籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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ルドとロザリアはSクラスで、オーガストからアレの様子を聞いてお互いに「「そうですよね。」」と予想通りだった。

オーガストが目で「早く行きなさい。」と訴えているので。

「「ハァ~」」と2人でため息をつき。9人を連れて、食堂に向かった。

ダル。ミカオ。ナナミは、静かについてきたが。
ガーベラ達は、ずっとブツブツと文句を言いながら。
侍女2人は何か言いたそうだったが、下を向きながらついてきた。

周りから見たら~近寄りたくない集団一行は、目的地の食堂に到着した。

ルドとロザリアは、ガーベラ達とユリハ達にそれぞれお菓子とお弁当を渡した。(ダル達にも。今日の夕食はお弁当になった。)

ガーベラは「モネは私の分。ランはお母様の分も持ちなさい。いいわね。」2人の前に出すと。

「「承知しました。」」と。
ガーベラから受け取った。

それを見てユリハとエイルは。
「良いわねぇ~。そうだわ。
ナナミ。あなたが、私達の分を持ちなさいよ。使用人なんだし。」

サラスも「そうだな。ダルかミカオ。どちらかが、俺の分を持てよ。」

3人が、自分達の分を渡そうとすると~。
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