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しおりを挟む「さぁ~そろそろ行こうか。」と当たり前のように、ユリアナを真ん中にして歩き出した。
その後ろを、他のみんなは歩き出した。
リリー達と一緒に歩いているシアカが(ルドがいないので緊張しなく歩ける)「リリーさん。カレンさん。あのリュカさんとアルトさん、ユリアナさんとは知り合いなんですか?失礼かも知れないですが~2人からユリアナさんにたいしての執着が、怖いぐらいな気がするのです。」
「確かに…異常だわ。昨日会ったばかりなのに。」
「ユリアナは、初対面と言っていたけど。あちらは昔から、知っているみたいなのよ。」
「そうなんですか。」
「ユリアナは、誰かと勘違いしていると思っているわ。1番の候補は、あなたの国の王女。ユリハ様ね。髪の色が同じで。名前が似ている。性格は全然違うけどね。」
「そうなんですね。ユリハ様だったら、大喜びでしょうね。」
「「そんな感じね。」」
「シアカにも聞きたかったんだけど~」リリーは気になっていた事を聞いてみた。
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