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185 女子寮3-2
しおりを挟む部屋に入ると。
ソファにくつろぐ母アザレアがいた。
「ガーベラ。おかえりなさい。あら?(キョロキョロ)モネとランはどうしたの?」
テーブルにお弁当を置き。荷物は床にバァ~ン。
「お母様。聞いてよ。」と母に近づく前に「なによ~この部屋。狭いじゃないの!」と騒ぎ出した。
そんな娘とは反対に。のほほ~んとしたアザレアは「確かに狭いのは狭いんだけどね。船や馬車?よりは、広いじゃない。それに。ソファもベッドもふかふかなのよ。」
ガーベラがソファに座ると。
「確かに。座り心地が良いわね。ふかふかだわ。」
「ね。狭いのは多少我慢しましょう。まだ寮の部屋にしては、広い方なのよ。それよりも。
ランとモネは、どこにいるのかしら?やってもらいたい事があるのに。」
「いろいろ話す事があるから、食堂からもらったお菓子を食べながら話すわ。自動販売機のジュースもあるから。」
2人用のテーブルにお菓子とジュースを置き。椅子に座った。
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