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風の音
寒さ
暑さ

「あれ?ローブを着ているのに。なんだか少し寒かったり、暑かったりするぞ。」
 
「もしかしてこれが、特殊な状態なのかしら?」

「外からも。今にも壁が壊れそうなぐらいの、強い風の音が聞こえるぞ。」

ザワザワ ザワザワ

「皆さん。落ち着いて下さい。3人とも落ち着いて。(私の声が聞こえないみたいですね。仕方がありません。)ロザリア3人をお願いします。」

「え~!また私に。ハァ~わかりましたよ。そのかわり。あの件の許可下さい。今日1日で私フォローばかりしてますからね。」

「……許可する。」

ロザリアは3人のもとへ。

「(私は2人の説得を)え~ユリアナとシアカ。制服のローブは、1人1人に合わせて注文しています。刺繍に関しては、着る人に合わせて特注なんですよ。刺繍に関しては、フォール国のしきたりがあります。詳しくは時期にわかると思いますが~それに。今はこの場なので、目立つかも知れませんが。学院内では。いろんな刺繍の模様が、ローブについている生徒ばかりですし(必死)誰も気にしないですし(必死)逆に羨ましがられると(必死)思いますよ。なので変更は、できません。あとから届けるローブも同じです。」

「わかりました。目立つけど、キレイですし。」

「目立つけど。確かにキレイですね。」

「2人にとてもよく似合う、素晴らしいローブですよ。」

「あ!風の音が止み。温度が戻ったぞ。」

「ヤレ ヤレ」とリュカ達の方を見た。
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