7 / 24
ネット
1話
しおりを挟む私は現在。獣人達が住んでいる国にいる。
人は、私とあと数人いると聞いた。
まだ会った事もないが、同じ時期ぐらいに…この国に来たみたいだ。
今日は、私の結婚式。
この国の王族が着る特別な衣装を、身に着けている。
私の相手は、狼獣人でこの国の第3王子である。
控室に入ってきた王子は、男女問わず誰もが惚れてしまいそうなほどのイケメンだ。
容姿も完璧だ。
(私の好みでは、ないけど。)
他の者には目をくれずに、私だけを見つめ。愛おしく見つめるが。逃さないよと言われているようで、恐ろしく寒気がした。
手を差し伸べられ、私が手を乗せた瞬間。
強く引き寄せられた。
式前なのに…熱いそして深い口付けをされた。
自分で立つこともできず、当たり前のようにお姫様抱っこをされた。
誰も疑問に思わずに…そのまま式にのぞんだ。
式の最中。第3王子の腕の中。私は、今の現状を考えていた。
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる