたいで。みんな黙っていました。あ!第1王子と第1王女様は、優秀な方で民の憧れなんです。でも(濁しながら)王と王妃様がユリハ様にとても甘いらしくて。」

「ハハ。お!声がどんどん大きくなるな。あいつら先に面談終っているから、きっと思い通りいかなかったんだろう。」

し~ん…

「あれ?どうしたんだろう。静かになった。」

ドアがあき。

オーガストが「騒がしくてすまなかったな。あいつらは強制的に寮に飛ばした。ダル達は俺が連れて行くな。」とあっという間にいなくなった。

「ハハ。いないんなら…静かだね。」
へんな空気が流れていたが~その時。

ガゼルが現れ

「アルスト。学院長室に行くぞ。」

「はい。わかりました。」




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