20 / 24
居酒屋
2話
しおりを挟む会議の時のように、子供向けのおもちゃについてアイデアを話していた時に。
会長がいたらしくて、声を掛けられた。
そして。どんなおもちゃかと説明すると、興味を持たれ直ぐに形にした。
試しに店に出したら、爆発的に売れたらしい。
この世界には、子供向け商品が少ないらしい。
あっても。危ない物も多かったり、子供用なのに子供向けではないのが多いそうだ。
今回は、積み木のようなおもちゃを提案した。
貴族からも注文が増え、庶民にも手頃な値段で人気になった。
近々。俺達3人は、下働きCから企画する部署ランクAに移動する。待遇が違う。一人部屋で1LDKぐらいある。お風呂もキッチンも。そして~トイレもある。作ってもいいが、食堂(ランク別にそれぞれあるが無料で提供されている)のメニューも豊富で味もよい。
お給料も良くなるらしくて、街に部屋を借りる人?もいるらしい。
ただ。気を引き締めないと。いつランクを落とされるか、わからない。実績を作らないといけない。
こんな時に。元の世界と、働いていたおもちゃ会社での知識が役に立つ。
幸いな事に、言葉や文字の読み書きはできる。
3人一緒なのも、心強い。
それにしても~なぜ?俺達はここにいるのだろうかと、新しい部屋で考える。
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる